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文字数 254文字

二人ブランコに座って見た
あの雲まで染まった夕暮れ
まぶしくて視線をそらすその先に
夕日に照らされたきみの横顔が近い

はにかんで微笑むきみの視線は
夕日の方向
きみは?
まぶしくない?
きみはまっすぐみてるけど
その先にきみをキュンとさせるものが
あるんだよね

近くにいるから
きみの心は 視線の先は
ぼくじゃないのは知っている
一番近い友達の関係で
ぼくはきみを見守るよ
ただみてるだけで
意見も言えないくて
臆病でひきょうものだけど

ぼくはぼくなりにきみを守るんだ
ぼくはそばにいる
ぼくはとなりにいる
それできみが安心できるなら
それがぼくのかたち

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