詩小説『そんな高校生が嫌いで』全ての若者へ。

エピソード文字数 306文字

そんな高校生が嫌いで

なんだろ、この罪悪感。
別に悪いことしてる訳じゃないのに。

駆け上がりたい気持ち抑えて、
足音立てずに急な階段上がって。

物音に耳を澄ませながら、
ひっそり息を殺しながら。

彼女の部屋にある匂い吸い込んで。
音も、声も出さないように。

あれとあれとあれとあれをした。

大人になれた気になってる。

ひとつ上行けた気になってる。

もっと、もっとって。

そんな高校生が嫌いで。

そんな高校生だったことも事実で。

彼女もそんな高校生だったはずで。

でもそんな高校生だった彼女が好きで。

そんな高校生は大人になって。

そんな大人は高校生のままで。

あの部屋は宇宙だった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み