その1
文字数 1,621文字
作者の設定問答集です。ネタばれ、没ネタ含みます。ご了承ください。
さて、今回やらんとするテーマは、ぶっちゃけ、悪魔でも天国に行けるのかーーー? パフパフ!!
では、ゲスト回答者のみなさん。まずは、天使を代表して、池の女神さん。
ご紹介にあずかりました、池の女神です。良い子のみんなは、池のメダカと間違えないでくださいねー。
さてさて、悪魔でも天国に行けるのか?
これはもちろん、イエス!
もちろん、イエスです。
理由は簡単です。
なぜなら、神の愛は無限だからです!イエス!!!
ブッブーーー!!
ダメです。ダメです。悪魔は何をやっても天国には入れません。
どうも悪魔代表、メフィストフェレス=テレスです。
神の愛は無限です。ですんで、いらっしゃい、いらっしゃい。希望者はお救いいたします。
そんなはずは、ありません。だいたい天国を追放された者が悪魔なのですから、本末転倒、天罰罵倒です。
卵が先か、ニワトリが先か? 同じです。天国を追放されなかったら、そもそも悪魔じゃありません。
神の愛は無限です。
その証拠が悪魔の存在自体です。
神がその気なら、悪魔なんて全て、一瞬で宇宙の塵に返るでしょう。
でも、そんな事をしていません。聖書では神は一人の悪魔も殺していません。
神は悪魔を追放しただけで、しかも、地獄と言う住処まで与えているんですよ。
女神さまは、いつから仏教徒になったのでしょうか?
悪い阿修羅や鬼子母神、さらには孫悟空まで。
例え、悪行の深いキャラクターでも、御仏の教えに目覚めれば、晴れてブッダ、菩薩となりえるのは、仏教の世界観です。
キリスト教は勧善懲悪ではありません。完善懲悪なんです。
宇宙の塵から作られた天使は、一度汚れれば、決して許されないのです。
それは、ソースの二度漬け禁止と同じこと!
仏教では山のようにある、悪者が改心してブッダになる。
そんな話は、2000年のキリスト教会で、まったく一度もないのです!
例え、今まで前例がなくとも、最後の審判の日には、救われます。
悪魔と言うのは、言わば懲役刑か、むしろ執行猶予なのです。
最後に結局は滅ぼすと言うつもりなら、全能たる神は、何故すぐに悪魔を滅ぼさないのでしょう?
神は人の行いだけでなく、悪魔の行いも見ているのです。
神は悪魔すら救おうと考え、最後の審判の日までの猶予を与えたのです。
しかも、地獄と言う世界まで、神がわざわざ創造して住まわしているのですよ。
最初から悪魔を滅ぼすつもりなら、そもそも自由や、猶予を与えるような事はしません。
地獄は炎で燃えたぎっているように思われていますが、最も底は、サタンが氷漬けになっている極寒の地獄です。
と言う事は、極寒と灼熱の間には、調度良い温度の住み心地の良い地獄がありまして、えぇこの辺りを別府と言うんですが、、、あれ?
なんの話をしていたのでしょうか。