波打ち際と私達2

文字数 451文字

ナオトくんには言ってないけど
この場所が2人の砂のお城だと思っていた。

2人で過ごす時間が砂のお城だと思える。 

クラスでは蒸し暑いって感じがするような同級生とのやり取りでわいわい賑やかだけど

ナオトくんとは不思議とどこまでもサラッとしていて一緒にいて心の肌触りといえる部分が気持ち良く思う。

少しはムカつくけど、でもそれくらいは普通。

2人のこの関係がいつ終わってしまうのかなって考えると切ないなって思うし、

儚げな感じがするから

それで砂の城に例えられる。


それに、まだ原因はある。

ナオトくんって良く話してくれるけど
不思議と何も誘ってくれない。

ほんと、いっぱいお喋りとして笑ったりふざけ合ったりするのに。

だから輪郭の無い曖昧な感覚。

ただ、この場所が2人の殆ど。

壁に飾られた絵の中の様な、そんな感じ。


でもやっぱりエタニティだって思う2人の事。

間違いなく好きだなってこっそり思ってる私。

この気持ちをどうすれば良いのだろうと
抱えるには複雑な気持ちがみつめる長いナオトくんのまつげの先と淡いブルーの波間と一緒に揺らいでいた。



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登場人物紹介

のあ ...主人公。明るくマイペースな女子。中学2年生。

ナオト...主人公に家が近い。気まぐれでマイペースな男子。高校2年生。

みさき...主人公のあの親友の女子。

達弥...主人公のあの同級生男子。


気になるニャ♪

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