詩小説『やることもないのなら続きをしよう』全ての若者へ。

エピソード文字数 518文字

やることもないのなら続きをしよう

汚れたぬいぐるみ枕にして。
口でゴムつけれると笑った。

リンスを切らしたみたいだ。
排水溝に昨日の夢は流れてく。

シャワーを浴びたら裸で出るつもり。
やることもないのなら続きをしよう。

痛んだ黄色い髪、搔きむしり、
怖いもんなんてまるでないようなふり。
いい加減で、軽いが、
格好いいと思ってる。

桃色の豹柄カーテン、なびいた。
友達は16で子供出来たと笑った。

パンツが少々見えても構わない。
心さえ透けて見えれば痛々しい。

彼氏に開けてもらった穴。
いまでは違うピアスが輪を作る。

ズレ落ちた胸元両手で引っ張り、
どうでもいいようなふりをして、
まじまじと見つめてしまえば、
リアルが怖いだけ。

なんだか萎えてしまったみたい。
空き缶を灰皿に煙草吹かす。

日焼けの跡をくっきりと残して、
ブラとパンツの形してた。

今何時だ。昼か夜かも分からない。
お腹もすかないから続きをしよう。

彼氏に、友達に、パパに、ママに、
浮わついた関係の中で。
大袈裟にはしゃいでも癒されない。
包まっても、薄っぺらいんだろ、
その毛布。

汚れたぬいぐるみ枕にして。
口でゴムつけれると笑った。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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