詩小説『変わっている女の子』3分の想い出。あの日に帰りたい大人へ。

エピソード文字数 532文字

変わっている女の子

僕の部屋に甘い香り残しって行った。
君の香りに包まって今日は眠るとするか。

悪戯にからかってみたけど
まさかこんなことで泣くと思ってなかった。

誕生日0時きっかりに、
電話をかけてきたっけ、

冗談めかして、笑って見せた、
あなたは元気でいますか?

しましまのハイソックスから、
見える白い足、思い出した。

打ち明け話にあった。
理不尽な理由で虐められてたとか。

そんな話に、どんな顔をしてから、
なんて言ったら良いのか分からなかった。

ねっ転がったまま、見つめ合った。
あなたはなにしてますか?

変わっているくせに、
綺麗な女の子だった。

しっかりしてるよに見せて、
抜けてる女の子だった。

コタツに潜る、冷たい朝方に、
天井見上げたまま話を続けた。

帰るなんて言い出す前に、
時間を止めたかった。

僕だけにしてくれた話があったね。
あの話未だに僕だけですか?

気づかないふりしても、
気づいてしまっていた、
好きという想いは、
ひた隠したままだった。

だって気づいてしまっていた。
報われることはないと。
だって気づいてしまっていた。
特別は特別じゃないと。

あなたは元気でいますか?
あなたはなにしてますか?
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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