1.腐貴の人
文字数 806文字
腐貴 :
"to be or not to be that is the question"
と云うことで 腐貴(ふき)を作りました。
◉文字「腐」に反応して怒り狂うのはマイナスかと云うと、
そうとも言い切れないから「文明の進歩」は有難いかと云うと、
そうとも言い切れないから「更なる文明の進歩」は有難いかと云うと、
そうとも言い切れないが、見えてきたモノはあるでしょう?
➀野生動物も死んで腐って植物を元気づける事実を人間の科学は証明している。腐って貴い「有機肥料」であり、腐っている子どもを見捨てず励ますなかで己の勇気を湧かせてきた親であり、それは人の絆の基盤でもある。腐った経験をしながら人は温かく成長し・増殖する。人のこの尊さを認めたい。
②すなわち、私たち人間は素敵に想える「解」を求めてドコまでもドコまでも学び続けてきた末に現在に至った。怒り狂って止まっていたら現在は無かったし、満足して止まっていても現在は無かっただろう。未知の道中にあっていつも迷ってばかりだった先祖を持てたことに感謝したいと思えるのでないか?
⓷あら捜しして誰かを排除する人は多いかも知れない。あら捜しして排除されたくない私たちに違いない。あら捜しは「人間を排除する手段」として使われる。あなたの同僚でも後輩でも先輩でも、あなたのあら捜しする人を大切に想えないだろう。結局、あら捜しは人間嫌いを増やす駄目な思想ですね。
⓸それで、ここからどうする? この交差路からどう進むべきか?駄目な思想を知れば、怒っていても仕方なく、腐っていても仕方なく、気分を切り替えて生かすのが良さそう。腐らせてくれた人のお陰で勉強している私たち。腐ったものを栄養価の高い養分に替え、大きく飛躍する私たち…人間進化論!