ちょっと休憩 楽屋トークpart 2
文字数 769文字
アリア「お姉ちゃん、ヴァレ兄好きだったんだ?」
ミランダ「(きっぱり)推し」
アリ「は?」
ミラ「ヴァレ兄推しなだけ。恋愛してるひまはあたしにはない」
アリ(凛々しいよミラちゃん……)
アリ「ねーねー武蔵って誰好きなんだと思う」
ミラ「知らん」
アリ「興味なしかー」
ミラ「あんたがあり過ぎ。どうでもよくない? 他人のこと」
アリ「でも武蔵が水原好きだったらあたしライバルになっちゃう」
ミラ「(きっぱり)それはない」
アリ「断定?」
ミラ「武蔵と話した」
アリ「えまさか?!」
ミラ「(きっぱり)寝てない」
アリ「ほっ(安堵のため息)」
ミラ「あんたあたしのことどんだけビッチやと思うとる?」
ミラ「武蔵、あたしと同じタイプだった。恋愛してるひまはないって」
アリ「あー(納得)」
ミラ「あいつとは話が合うわ。
アリ「聞いていい? 例のハニトラ(わくわく)」
ミラ「あー」
アリ「クラス同じ? 佐藤兄」
ミラ「ううん、隣。アンブッシュした」
アリ「?」
ミラ「
アリ「あー。で?」
ミラ「普通に。『あのね、妹のことでちょっと。教えて』つって」
アリ「あたしダシにしたの」
ミラ「ダシじゃないよメインだよ。普通に主目的だよ。わかってないな」
アリ「で?」
ミラ「ま普通に。サイゼリヤ行ってカラオケ行って彼の部屋」
アリ「ぐわ」
ミラ「(まじめに)なんかね、ちゃんとしてんの。弟と同居だけど二人ともモノ少なくて。ちょっと惚れた」
アリ「わーい」
アリ「『ちょっと』?」
ミラ「(まじめに)まあかなり。相性もよかった。てか上手い」
アリ「あはは(汗)」
アリ(いまの佐藤兄に聞かせてあげたいなぁ^^)
アリ「でも恋愛はしないんだ」
ミラ「しない」
アリ「なんで?」
ミラ「(きっぱり)武士道に反する」
アリ「!」
アリ(いまのは聞かせてあげないほうがいいかも^^;)