ライバル出現!
文字数 1,122文字
私は店先で千紗都とブラブラ。
もう3月の初めで春の訪れを感じる中。
明るい午後の光を浴びながら、
すがすがしい。
カラフルなベストを着てほとんど金髪まで明るくした背中まで伸びた髪にの上にキャスケットを被って白いワンピースで
。
千紗都が前の仕事のクラブの仕事でお金を貯めて26歳の時に出店したこのお店は初めて3年くらいになる。
友達の応援もあって開店当時から忙しかったこのお店
「CAT SUGAR」(=キャットシュガー)は専門生の時は手伝いに行かないと間に合わないほどのお客さん達が押し寄せていた。
最近はそんな騒ぎは無いものの、
やっぱり土日は忙しいしウェブサイトでセール情報を出す時はホントに忙しい。
今日は土日でもセールでも無いからのびのびとしてられる。
「今日は早めにお店閉めて美味しいご飯&スイーツ食べに行っちゃうー?」
とか打ち合わせしたり。
そんな感じで、他愛もなく平和な日常がその日の内に突然に嵐になるなんて、予測なんて全然してなかった。
その日、
何人かのお客さんが買い物をしていって、
それに続けてある女の人が店に入ってきた。
黒いパーカーとスカートに紫のブーツを履いて、ツインテールで。
ぱっつんに切った黒髪から凄い眼力を放って、
私より小さいのに存在感強めで、オーラにビリビリしてた。
しかも、
「ねぇちょっと」
と、いきなり無愛想にも話しかけてきた。
「何か探してます?」
って私が言い返すと、
「ちょっと聞いてっ!!」
と、呼びかけを無視して大声で返事が帰ってきた。
ちょうど千紗都が休憩用のお菓子と飲み物の買い出しに出かけてて頼ることが出来ないから
私は焦ったけど、
でも経験からの知恵で、上手く場を治める為に、
案外冷静に、
「良かったらお力になります」って言ったけど、
「だったらジンヤと別れなよ!!」
ってその人にまたもや大声で言い返された。
私はびっくりして頭が真っ白になるような気分に包まれた。
「なんで私とジンヤの事を!」
って気が動転しながらも言った私に、その人は、
「あんた達をつけてたからよ。あんたとジンヤをね!!」
と言い返した。
「なんでそんな真似を?」
と私が質問すると、その人は
「私、ジンヤの元カノだもん!」
って即答した。
「えっ、マジ、なの!」
私は血の気が引いて後退りして、それで言葉を失った。
「咲知ただいまー!ピーチティーとかイチゴココアとか買ってきたよ!!あっ!いらっしゃいませー!」
って千紗都が帰ってきて上機嫌な中、お客さんに気づいて挨拶すると、
自称ジンヤの元カノのその人は突然店を走り去った。
「えっ、ちょっと、何何?大丈夫なの?」
って千紗都が目を丸くして聞いてきたけど、
私は
「心配しないで。何でもないから。」
って、千紗都に作り笑いをしてさっきの事を誤魔化した。
もう3月の初めで春の訪れを感じる中。
明るい午後の光を浴びながら、
すがすがしい。
カラフルなベストを着てほとんど金髪まで明るくした背中まで伸びた髪にの上にキャスケットを被って白いワンピースで
。
千紗都が前の仕事のクラブの仕事でお金を貯めて26歳の時に出店したこのお店は初めて3年くらいになる。
友達の応援もあって開店当時から忙しかったこのお店
「CAT SUGAR」(=キャットシュガー)は専門生の時は手伝いに行かないと間に合わないほどのお客さん達が押し寄せていた。
最近はそんな騒ぎは無いものの、
やっぱり土日は忙しいしウェブサイトでセール情報を出す時はホントに忙しい。
今日は土日でもセールでも無いからのびのびとしてられる。
「今日は早めにお店閉めて美味しいご飯&スイーツ食べに行っちゃうー?」
とか打ち合わせしたり。
そんな感じで、他愛もなく平和な日常がその日の内に突然に嵐になるなんて、予測なんて全然してなかった。
その日、
何人かのお客さんが買い物をしていって、
それに続けてある女の人が店に入ってきた。
黒いパーカーとスカートに紫のブーツを履いて、ツインテールで。
ぱっつんに切った黒髪から凄い眼力を放って、
私より小さいのに存在感強めで、オーラにビリビリしてた。
しかも、
「ねぇちょっと」
と、いきなり無愛想にも話しかけてきた。
「何か探してます?」
って私が言い返すと、
「ちょっと聞いてっ!!」
と、呼びかけを無視して大声で返事が帰ってきた。
ちょうど千紗都が休憩用のお菓子と飲み物の買い出しに出かけてて頼ることが出来ないから
私は焦ったけど、
でも経験からの知恵で、上手く場を治める為に、
案外冷静に、
「良かったらお力になります」って言ったけど、
「だったらジンヤと別れなよ!!」
ってその人にまたもや大声で言い返された。
私はびっくりして頭が真っ白になるような気分に包まれた。
「なんで私とジンヤの事を!」
って気が動転しながらも言った私に、その人は、
「あんた達をつけてたからよ。あんたとジンヤをね!!」
と言い返した。
「なんでそんな真似を?」
と私が質問すると、その人は
「私、ジンヤの元カノだもん!」
って即答した。
「えっ、マジ、なの!」
私は血の気が引いて後退りして、それで言葉を失った。
「咲知ただいまー!ピーチティーとかイチゴココアとか買ってきたよ!!あっ!いらっしゃいませー!」
って千紗都が帰ってきて上機嫌な中、お客さんに気づいて挨拶すると、
自称ジンヤの元カノのその人は突然店を走り去った。
「えっ、ちょっと、何何?大丈夫なの?」
って千紗都が目を丸くして聞いてきたけど、
私は
「心配しないで。何でもないから。」
って、千紗都に作り笑いをしてさっきの事を誤魔化した。