第21話 4話目を書きましょ!

文字数 2,013文字

※ご注意 本編のネタバレがございます。

コチラの▶︎作品と合わせて

お楽しみいただけますと幸いです。

4話目を書きましたので、アップしました。お手すきの際にご確認おねがいします。
(ラストシーンが近いから2時まで書いちまったから、へろへろだぜ)
(俺はガッツポーズ取るくらい、やったぜ感あんだけど、問題は…)
(結構プロット無視しちまったことなんだよな。ラストとかも違うし)
(俺たちの戦いはこれからだエンドにしたくなかったし、一冊の本としての完成度も上げたかったし、何より平が勝手に動いちゃったんだもん)
…如月さん
ごくり

結論から申し上げると……めっっっっっちゃ良かったです!

素晴らしいです。 これが森巣と平の物語だったんだと、とうとう見せていただけた気がしています。 お疲れさまでした。

いえーい
基本軸である「森巣とは何者か」の答えがしっかり描かれていて、事件も過剰過ぎないのにしっかりハラハラします。そして滑川が正体を現したときは……いやあいいですね。あっ! と声を上げちゃいました。
「森巣良とは何者なのか?」という主題の話にしようと思ったのは、泉さんが打ち合わせのときに言ったフレーズが気になって、そのまま採用しました。あ、これしかないな、と。
そうだったんですね笑 でも、それが平と森巣の二人の物語の筋にもなっているんで、魅力がぐっと上がりましたね。
ここから全体を通してブラッシュアップをしていくことになるかと思いますが、このラストがある限り、絶対に大丈夫です!! 自信を持ってください。その価値がある原稿です!!!
いえーいいえーい
その上で、4話の足りないポイントをいうとするなら、「森巣とは何者か」という答えはあるものの、事前での「森巣に対する平の予断」が描かれていないのが気になりますね。
 あらゆる事実の演出は、予測とその回収で成り立っています。

森巣についても「平はもともとこう思っていたが、徐々に変化して、最近は○○だと感じ始めていた!

でも足りない、どこか違う。そう思って森巣のことを考えていたところに、森巣が本当に素を晒してくれた!!

(い、泉さんの妄想炸裂モードだ)
はぁはぁ、という流れがあると、ラストの演出はさらに強まるはずです。 4話冒頭「森巣とは何者なのか」と問うなら、平の仮説もぜひ語ってあげてください。予想があると、真実が明らかになったときに驚けますし、悔しがれます。 ぜひご検討ください!

平の予断・仮説がない、というご指摘その通りだと思います! 合間合間に入れようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。。。

おい
うっかり、うっかり

でも、神話的な存在だった森巣が、打ち合わせを重ねてまだこの年齢のときは人間臭さやかわいげがあったはず、と考えを改めることができました。素を晒してくれたという演出、今後意識し直して修正したいと思います…!!

俺も読んだ。4話目、随分よくなっていると思った!!如月くんは、ちょっとした文章がうまい。1から2へのヒキの作り方もうまいし、3の始まり方もすごくいい。

いえーいいえーい

まだ犯罪とか、人間関係が複雑に感じて、このような書き方でヒキが作れるのなら、さらに単純化しても、魅力は失わないと思った。

泉さんの指摘に僕も賛成。

どう削って、シンプルにするのかが、大切だと思う!

シンプル…人間関係も、モブといえば語弊がありますけど、名前とキャラをしっかり覚えてというキャラじゃなければ外見の描写か簡単な呼称でもよかったかな、とも思いました。減らせる感じだったら減らしてシンプルにはしたいですね…!

それ賛成!
4話目、みんなの言う通り、よくできてました! ちょっと滲んだ赤字入れた原稿をお送りしますね。
こ、この滲みには、まさか、涙!?
ぐすんぐすん

久しぶりに全話読み返したのですが、かなり面白かったですよ(笑)

このあと必要なのは、ともかく全体のブラッシュアップでしょうか。

かなり誤字もたくさんあるので、この機会にまとめて丁寧に修正をしていただければ、と思います。

誤字めっちゃあるんでそれ直したり、いらない設定のカットとか伏線の張り直しもしたいですねぇ。
全話書きましたけど、これからどういう流れにしましょうか?

プロの編集者も、何度も読み直すとどうしても目が滑るようになってしまうので、佐渡島さんと泉には、これでほぼ行けるだろう、という状態の四話になってから、チェック(粗探し)をしてもらった方がいいように思います。

賛成です!
俺もそれでいいよ!
じゃあ、全話の修正をする→泉さんチェック→佐渡島さんチェック→入稿に向けて動く、っていう感じにしましょうか。
そうしましょう!
というわけで、如月の改稿作業が始まった!

泉さんチェックまでの改稿は終わり、次の打ち合わせは9月15日(月)の予定となっている。

次の打ち合わせ記録が始まるまで、よければ改稿原稿をアップし始めましたので、そちらをお楽しみくださいませ!!
つづく
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登場人物紹介

如月新一

第1回リデビュー小説賞を受賞した小説家。

→『あくまでも探偵は』が2021年1月に発売。同月続刊制作決定。

しかし、一年が経った今もまだ、2巻は出ていない。

果たして書籍化というゴールに、再び辿り着けるのか!?


三日三晩に渡る河北さんとの決闘に勝ち、勝利、そしてついに…

講談社タイガ編集長に就任。

読んだら熱い感想を伝えて導く、頼れる編集者。

コマンド「おだてる」を駆使して、如月の筆を早める。

会うと男なので、ご用心。

河北

小説現代編集長(元講談社タイガ編集長)

第1回リデビュー小説賞で熱い意気込みをかけている。この物語はこういうことをしたかったのでは? と丁寧に整理してくれる。

小説 Don't dead,never die.Believe.

今は小説現代という戦場で戦っている。たまにポケットからオルゴールを取り出し、チーム「あく探」のことを思い出している。

佐渡島

コルク代表。

如月がコルクにいた頃の担当。

短く的確な言葉で、如月の迷ってるところを指摘する。

如月ポンコツモードを見抜き、迷走するとすぐに打ち合わせを提案してくれる。

ちなみにコルクとは出版エージェントだが、如月はいつから自分がコルク所属になったかを知らない。

2021年に如月がコルクを脱退。今までありがとうございました。

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