五、なぜコンタクトできないのか

文字数 13,199文字

おれも経験があるんですが、目上の人にコンタクトするのってマジで怖いんですよね。

例えば著作が10作ある作家だったら、10作全部読んでないと、なんか失礼なことをしてしまいそうな気がする。


なので、コンタクトするのも怖いんだけど、同じようにおれにコンタクトしようとする人もやっぱり怖いみたいです。


ということはお互いビビってビジネスチャンスを逃してても何も良いことはないわけで、この辺を何らか意識改革していきたい気がするんですよね。

至道先生も、この点に関して、確か奇妙なエピソードをお持ちだったと思うのですが……。


>坂場様

いい意味で「目的の為に手段を選ばない」ですね(笑)。

自分も目的を決めてから手段を考える方ですが、なかなか貫き通す事ができずにいます……(苦笑)


>「相手の期待の2.5倍で応える!」

>必ず返して下さります。

なるほど! すごく勉強になります!

まずは与えるところからですね……。



>架神様

>人物評価が押しなべて高いイメージ

えっと……そうなのですか?(汗) 

至道様にも人脈作りが出来てるとおっしゃって頂いて恐縮なのですが、その辺りの認識が自分にはありません。

そもそも人脈作りも出来てないし人物評価も低いからここに勉強しに来ているので……(笑)


なのでお答えつらいのですが、、リアクションとおっしゃったので、それの自分がしている事をお話しします。


まずは先方の目をみる、目をみて話をきく。

十くらい聞いて、肯定をベースに自分の考えを一くらいかえす

リアクションでしたらこんなところかと……。

目上の人へのコンタクト、実績が少ないとSNSで話しかけることすらかなり緊張して考えてしまいますし、「声をかけてみたい」と思っても相手が雲の上の人過ぎて間に人でも挟まないと「不敬にあたるのでは……」と思うことは多々あります。
たとえば私の場合はなろう座談会のあと書籍化打診が来た時にどうしたらいいかわからず、架神先生に間に入ってもらって新木先生に対応をご相談させて頂いたりもしました。
(最初架神先生に話を聞いてもらうときからビクビクしてました)

原因はやはり、相手に失礼にならないかというところが恐ろしいんですよね。
実績を作り胸を張って対話できる立場になるのが一番なんでしょうけど、どうしても力を借りたい場合というのはある気がします。
至道先生のおっしゃる通りあくまでも謙虚に、という前提の上で、意識改革や気をつけるべき点など他にもあるようでしたら私も聞いてみたいところです。

takigutir

目上の方へのコンタクトはやはりビビりますよね…。

書籍化決定している滝口先生ですらビビってるんですから。


言うても、僕とか何も成し遂げていないくせに架神先生架神先生と図々しく話しかけていますが(笑)

申し訳ございません。。

なぜコンタクトできないのか問題。


これは私もものすごくあります。

まさに架神先生のおっしゃる通りの感覚です。


解決方法は、

「嫌われる勇気」を持って

「積極的にコンタクトとる」


これに尽きるかと。


まあ、怖いですよね。

失礼しちゃうんじゃないかと思いますよね。



でも、実は大丈夫なんです。

失礼してしまうのでは…!?という意識がある方は

ほとんど失礼することはないんじゃないかと思います。



至道先生のおっしゃる謙虚、にも近いと思うのですが。




考えて頂きたいのですが、

皆様、逆に、失礼な人って、

どんな人でしたでしょうか…


自分が失礼するなんて、

夢にも思ってないような方じゃないですかね…

そんなこと考えてないような神経が太い方だからこそ

失礼な態度がとれるんじゃないかと(笑)


(実は失礼な態度とっても、

積極的な方が得をしたりはするのですが…)


失礼するかもしれない、

という意識があるということは

相手のことを考えているので

そんな無神経なことしないんじゃないかと思います。


で、魔法の言葉があります。

「勉強不足で申し訳ございません」


これを言えば、相手は

「いえいえ、全然」という感じになります。


そこで「本当だよ!勉強しろ!」

ってなんないんじゃないかなあ?


で、加えて言えば架神先生が昨夜おっしゃった

期待値コントロールです。



人脈築ける人はその後の行動が違います。


お会いした後、その方の作品を読み、

感想をメールにして、SNSでアップします。



そんなことをする方はなかなかいないので

確実に覚えてもらえます。



最初、不勉強でって言った後に

期待を上回る行動をとると、

確実にその後、気に入られます。




もちろん、全員にやる必要はなく

もっと仲良くなりたい相手だけで大丈夫かと思いますが笑



作家さん相手じゃない時は

お勧めの本とか漫画を聞いて

読んだ感想などをメールする感じでいいかと思います。

恐れ入ります、私しゃりおっとと申します。


ここに書かれているように「雲の上の方に話しかけるなんて恐れ多い」という思いから、今まで座談会を拝見しつつも一度も書き込めなかった者です。


>「嫌われる勇気」を持って

>「積極的にコンタクトとる」


との言葉に思い切って書き込ませていただきました。



多分この座談会に参加してみたいけれど尻込みしてしまう、私みたいな方ほかにもいっぱい居るんじゃないかなと思います。

shariotto

>しゃりおっと様


書き込みありがとうございます!

大丈夫です、私も大した身ではありません!


積極的な態度って素晴らしいですよね。

ありがとうございます!


尻ごみはもったいないですよね~~

>坂場様


こちらこそ返信ありがとうございます!

おかげで多少は表に出る勇気がわいてきた気がします!


これを機に読むだけの方も書き込んでみてはいかがかな~と

(私が言う事ではない気もしますが(^_^;))

shariotto

こんばんは。

>相手をビビらせる
あー……確かに仕事の方でも、相手が期待した以上の仕事ができるとその後の別の仕事に繋がりやすかった気がします。
しかし期待の2.5倍となるとなかなか難しそうです……がんばります……。

>キャッチフレーズ
自分のキャッチフレーズって何だろうなーと他所で友人に尋ねてみたところ、
「理系女子作家」みたいな返事が来ました。
理系の女流作家さんって結構いると思いますし、ここからもうちょっと修行を積んで私ならではのものが持てればと思います。
それまではきゃらふと大賞の威を借ります←

>目上とのコンタクト
最初の声をかけるところが一番ハードル高いですよね。
この座談会に参加されてる皆さんもですが、結構一旦話してみれば優しく接してくださる方が多いのですけど、それでも初手は緊張します。
それで結局話しかけられなかったりするので、私の知り合いのプロは「アマチュア仲間と思って話してたらあとから聞いたらプロだった」とか「アマチュア同士だったけど向こうが先にデビューした」とかがほとんどです。
(Twitterで一人だけ何故か向こうからフォローしてくださったプロの方がいらっしゃいますが)
嫌われる勇気を持って積極的なコンタクト、難しそうですががんばります!
いつも楽しく座談会を読ませていただいております。
あじふらい老師といいます。
ここまでの話を読ませていただいて、コネとはなんぞや、なるものが自分の中で見えてきました。

コネとは「コンタクトを取る際に、ビビらなくてすむ(このビビるは架神先生の意味ではなく、普通の意味です)」ものではないでしょうか。
滝口先生も、新木先生に相談するときはビビるとおっしゃっていますし、架神先生ぐらい実績がある人でもコンタクトを取るときはビビるとおっしゃっている。

至道先生も『共著を出そう!』の座談会で、""「至道と仕事したい」というお話を「どこどこの編集が言っていた」と聞くことがあります。でもね、誰も連絡なんてしてこないんですよ!"" とおっしゃられています。いまこの発言を振り返ると、プロの編集者の方もビビってるのではないかと思いました。

つまり、みんなコンタクトを取るのにビビってるんじゃないかなと! 僕も面識のない人にコンタクトを取る際はめっちゃビビります。これはプロもアマもおんなじなんだなと!

よっぽどおいしいビジネスの話ならば、このビビリを乗り越えて、嫌われる勇気を持ってコンタクトを取るんでしょうけども。
プロの編集者が持ってるビジネスのアイディアはそれだけじゃないでしょうから、いま嫌われる勇気が必要な話はおいといて、コネのある先生たちに頼めるビジネスの話を進めよう、ってなっていくと思うんです。

そうやって、後回しにされてきたビジネスのアイディアが、ある時コネが繋がって、仕事になるのではないかなと。

つまりこう、コネって実力有り気なんだなって思いました!

実力xコネ=仕事取り度

みたいな数式なのかなと。
実力が0だとコネがいくらあっても無意味だし、実力が100あってもコネが1だと仕事があんまりもらえない。
でも実力が5万ぐらいあればコネが1でも、相手が嫌われる勇気を出してコンタクトを取ってきくれるのかな~、みたいなことを思いました。

坂場さん、至道先生、架神先生のお話を読むと、もちろんコネとは仕事をとるだけではなさそうですね。コネにはもっと奥がある、僕のはコネの入り口部分ですね。


……ここまで書いて、すごく当たり前のことを言ってるような気がしましたが、気にせず投稿をさせていただきます!

aji_furai

お邪魔いたします。編集をやったり、漫画やイラストを描いたりしております、藤沢と申します。
こちらの座談会がスタートしたのと同じ時刻に、トークメーカーで「匿名歌会」という短歌会をしておりまして、最初からリアルタイムでは拝見できなかったのですが、コネ、気になる話題だなとおもって見に伺いました。

出版や漫画にかかわる期間が長くなってきて思うのは、コネは醸成されるものだなということです。20代の頃の人間関係は、粗も多いし、能力も人間性もまだまだ発展途上ってかんじで、いまでも思い出すと頭を抱えてしまうような恥ずかしい失敗だらけです。そんななかでも、知り合ってから付かず離れず10年以上も経って、ひょんなことでお仕事をご一緒にすることになったり、仕事を紹介していただいたり、ということが増えてきました。自分も相手も、仕事が成立するまでの間に、成長したり変化したり(稼げるようになったり絵や文章がうまくなったり)した結果、強固なコネに成長した、あるいは気づくとコネになっていた。という感じで…


コネをつくらなくちゃ!仕事とらなきゃ!って焦らずに、実力がまだまだでも、日常の人付き合いでへんな打算や裏切りをしないでいれば、コネって育つんではないかな…と思います。シナプス的に。

私の場合は、同じ高校出身の他業界の先輩方から仕事をもらう、ご一緒する機会が急に増えてきて、こうやってコネというか、人間関係って収斂していくんだ、と思ったタイミングがありました。仕事を求めてさまよった挙句、青い鳥を見つけた気分です。

先輩たちに頂いたコネの恩恵をうけつつ、今後は後進の人達のコネをつなぐ役割も担っていきたいなと思っています。


でも、そんな悠長なこと言ってられない!時間もったいない!という場合は、テクニックも有用ですよね。

焦って物欲そうに振舞っていた時には、モテないし仕事も来ないし散々でした。20代半ばの頃です。物が欲しくても「物欲しそうにみえない」ように心がけるといいのだろうなと思います。

「俺は物が欲しい!」って大声でいうのは、逆に清々しくていいかもしれないですよね。
架神先生はそのタイプなのでしょうか(ちがったらすみません)


ふーっ、今日の商談から帰ってきました。

レスはちょっと明日として、今日の結果から言うと……


・案件が2件具体的に前進

・未知数の仕事の可能性が浮上


3件全てに……夢がある……。

そして……もはや完全にコネだけで仕事が動いている……。


前々から薄っすら思ってたんだけど、これは結構、自信を持って言えるかもしれない。


編集者と3時間メシを食えば企画案が何かしら生まれる。


通るか通らないか、できるかできないかは別として、何かしら盛り上がって「ぎゃははは、やりますか!」みたいなノリになる。

3時間は言い過ぎかもしれない。3時間x5回とかかもしれない。ともかく会って話して盛り上がってれば、いずれこういう展開になる気がする……。


となると、作家は編集者と気軽にメシを食ったりできる間柄になるのが大事なのかもしれない。

>架神様

お疲れ様&おめでとうございます!

そして編集者とメシを食ったりする間柄になる方法を是非ご伝授ください!

架神さんにも事前に伝えたのですが、この座談会のパネリストは元々遠慮がちで、この話題ってどこまで書き込めばいいのか距離感がわからないところがあるんですね。クリエイターの皆さまがたとどこまで共有すべきなのか……。実際、ぼくだけ完全に浮いてしまっていて恥ずかしいし申し訳ない感じです。



>五、なぜコンタクトできないのか


あまり皆さまのお役に立てないとは思いつつ、以下は自分の文章ですが、


>これは経営者の視点からで、たしかに自分は必要な状況なら、それまで面識なかった方でも、直接ご連絡していきなり会いにいったりしてますね、普通に。


これは字面通りでして、「この人と話す必要がある」となれば、ぼくの場合普通にコンタクトします。真正面から、その会社にお電話差し上げて、「自分はかくかくしかじかこういう者で、こういう事情で〇〇さんとお話したい」とストレートに伝えればいいのです。電話窓口がわからなければ、その企業のメールアドレスでも何でもいいです。


やっていることは、通常の営業マンと近いかもです。でも、営業じゃないんです。こちとらコピー機売ってるわけじゃないし、まして売るつもりもないです。

これで目的の社長と交渉できます。あくまで自分の場合には、です。「何コイツいきなり来てんの?」と逆にビビられるケースはあるかもしれませんが、経営者同士だと、ビビったほうも「自分も頑張らねば」みたいな気持ちになるものです。


たとえば一つ皆さんにイメージしやすいものとしては、大手出版社(自費出版とか企画出版に手を出していない真っ当な版元限定)の編集者の方なら、「〇社長の本を出したいのですが」と言えば、100%に近い確率で目的の相手に会えるんじゃないでしょうか。100%は言い過ぎでも、打率8割くらいいくのではないでしょうか。


あと別に毎回色々な方にコンタクト作業をしたりしているわけではないので、その点も誤解しないでください。本当に必要なら業務としてコンタクトする場合があるってだけで、普段は別にそこまでしないです。それが必要なら普通にしますよ、くらいのことです。提携交渉、事業提案、仕入交渉、情報収集……ビジネスモデルを組み上げるのに必要なパーツがあれば、そりゃあやりますよ。


ここで議論に上がっているような「恥ずかしい(ビビる)」みたいな気持ちは、こうしたコンタクトについてはそこまで強く感じないですね。むしろこうした浮いた書き込みをするほうがバカ丸出しみたいで恥ずかしいです。コンタクトは、もっと大局的な「事業活動」としての括りであろうかなと思います。

さらに大きなところではこれが「国際外交」とかになっていったりしますが、外交官や政治家たちにも「恥ずかしい(ビビる)」という気持ちは薄いに違いないですよ。




……書き終わって気づきましたが、これは「コネ」ではないかもしれない。

単なるコンタクトの書き込みだった? いやでもエピソードタイトルが「五、なぜコンタクトできないのか」だったので何となく書いてしまい、書いたからには投稿してしまいます。また場違い感全開で申し訳ない……!

至道先生の話を考えるに
「相手が必要不可欠な場合は躊躇しないで済む」
という点があるのだと思います。

誰でもいい・曖昧・何かの仕事に繋がるかも・作風としてあってるかも……という方向に近いと声をかけづらいのではないかと。
逆に「世界でただ一人、この人しか出来ない」「この人が最大効率を出す」という確信があった場合、多少遠い人でもコンタクトせざるをえない状況になるのかな、と思います。
多少相手に嫌がられたとしても必要に迫られている状態、とも言えるかもしれません。

ではそのように自分を追い込むべきにはどうするか……というと重要なのは情報なのかもしれませんね。
相手の情報や自分自身がしたいことについて正確に情報が整理されているなら、「誰に声をかけるのが今自分のすべき最善の一手なのか」というのが即断できるわけで、「コンタクトを取る」という行動に出れるのかと思います。

takigutir

>三木先生


> リアクションとおっしゃったので、それの自分がしている事をお話しします。

> まずは先方の目をみる、目をみて話をきく。

> 十くらい聞いて、肯定をベースに自分の考えを一くらいかえす

> リアクションでしたらこんなところかと……。


ありがとうございます。

とりあえず目を見るところから初めてみるの、いいかもですね!


十聞いて一返すのは……うん、おれはできてないな……。

> 考えて頂きたいのですが、

> 皆様、逆に、失礼な人って、

> どんな人でしたでしょうか…

> 自分が失礼するなんて、

> 夢にも思ってないような方じゃないですかね…


それはそうかもしれないwww


「失礼だなー」って思うこと、おれはほとんどないんですが、稀にそう感じる相手は自分が失礼だと気付いてないと思いますね! 


まあ、おれの地雷が変なところにあるせいかもしれませんが……。そして、おれも邪険な扱いをしてしまうので、向こうも「失礼なやつだなー」と思ってるかもしれない……。

> お会いした後、その方の作品を読み、

> 感想をメールにして、SNSでアップします。


> 作家さん相手じゃない時は

> お勧めの本とか漫画を聞いて

> 読んだ感想などをメールする感じでいいかと思います。


坂場さん……そこまでやってたんですね! グワーッ!!


……あ、でも、おれも極稀にだけど、やってるな。

本能的にやってたのかもしれない。

>shariottoさん


> ここに書かれているように「雲の上の方に話しかけるなんて恐れ多い」という思いから、今まで座談会を拝見しつつも一度も書き込めなかった者です。


おおう……おれたち、そんな感じで思われてたのか……。


これは、おれが「ヒィ~、雲の上!」って思ってる人たちも、自覚としてはそんなことないのかもしれないな。

よし、機会があったら鳥山明先生にも馴れ馴れしく話し掛けてみよう……。


>上尾さん


> しかし期待の2.5倍となるとなかなか難しそうです……がんばります……。


そこで期待値コントロールですよ!

「自分は30点くらいの仕事しかできませーん」みたいな顔してれば75点で2.5倍ですよ!


いやまあ、30点の仕事しかできなかったら、そもそも仕事振られないと思うので、60点くらいの顔して95点でいいんじゃないですかね。


> 「理系女子作家」みたいな返事が来ました。

> 理系の女流作家さんって結構いると思いますし、ここからもうちょっと修行を積んで私ならではのものが持てればと思います。


これは全然アリだと思いますよ。

確かに、理系の女流作家は結構いると思います。


しかし!


いるけど…………主張してない!

自分は「理系女子作家」だと叫びまわっていない!

それは! 実際! いないも同じ!!!

>あじふらいさん


> プロの編集者が持ってるビジネスのアイディアはそれだけじゃないでしょうから、いま嫌われる勇気が必要な話はおいといて、コネのある先生たちに頼めるビジネスの話を進めよう、ってなっていくと思うんです。

> そうやって、後回しにされてきたビジネスのアイディアが、ある時コネが繋がって、仕事になるのではないかなと。


いま、ちょっと取り掛かりかけてる仕事は、その出版社の別の部署とおれが仕事をしたことがきっかけで、「勇気を出してメールしました」と言って来ましたね。


そ、そんな機会とか待たなくても……! いつでも気軽にメールしてくれていいのに!! 

たぶん、何かしらのきっかけがないと、そのちょっとした一歩、ごくちょっとしたハードルを踏み越えれないんだと思います。まあでもそうだよな~。

> 作家さん相手じゃない時は

> お勧めの本とか漫画を聞いて

> 読んだ感想などをメールする感じでいいかと思います。


>>坂場さん……そこまでやってたんですね! グワーッ!!



た、たまにです。

仲良くなりたい人にはそこまでするんじゃないでしょうか…


皆様もガッキーと会えると分かったら

ガッキーと仲良くなるために

全作品見たりしませんかね…笑


>藤沢先生


> こちらの座談会がスタートしたのと同じ時刻に、トークメーカーで「匿名歌会」という短歌会をしておりまして


先生、「匿名歌会」にリンク貼ってくださっていいんですよ! ばんばん宣伝してください!!!


> いまでも思い出すと頭を抱えてしまうような恥ずかしい失敗だらけです


俺も恥ずかしいです、ギェエエエェッッ!!!!


> 「俺は物が欲しい!」って大声でいうのは、逆に清々しくていいかもしれないですよね。

> 架神先生はそのタイプなのでしょうか(ちがったらすみません)


おれも「欲しい!」と言っても、あんまりもらえないですね!!!!


ただ、おれが架神恭介クリエイターページで「おれの相場は400字5000円くらいだ」「400字5000円で発注してくれ!」と言ってるのには理由があって、「幾らか分からないので頼みにくい」っていう人が一定数いるんですよ。


前にも書いたけど、おれは別に個人の同人誌の寄稿依頼でも受けます。400字5000円くれるならね!(実際に受けたこともある) 「こんだけカネをくれ」と言ってるのは、頼みやすくするための措置なんです。


あと1時間5000円で創作相談も受け付けていて、あんまり割に合わないので今は大々的に募集はしてないけど(10万字の小説を読んでから1時間相談に乗って5000円とかですからね!)、これも元々は「相談したいけど、言い出しにくい」っていう人が結構いたので値段を付けたところがあります。お金を払うのなら商売になるので相談しやすいんですよね。岡田さんもそれで話し掛けてくれたし。


じゃあ、「架神恭介クリエイターページを見て仕事を発注した人がいるのか?」となると、ああ、うん。いねえよ……!

最初は恐れ恐れでも、話しかけると慣れてきます。

雲の上の存在も、いい意味で普通の人間だってことがわかると

話しかけられるようになります。


その為にもとにかく場数、かなー!


>三木先生


> 編集者とメシを食ったりする間柄になる方法を是非ご伝授ください!


いま担当してもらってる編集者とそうなるのは、やや難しいかもしれませんね……。

もうビジネスが前提の付き合いなので。


そうではなく、プライベートで知り合った時に「次に繋げる坂場メソッド」で、一緒に食事などをして、そのノリでビジネスな関係を始めるのが良いのかな、と思います。

で、話しかけるコツは2つです。


緊張していることを隠そうと思わない


相手が緊張しているのを見て、

不快になる人は少ないと思います。


自分も、相手が自分に会うために緊張しているとしたら

なんか嬉しくないですか?


俺に会うためにこんな緊張してくれているの!?

って感じで。


なので、そのまま出しましょう。


逆に変なこと言っても、

「す、すみません、き、緊張してて

へ、変なこと言ってしまってるかもですが…汗」


と言えば、大体の方が許して下さいます。

とても楽です。

あとひとつは、何でもいいから

とにかく覚えていることを「具体的に」話す。



もし、沢山覚えているものあれば

なるべく「マニアックなもの」を話す。



> 「恥ずかしい(ビビる)」みたいな気持ちは、こうしたコンタクトについてはそこまで強く感じないですね。


至道先生の「いや、おれはビビらないけど?」頂きました! ありがとうございます!!!


こういうのがあるから至道先生の知見はありがたいんですよね。おれたちとは別の次元の感覚の世界がある。至道先生の視点があるからこそ、この座談会は個人事業主の小さなスケールを超えたところを包含しつつ進められている。

具体的に、というのはちゃんと向き合っていることをアピールできます。


「(作品名)、好きです!」


というよりは、例えばスポーツ漫画だったら


「●●との試合の▽▽(相手チームのキャラ)の

『□□』っていうセリフ、

自分の部活でも同じようなこと思ってて…

超熱かったです!!」


の方が、この人本当に読んでくれているかどうかがわかりますよね。

> 至道先生の話を考えるに

> 「相手が必要不可欠な場合は躊躇しないで済む」

> という点があるのだと思います。


> 逆に「世界でただ一人、この人しか出来ない」「この人が最大効率を出す」という確信があった場合、多少遠い人でもコンタクトせざるをえない状況になるのかな、と思います。

> 多少相手に嫌がられたとしても必要に迫られている状態、とも言えるかもしれません。


そして至道先生の書き込みから、滝口先生のこちらの視点も導き出される。

ビビらない、ということは何かがあるわけで、それは確かにこれかもしれない。


おれもダンゲロス・ボードゲームで色んな作家先生にオファーしなければならない時は、くそびびり上がってましたが、それでもオファーしまくった! 意外とみんな暖かかった!! なんでびびりながらもオファー出来たかと言えば、クラウドファンディングでお金が集まりまくって、「もうとにかく勉強不足でもなんでもオファーしまくらなければ間に合わない! 死ぬ!!」みたいな状況だったからです。


クッッッッッソきつかったけど、実際必要に迫られればオファーできる! クソきつかったけど!!!

そういえば、先日、漫画家ビジネススキル講座で

私の後輩が来ていて、知り合いの漫画家さん紹介したら


「わー読んでました!ああ、ごめんなさい、

キャラの名前までは覚えてないんですけど、

●●での戦いの話がめちゃ熱かったです!」


と言ってました。


それでも、言われた漫画家さんはとても嬉しかったと思います。


キャラの名前を言えないならお前とは話さない!

なんて思う方はいないと思うので…!

グワーッ! この座談会が今日で終わりだって忘れてた!!!!


本日20時で終了なので、パネリストの皆さん、なんかまとめ的なやつをお願いします。

「信頼は貸し借りできるのか」まで進めなかったのが残念……!(これ、実はかなり気になってる)

「マニアックなもの」


というのは、やはり、

とにかく具体的にってことです。


私は某超人気作家さんにお会いした際、

今連載の超人気漫画は全部はチェックしてなかったのですが

実はデビュー作を読んだことがあり、

それにはすごい感動していたのですね。


なので、

デビュー作の●●、あれ読んだ当時、

もう本当に鳥肌立ちました」


と伝えました。(もちろんおべっかではなく、本音ですよ)



多分、今連載中の作品の感想を言う方はごまんといると思いますが

デビュー作にまで伝える人は少ない。



しかも、デビュー作の話しかしてないのに

自動的に、相手方には

「多分、俺の作品めちゃ好きなんだろう」

と思わせることができるのです…!



別にデビュー作読め、ということではなく、

ある部分しか読んでなくても、

その読んだ部分の話をとにかく具体的に話します。


勿論その作品が面白ければ素直に褒めますし、

褒めたくないのであれば

別に嘘までついて褒める必要はないと思います。



具体的な話をすると、褒めてなくても

相手は褒められたような気になりますので。



これは慣れたらできます!

効果は抜群ですよ!!


グワーッ! この座談会が今日で終わりだって忘れてた!!!!


あ、今日までだったのですね!

ありがとうございました!!


信頼は貸し借りできるのかについては

またいつかできたら幸いでーす!

>坂場さん

今日の20時までなので、なんか! なんか急いで! まとめ的なことを……!!!

> キャラの名前を言えないならお前とは話さない!

> なんて思う方はいないと思うので…!


これはそうだと思います。

というか、そもそも読んでくれていた時点で嬉しいので、大抵のことは大丈夫です。

うろ覚えでも大丈夫です!


ただし、よくない例もあります!

これは絶対にダメだ、気をつけなければいけない、という具体例を提示するので参考にしてくださいね!!!


 ***


飲茶先生「おれ、架神先生のこと、ずっとすごいなって思ってて」

架神「えっ、そうですか、えへへへ」

飲茶先生「あんな大ヒット作品をどんどん生み出して……」

架神「いや、大ヒットだなんて、そんな」


飲茶先生「めちゃくちゃ面白かったですよ、架神先生のダンガンロンパ」

架神「ちがう、おれのはダンゲロス」


や、や、や、飲茶せんせーーーーーーーーーーー!!

この場におりましたが、聞いて大爆笑しました。


まあ、こんな風にネタになればOKだったりもしますが笑


ちょい、今読み返してまとめられないか見てます…!

読んだけどまとまらない!


とりあえず私が言いたいのは


●自分の最終目標を明らかにする

(自分の利益もいいですが、貢献系のものも)

●その為に「与える」ギブ精神を誠心誠意持つ


これです!


その為にお勧めなのが

幹事することです!!!


29日は幹事すると

仕事にも恋にも困らないよって話もしたいです!!!

座談会終了間近ということなので、自分もまとめさせていただきます。



彼を知り己を知れば百戦殆うからず

という戦略戦術の要諦があります。


今回のトークメーカー座談会のテーマ「コネ」の研究は、「彼を知る」ための方法論の一つです。

ですが皆さん、「己のこと」「己を取り巻く物事のこと」をちゃんと理解していますか?


自分自身や世界のことを何も考えていない人があまりにも多いのではないかと感じています。

それらと真摯に向き合えば、彼との戦い方もわかります。味方になってくれる方法もわかってきます。


あなた様のことをぼくは知りませんから、あなた様個人の地図を提示することはできません。

その代わりに、ささやかですが、架神さんとの共著『リアル人生ゲーム完全攻略本』(筑摩書房)は世界の地図のほうを提示しています。本当はこの10倍の分量にしたいのですが、入門書中の入門書ということもあり、言葉足らずなところを覚悟してこの分量に収めています。

負けている側の人にはかなりきつい話も多々あり、怒りすらぶつけられるかもですが、自分の立ち位置を知らないと勝つこともできません。今負けてたっていいじゃないですか。己を知ることが先決です。まずは自分と、自分を取り巻くものごとの地図を整理し、戦いに備えましょう。

たとえ今コネづくりに四苦八苦していても、自分と身の回りの物事に対する理解が深まれば、コネなど意識せずとも必要に応じて形成されるようになります。初めての相手にアクセスするときも動じなくなります。


だから、コネづくりと、自分や世界の理解は平行して進めるべきことです。

彼を知るだけでなく、自分のことをちゃんと知っておけば、たったそれだけのことであなた様の勝ち筋が見えるものと思います。


今回の座談会も、皆さまどうもありがとうございました。

架神先生、レスポンス感謝です。そして「匿名歌会」へのリンクも!
さらに、自主企画で「ハロウィンナイトカフェ」というのを開催中です。

ハロウィンパレードの夜の喫茶店をみんなで盛り上げようというちいさなシェアドワールドです。よろしかったら遊びに来てください。


>ただ、おれが架神恭介クリエイターページで「おれの相場は400字5000円くらいだ」「400字5000円で発注してくれ!」と言ってるのには理由があって、「幾らか分からないので頼みにくい」っていう人が一定数いるんですよ。


値段を表明するという試みは、すごく正しい! 怖いことでもありますが、フリーランスでやっていくってこういうことかもしれません。作家は、つい自己評価低くしがちで、「見積もり出して」といわれると、安めに設定してしまったりするものですよね。自分を安売りしない勇気が必要ですね。

コネとはなんなのか…
そもそも、コネがなくてものし上がれるから、ひとは作家になりたがるのではなかったのか…と思いががらのぞかせていただいた座談会、とても興味ぶかかったです。
ありがとうございました!
交流会、ご盛況でありますように!

坂場さん、至道先生、お二方ともありがとうございました!


おれからのまとめは…………


まとめはマンガ新連載研究会でやるぜ!!!

10/29 マンガ新連載研究会・定例勉強会にて、「おまえたちはまだコネのなんたるかを知らない」開催します!!!!


いえーい、壮大な宣伝いぇーい!!!


みんなー、マンガ新連載研究会で待ってるよー!!!!



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※コラボに参加するためにはログインが必要です。ログイン後にセリフを投稿できます。
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登場人物紹介

架神恭介


作家、漫画原作者、ゲームデザイナー、サロンオーナー。

今は概ねコネで仕事を作って食ってます。

20代の頃はコネが全く役に立たなかったのに、30代になってから急激に役立ち始めたのでコネの正体を探りたい。


架神恭介クリエイターページ

至道 流星 (しどう りゅうせい)


小説家、システム開発、会社経営などに携わる兼業クリエイター。

小説、ビジネス書、漫画原作など50冊ほどの著作がある。海外翻訳も多数。創作者というよりビジネス色が強いクリエイター。


◆主な著書

小説『大日本サムライガール(全9巻)』『羽月莉音の帝国(全10巻)』『破滅軍師の賭博戦記』

(※そのほか多数!)

坂場有妃子


漫画家エージェント、マジメント会社「クリアーティ」代表取締役。

2010年より異業種交流会を月1~2回主催。毎回30名~150名参加。のべ8000人参加。

会からの縁で作られたカップル&結婚50組以上、漫画家さんの仕事の縁も50件以上つないでいる。


家族に漫画家がいるので、漫画家はじめクリエイターに不利益な活動は絶対しないということがモットー。


【クリアーティ】 

Twitter:https://twitter.com/creartiofficial 

FACEBOOK:https://www.facebook.com/creartiofficial/


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