「la karda」を読む:前置き

文字数 875文字

coicoi(ショイショイ)。さて始めようかな。今から扱ふのは、人工言語ロジバンの入門教材「la karda(ラ・カルダ)」です。
君はまだロジバンを体系的に学んだわけではないから、この機会にロジバン初学者へクラスチェンジ、したいね。
まあ、はい。…今まであなたから聞かされてきた情報が断片的過ぎて、もう頭から全て抜け落ちましたので…ゼロからのやり直しです。
je'e(ジェヘ)[諒解]。ちなみに、この「la karda」は、数あるロジバン教材の中でも一番若い部類で、日本語版はまだ見かけませんので…既に著者のcadgu'a(シャドグハ)さんの許可も頂戴してありますし、この場で逐一、翻訳・引用しながら進めて行けたら、と。

L4B」とか「Wavelesson」などの比較的大きな入門書は既に日本語版もありますけど…その前段階において、ロジバンなる未知の言語の概略をザッと摑むための資料として、この「la karda」は好評なんですよ。…今の君に向いてますよね。

はあ、それはそれは。…まあ、和訳さへ下されば、少し頑張つてみます。

ま、本当は「はじロジ」シリーズみたいな、日本語圏で定評のある教材で始める方が、君の負担も少なくて済むんだらうけど…折角の新教材、一緒に味見してみません?

…何だかまるでぼくが実験台か毒見役にされるみたいにも聞こえますが…。
さてさて中身に参りませう。…ちなみに、手元に用意したのはロジバン公式ウィキ内の「la karda」ではなく、著者サイト上の「la-karda」です。見たところ、こちらのが更に新しいので。
とはいへ今現在はそこまで頻繁に更新されるわけでもない感じなので…ここに用意してあるのは令和元年八月某日時点での情報です。必要が生じたら逐一最新版を確認することにしませうか。
うーん…ここまでの前置き話が案外長引いてしまつたので、ここらで一旦休憩にしませうかね。一日くらゐ。
燃費悪過ぎやしませんか、それは……。
ま、資料は逃げませんので、先を急がず、焦らず参りませうよ。fe'o(フェホ)[談話終了]。
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