鳥肌

エピソード文字数 196文字

 金曜日の午後八時を過ぎた頃、ぼくは彼女の部屋でこっそり音楽番組を観ていたら背後からとつぜん男の子のぬいぐるみがしゃべった!

「日本のロックも地に落ちたもんだな、ギェーヒッヒッヒッヒッ」
「うわっ」ぼくは鳥肌を立てて後ろを振り向いた。「あーびっくりした!」
「まんまと騙されるとは、間抜けな野郎だ」

 納谷六朗の声を完璧に真似た、声優志望のぼくの彼女の名は――チャッキーならぬ千明だった。
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