作家のアシスタント
文字数 1,336文字
メガネ君はさらりと報告したが、マリアの目がきらりと光るのを見て不安になった。
『お嬢様は悪役令嬢』『聖徳太子の
しかも、業務の一環ということで、アルバイト代を上乗せされていたので、裏バイトであるが、趣味と実益を兼ねていた。結構、美味しいかもしれない。
ついに言いやがった。
凄い発想だよ。
マリアは残念そうな顔をしたが、あっさりと引き下がった。
くるりと椅子を回して、パソコンに向かうとキーボードを打ち始める。
何か嫌な予感がするが。
そっと、背後からマリアのパソコンを覗いた。
クラウドワーキングサイト『ライターズ』に求人広告を出していた。
ライター募集と。
見なかったことにしよう。
そういう発想も無くないが、それでは自分の作品ではなくなってしまうような気がする。
いっそ、原作 坂本マリア、ライティング メガネ君と分業体制にしてみてはと思う。
と、良からぬ妄想に走るメガネ君であった。
(あとがき)
書籍化作家が絶対にやってはいけない7の事項 作者:みかみ てれん
http://ncode.syosetu.com/n2277ct/
こういう書籍化作家さんのエッセイもありますし、ブックマークが増えたり、人気が出て来たら、いろんなことに気を付けた方がいいです。
『なろう』で作品を書ける有利さはアクセス数が莫大で読まれ始めたら書籍化までできるというチャンスがあるということです。
ここから書籍化した作家さんはここのシステムの恩恵を受けて人気を保つことができます。ID削除したら、今はアルファポリスがあるので、そちらに移籍すればいいですが。
逆に埋もれる可能性もありますが、それでもここで書けるメリットは大きいのでID削除されないように、みかみてれんさんのエッセイを熟読しましょう。
それとこの話は実話でして、発想は凄いけど、流石にアシスタントまずいだろうと思うけど、将来的にそういうシステムが誕生しないとも言い切れないですね。微妙な話ですが。