カバオくん

文字数 614文字

探し物というのは、不思議なものだ。

 今日は疲れたので11時で早退してきた。早退の原因は、腹が減って力が入らないというだけだ。アンパンマンのカバオくんも、仕事をしたらこの理由で早退するに違いない。

 日が差してるから寒さをあまり感じないのか、朝湯船に浸かったからか、寒さを感じない。

 朝、ゴミは捨てたが、部屋の掃除をしていないので、ぬこ様の毛が散り放題である。

「おなかがすいて力がでないよ」
 それで退勤出来る働き方改革にしてほしい。そうなってしまうと使えなくなるサービスも多いが。それでは、誰も働かなくなるだろうそれは困る。私のみ有効にさせてくれ。

 話を振り出しに戻そう。
探し物というのは、恐らく人間のみに充てられたものではないと思う。うちの猫もたまに何かを探している。そういうことにしよう。

 それで、探し物が何故不思議かというと、見つけたときの喜びがたまらない。それなのに、見つからないときの喪失感は、大体のものには無いと思っている。その内見つかるだろうと。例えば輪ゴムとか、ペンとか。爪切りや、ハサミはなかなか悔しい。
 勿論、鍵や財布を失くした焦りは凄まじい。
「あった!」という喜びは、陽のあたる場所に植えられた向日葵(ひまわり)のように晴れやかだ。

 しかし、それは元々自分の所有物なので何故見付けて喜ぶのか不思議というもの。

 書いてて眠くなって来たので寝ることにする。私のサービスはカバオくん級と称されていよう。

 おやすみなさい。
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