詩小説『生成り色のサイダー』3分で青春が味わえる。全ての大人へ。

エピソード文字数 390文字

生成り色のサイダー

私が一線を越えた時
この世界は何色に染まるのか?

畦道のくだらない話は自転車の上で跳ねる
二人乗りは淋しささえも乗せてる

想像が追い越してしまうから
現実はついて行くのに精一杯だ

「どこ行く?」って聞かれた
「別にどこでもいい!」って答えた
ふてくされた君の顔に想った
だって君とならどこでもいいんだと

ふたりハマった生成り色のサイダー
君が押した自販機のボタン

赤いランプでうりきれの文字が浮んだ
呆れた顔してふたりでわけた

待ち合わせ場所も 約束もないままに
待てるほど未来の私も強くない

卒業したらどうするの?じゃなく
卒業したらどうしよっか?って聞け!
怒る私を不思議そうに眺める君
だってその方が一本道の未来に見える

断りも待ったもなく終わっていくのね
生成り色のサイダー 音も立てず消えた
ずっと続きそうな気がしてた......。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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