ナリスとの作戦会議 その9
文字数 1,574文字
歌音は、枕から顔をあげて、再びナリスを見る。
ナリスのバカ!! もう知らない!! 人の命を何だと思ってるのよ!!
歌音のイライラは、おさまることはなかったのであった。
しかし、しばらく関わらないと決めていたので放置した。
そのまま学校に通学する。人々は、不安そうに話している。ここ最近、犯罪が増えているそうだ。特に通り魔……。物騒な世の中になったものだ……。
歌音は教室に入るとまず席に荷物をおく。前の席の人は、白川悠で少ししか喋ったことがないし、私の事を認めてくれる気配はない。
ここ最近は、ピアノのコンクールでお休みしているようだ。これじゃあ、未来について聞けない。
後ろの席の立花ミミ……。あまり喋ったことないかも……。歌音がには、あまり興味を示していないようだ……。
美羽は、夕陽と話をしているようだ。私も混ぜてもらおう。