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文字数 1,062文字
そして私は教室のドアを開けた。
教室の中には、もうすでに何人かの生徒がいた。
そして私は自分の席を探し始める。
とその時・・・気になる存在を私は見つけた。
あっ、アイツだ!!。さっき私とぶつかったあの失礼なヤツが。
な・何でアイツと同じクラスなのよ!
もう関わりたくないって思ってたのに。
そして、あった・・・私の席。
私の席は窓際の後から3番目だった。
ふと隣を見るとアイツがいた。
何でよりにもよって隣の席なのよ!!!
最悪だ・・・。
そして先生がやって来た。
歳は30歳前後で爽やかな感じ。
うん優しそうな先生でよかったかも~~。
自己紹介か苦手だよ。次は私の番だ。
ダメだ、すごく緊張してきちゃったよ。何て言おうかな?
と私が言うとクラスのみんなが、プッと笑い出した。
とクラスの男子が言ってみんなが、うんうんと頷いて納得をした。
え?私何か変な事いったのかな?と
マリの方を見たら、マリも私を見て爆笑してる。
マリも何一緒に笑ってるのよ!!!
ふと、隣のアイツが気になりチラッとみてみたら
アイツも笑っていやがる!!しかも・・・不適な笑みで。
めっちゃムカつく~~~!
そして、すごく恥ずかしくなった私は耐え切れなくなって、うつむいた。
はぁぁ・・助かった。
でも恥ずかしいから今すぐにでも教室を飛び出したい気分の私だった。
そっか!私もあんな風にすればよかったんだ。
それにしても瀬川さんって可愛い。
いいな、あんなに可愛くて!お友達になれるといいなぁ。
そして次は、マリの番。
と可愛い声で言って最後にウインクをした。
マ・・・マリあんたって子は何て言う自己紹介をしてんのよ!と私は心の中で叫んだ。
私には絶対に出来ない芸だ!マリってすごい。
その途端男子からは
と言う声がたくさん聞こえてきて。
女子からは
て声がちらほらと聞こえてくる。
マリあんた・・・女子を敵に回しちゃったんじゃないの?
何かあっても知らないぞ。