バウラーの悲劇 完結編

文字数 716文字

 帰宅後、夕飯もそこそこ、バウルーの蝶番に埋まっている金具外しに取りかかりました。

 が。釘を当ててハンマーで叩いてもびくともしない。
 小さな窪みが出来ただけです。



 これは、A氏との力(リアルに腕力)の違いなのか、10年以上という時間が、金具と本体を必要以上に密着させているのか。
 潤滑オイル注した方がいい、という記事も見ましたが、そもそもそんな隙間も見当たらない。そもそも潤滑オイルないし。

 ポッキリと折れたのを機に、ガシガシ洗いまくって油汚れを綺麗にしたのが逆にいけなかったのか? 

(バウルーの欠点として分解できず洗いにくい、というものがあり。だから改造する人が続出するのでしょうね)

 で。
 どうせ壊れているんだし、外れないなら、抜けないなら。

 掘ろう。

 ここら辺、大雑把なこーじーです。典型的なB型です(いま、世の中のB型の人を敵にまわしました)。

 こんなこともあろうかと、思ったのかどうかは定かではありませんが、なんと100均で買ってきた穴空けドリルのヘッドが!
 ちゃんとネジと同じサイズです。
 そして、ガーっと掘りました。金属片が順調に飛び散ります。
 100円とは思えない破壊力です! 恐るべしダ◯ソー!

「ボコッ」
 掘り進んでいくと、最後に栓が抜けるように破片が落ちました。



 そして、他の部位も問題なく貫通し(何となく楕円形に変形しているのは、多分気のせい)。



 あとは、ネジを留めるだけ。所要時間30秒!



 やった、経費500円ほどで、新生バウルーが帰ってきました。
 バウルー復活! 取り外し可能にクラスチェンジして再降臨です、バウルーRです!

 週末は久しぶりにホットサンドが楽しめそうです……しまった、食パン買ってない~!







 
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