第28話 スーパーボール

文字数 142文字

 スーパーボールを壁に叩きつけるのが好きだった。
 コンクリートが打ちっぱなしの場所がベストで学校の体育館倉庫は俺の遊び場だった。
 その日も掃除をサボりボールで遊んでいた。
 自分のコントロールの上手さに酔っていると不意にボールが消え失せた。
 呆気にとられる俺の上からボールの雨が降った。
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