第28話 ありがとう

文字数 276文字

つい数年前なら、男女の愛の物語をドラマで見ていたとしても、こんなにも深く強かに感動することは出来なかっただろう。

わかろうとも、わかりたいとも、それに価値があるとも、すべてが自分には関係のないことで、一生、そういうのには部外者として背を向けて生きて行くのだろうと想ってた。

もし、この想いが成就されることなく終わったとしても、もう以前のように自分の感性・神経・感覚を麻痺させることなく、心を開いて生きて行くことに決めている。

すべては自身にとっていつでも最善・最良の方向へと続いている。それが今まで生きてきて深く実感していることだ。

人生は想いこんだ者勝ちだ。
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登場人物紹介

彼女

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