4.  贖罪(Remorse)

文字数 11,384文字

前口上:今回、不必要に()ッゲー…。めんご。

出典:魁偉の残像、P.253〜257
副題:Gと暮らした少年時代、フリッツ・ピータース著。
前田樹子=訳


Re:  機会は、ただ一回こっきり





思春期で、いまだ幼かったもんだから…
大人たちの監視の目が、私にはあまり向いていなかったもんだから…
与えられた仕事に対しての、私の興味も不足してたもんだから…

(いや)、ただ単に、私が

からだ。
このことが、あの事件においての根本的な原因だった…。

ハーブ園における与えられていた仕事を、私は、少ししかやらないようになっていた。
さぼり癖がついてしまっていたのだ。キッチンへ、いろいろなハーブを持って行く
必要があった時以外は、そこに行くことさえ避けるようなっていた…。

ハーブの質が、目に見えて悪くなり始めていた。
時々、特定のハーブにおいては、少量であってさえ供給が難しくなる。

そして、誰かが、わざわざハーブ園を調べに行ったのだ。
そこで確認されたことを、Gに報告したに違いない…。

その結果、グルジェフと私とは一緒になってハーブ園を調べ、
 小さな苗床の間をくまなく報復し、すべてのハーブの検査をすると
  いった事態となっていた…。

調べ終えると、彼は、見た限り、仕事に関して、
 私はハーブ園で、全く何もしていないと言った。

私は、自分が

しか仕事はしてこなかったことを
 認めなければならなかったが、時々草むしりぐらいはしたとゆうことを
  例にあげて自分を弁護した。

彼は頭を振り、ハーブ園の現在の状態を考えれば、
 少しも自己弁護はしないほうがようのではないか?と言った。

その後、彼は、ハーブ園が

なるまで数人の子供を寄越して
 私と一緒にハーブ園の仕事を手伝わせることや、一定のハーブの手入れや、
  他のハーブの根分けと植え替えなど、さまざまなハーブの手入れについて、
   これからの復旧のための手順を説明した。

子供たちは、私が自分の仕事を怠けたばかりに「私の」ハーブ園での仕事をしなければ
ならなくなったことに対して非常に腹を立てていたが、皆、物凄い勢いで仕事に
取り掛かり、私たちは、Gの命令をやすやすと、あっと言う間に成し遂げてしまった。

ハーブ園は非常に小さな区画であり、我々の手を煩わすことは、一日か二日以上という
ことはあり得なかった。我々が仕事を済ませたとき、グルジェフ は申し訳ないと言い、
仕事の出来栄えにおいて子供たち皆を褒めてから、

話したいと言った。


彼は、最初に、

割り当てられた責任を果たさなかったということは、

分かることであり、

ことが及ぼす結果について(かえり)みなかった
が為に被った被害において彼の介入が必要となったのだと話した。

そして、このことは:

一個人が、その人の義務を果たさないということが、
 他の人たちとの全般的な共益に、
  いかに影響することになるかを示す好例であり、

私はハーブのことを重要でないと考えているかもしれないが、
 彼にとっては重要であり、キッチンで必要とされているということを述べ、

また、不足となってしまっていた、いろいろハーブを外部から購入せねばならなくなり、
 わずかといえども、彼に不必要なる出費をさせることとなった。

そういった出費は、私が、自分の仕事を

やっていたならば、
 必要にはならなかったものだと言った。

さらに続けて、彼は、ある意味ではハーブ園は別段、特に重要であるわけではないというのが
彼の本音ではある。だが本当に重要なのは、何某かの責任をも持つこと、そしてそれに関わる
自分の仕事を完璧に行うことであり、ましてやその仕事の出来/不出来が、他のメンバーとの
間での共益に影響を与えるような場合においては、尚更にそうであると言った。

しかしながら、与えられた仕事がなんであっても、どんなものであっても、
 その仕事を

ことにおいては、なおさら重要な別の意義があり、
  それは

にする仕事となるからだと言ってから、

自己観察」という訓練についの話をしてくれた…。

人間は、三つの中枢部(センター)、または三つの脳としてある存在だから、
 身体、または「運動(モーター)」中枢部だけではなく、
  三つの中枢部全部に、

訓練をしたり、
   

仕事を

必要があること。

私が現在、知っている「自己観察」は、自己の身体及びそれの運動と動作の発現から
のみなっている理由で、純粋に身体に関する訓練でしかないと説明したり、

彼のワークにおける非常に重要な側面である「自己想起(セルフ・リメンバリング)」との関係のある、
様々な、重要な訓練が、また別にあるとGは言った。

それらの内の一つは、自己の全集中力をもって、真剣に、
 その日一日中にしたことの全部を、一つ一つ、
  まるでスクリーン上に映画を見るかのようにして思い出すことであった。

*(順行と逆行の二種が方法論としてある。W.E.バトラーの指導は後者だ)
*(ぼんやりして仕事をやってたなら、思い出すことは覚束ない)

この訓練は、毎晩、寝る前に、為されるべきことであると言っていたが、
 この訓練で最も重要なことは、
   連想によって注意をそらされないように行うことであった。

自己の映像にあてた焦点から注意がそれたなら、
 それた度に、

やり直さなければならない。
  このやり直しが避けられないものであることも警告されていた。


その朝は、

、たくさん、彼は私に話してくれた。

人は、誰でも、人生で、大抵、特定の、

をもっていることを
強調し、こうした個人特有の問題は、パターンは、大抵、怠惰としての一形態
とると言っていた。

ハーブ園の例に見られるように、かなり明白な物質的形態をとった私の怠惰という
 問題について、私自身がしっかりと考えなければいけないと言った。

誰かが気がつくまでの間、
 私はハーブ園の仕事はどれもあっさりと引き伸ばしていたのだった。

彼は、私が自分の怠惰について真剣に考えるようにと言い、
 それは外形についてを考えるのではなく、ー 外形は重要ではないー
  怠惰とは本当はなんであるのかを見出すことにあると言った。

『自分が怠惰であることが分かったなら、この怠惰が何であるかを見出す必要がある。
 いくつかの点で、何年も怠惰であったのだから、怠惰が何であるかを見つけるには
 なおさら多くの年月が必要とされるかもしれない』

『私の中にあるこの

?』

『この問いを自分に問わなければならない。
 この問いを真剣に、集中して考えれば、
  いつかその答えをあなたは見出すであろう』

『私は、この重要で、かつ非常に困難な課題を、今あなたに与えよう。』


私は、彼が言ってくれたアドバイスに感謝し、
ハーブ園での私の仕事をこれまで果たさなかったことを詫び、
これからは、ちゃんと義務を果たしますとも伝えた。


彼は私の感謝の言葉を


詫びることは

と言った。

『そうすることは今では遅すぎるし、ハーブ園で立派な仕事を果たすのも遅すぎる。

 人生では、機会の訪れに、二度はない。



 ハーブ園で立派な仕事を自身のためにするチャンスが一度あった。
 だが、そうはしなかった。
 だから、このハーブ園で、今たとえ一生懸命働いても、同じことにはならない。

 だが、このことについて後悔(regret)しないことも重要である。
 後悔することによって、一生を無駄にすることもできる。

 ときに、もっと遥かに大切なことがありえる。
 それは、"良心の呵責"(remorse)と呼ばれる状態…。

 善くないことをして、本当の良心の呵責をもてれば、これは大切なことになり得る。
 だが、ただ後悔して、これからはもっとよくすると言うことは時間の浪費でしかない。

 この時間はすでに去ってしまっている。
 あなたの人生のこの部分は、もう終わっている。
 もう一度、それを生きることはできない。

 今、ハーブ園で立派な仕事をしても、それは、もう、
  あたなにとって、重要な意味を持たないものになってしまっている。

 動機として間違った理由になってしまうがためにだ…。

 仮にも、もう取り戻せない過去の過ちゆえの被害を、
 現在において解消しようと、埋め合わそうと、しての仕事になるからだ。

 これは重要なことだ…。

 だが、もっと重要なことは、
  後悔したり、残念がったりして、時間を無駄にしないことだ。
 
 こういったことは、もっと、遥かに、時間を浪費する。

 人生では、

ことを学び、
   一度間違いを起こせば、
     

ということを

しなければならない』。
 

〈了〉



補足:

既訳におけるタイトルは、『もう一度生きることはできない』です。

フリッツ少年はこの頃11〜12歳。小学六年生か。
よくもまあ記録を、遠い記憶を頼りに、再現してくれたなと思う。
G の周辺の方々による記録は、どれもこれもとても非常な価値があります。

この邦訳本も既に廃刊になってる。1987年の初版止まり。

大幅に改訳、意訳の手を、

(岡井ちゃん)入れたったりー!。
前田の姉ちゃんの翻訳センスは、僕のとは相性悪すぎー。
クソ真面目に取り組むから、おもろ〜ないもの、わかりにくいものになりますねん。
原始データが、あまり上手に整理されていないことが本質的な原因だろうけどね。
そう、

悪い。www。


追加。
マハラジの会話の中に、今回の話と完全に一致する部分があったので。
95.『人生を起こるがままに受け入れなさい。』p.95にある内容の本一部のみを抜粋。

M:(略)冒険には勇気が必要なのだ…。

質問者:その為に時間が必要なのです。どうか、私を急がせないでください。
    私を行為者へと成熟させてください。

M:(現実への)取り組みが完全に間違っている。遅れた行為は見捨てられた行為なのだ。
  先延ばしされたことによって、他の行為を行うチャンスにはなるかもしれない。
  だが、現在の瞬間は失われた。取り戻すことができないほどに失われたのだ。
  すべての準備は未来のためにある。あなたは現在のために準備することはできないのだ。

質問者:未来のために準備することのどこが間違っているのですか?。

M: 現在における行為は、それほどあなたの準備によって助けられているわけではない。
  明確性は今にある。行為は今にある。準備について考えることが行為を妨害するのだ。
  そして、行為は、あなたの実在の、試金石なのだ。」(後略)

  ここだけ…。少しだけ言葉変えた。ご参考までに。10/19。



Re: 反旗(はんき)(ひるがえ)せしのリアル・ムーミン

さてっと、実は、ここからが本体になります。
ガラッとお話しは変わりやす。

上の抜粋が、なぜ上がってきたかに関わります。それの由来…。
前回の

を、やったがための展開ともいえるのですが…。


さて、私めには一人、息子がおります。幼名ヒロリンポ
現在は、私の

ヒロリンもしくはマダム・ヒロヒロ
呼ばれております。





三月生まれで、今年二十歳を迎えました。成人式は去年に済ませた。
早行きということもありして、また彼個人の

…否、

というものも
ありまして、彼は彼なりに、小中高と学校では色々と苦労があったのは
間違いのないことであったと思っております…。

彼の特徴は?と申しますと、

、とても

人間ですね。
これは親の贔屓目からの御託なんかではなく、真実そんな雰囲気をまとっているのです。
色が白くって、ふくよかで、見るからに”高級品”。
(父は浅黒くって平凡な顔。実母からは貧相な顔や〜っと、ずっと言われ続けてきた)
これが私からの表現になります。
なんか知らんけど、特別な

を内面にも持っているのは間違いないでしょう。
身長は私よりずっとある。170近く、足も長〜い。(誰かは162で、短足です)

彼の見栄えのには

問題はないのですが、
その内状になりますと、些か心配な面がうかがえてきてしまいます…。

彼の資質と現状を含めて、そのトータルの印象を例えますと、
先の創作で採用しました

になってしまうのです。
見た目にだけに留まらず、内面におきましても正になのでございます。

そんで、父親としましては、


  大いに心配をしてきている次第なのでございます…。





端的には、彼は国語が苦手なんです。本を、お話を、あまり読まない。
漫画にさえ、それほど興味を示してくれなかった。父は心配して、
いろいろと(ブックオフで100円で)買ってきては与えまくったのですが
ジョジョぐらいでしたかね〜、彼が本当に面白いと思って読んでくれたのは…。

どうも残酷系の話がいたくお好みなようで、”彼岸島”なんかが彼個人としては
肌に合うみみたい…。そしてスポンジ・ボブもだ。
原始的で単純な刺激が、お好みなのかな。即物的で、激しく、なにか本能の深みに、

訴えてくるもの…彼の場合は…。

父は、大いに心配してしてしまう…。

彼は、タイプ9であると踏んでいます。
そう、本能中枢が本拠たるの人間なのです。

概説のとおり:
軋轢を何より恐れ厭う、一歩引いて権威には極力従う、怠け癖が支配的になりやすい、
こういった傾向が強く確かに見受けられてきてる。(碇シンジ君かよ、君は?)
付け加えるならば、すべて周りの

しかない。本人に自覚はないようだが…。

ここで、ついでに言っとくなら、彼は魚座なんだ。
そのせいか、彼は人界を泳ぐのがえらく得意なタイプでもある。
それは優雅なもんだ…。

ここは、父とは決定的に違い、集団の中にあって見事に巧みに泳ぎ回ることができる。
だが、基本性格としての、一歩引いての態度は、自己の安定を保つ為にも、社交性が
絶対に必要な人間でもない。ネットを介して人と繋がれるなら引き篭ってでも十分生き
られてしまう。父たるは、大いに…。

みんなが仲良く楽しく過ごしてくれているのを眺めて喜ぶだけの御隠居さんタイプ。
なんかのイザコザがあった時だけ乗り出してきて調停役に務めるのがお好みか?…。

では彼の本当の関心の向け先は何処(どこ)にあったのか、
なんであったのかというと、それはゲームだったのです。
ずっ〜と、ゲームばっかしてる。二十歳を超えた今現在も!。
父は、大いに…。

ところでタイプ4とタイプ9は意思のの疎通はかなり困難になる。
お互いの言葉が違いすぎる、価値とされるものが違い過ぎるから…。

私の父は、タイプ8だった。これも本能中枢に拠点を持つタイプだ。
その為に、私との相性はあまりよくなかった。きっと、この孫との相性は、
抜群だっただろうなと思うが、会えずままに、この世を去ってしまった。
父方の祖父は本当に優しい人だったが、社会的成功を治めなかったことで
父からの評価は低かった…。才覚のない人間だったって…。
戦後のドサクサでチャンスはいくらでもあっただろって…。

なにを言いたいかというと、我が家は、隔世遺伝の家系なの!。
これには良い面と悪い面がある。
良かれと思って行った伝授が、尽く、上手くいかない(子の幸せを願ってなんだけど)。
そして、静観をもって、ただ見守るだけが、後に残る、唯一の愛情表現となる…。


この父たるは、息子の行く末を大いに心配をしているのだが、彼には彼の、

よりの導きが間違いなくあるであろうとして静観に徹している。
幼い頃の出来事で、彼が

守られているのもまた確かなことだと確信してる。
幼い頃コンクリートで勢いよく転んだが、頭が丁度ボクの足の

にきて全くの無傷…。
なので、下手な介入はしない方が良い…。アーメン。頼んまっせ。神さん…。

実は、あるときから、彼が、絶対的な拒絶の態度をボクに示し出し始めたのだ。
前兆はあったな〜、身長がボクを超え出してしまってからだ…。
もう自分の方が優れているのだと、なにか勘違いして、自信を持ってしまう。
???でしかないのだが…。余計に心配になってしまってたのだが…。



現在、流行りの厚ぶちメガネをかけてる


ボクからの介入は本当に

のだった。
自分の幼かった時の場合と比べれば、100分の1 程度。
嫌がっているのが同じく手に取るように分かったから。

たま〜にテキスト準備して一緒に読むようにしてた。
間合いをよ〜くとって、彼が忘れたころ、暇してるときのみで突然決行する。
この頃は彼が大学入学してすぐ辞めてしまい、一日中グ〜スカしてた



テキストはG関係(注目すべき人々より)、そしてエニアグラム の人格論がメイン。
まあ、あれはGの幼年期の記録だし、人格論の方は家族をモデルにやってみてた。
これが精一杯のボクからの指導の、教育の方法だった。
でも、やりたかったことの1000分の一もできなかった…。

できないのだ。

彼が嫌の上に嫌を重ね出していたから…。
そして、とうとうある日のこと、彼は、ブルブルと震え出し、席を突然立って
部屋に駆け込んで行ってしまった…。

その時に準備されてたテキストが今回のもの!。

行き場をなくして放置されていたものを、
 何の縁もゆかりもない、見ず知らずの、赤の他人の皆さま方に、
  今回、ご披露することにしたんでヤンす!。


 いい迷惑?


「 ごめんねー!」




つけたり & おまけ :


Re:  Remorse

通常、G 関係の翻訳では、良心の呵責と訳されている。
だが、個人的には、これは採用できないな〜と思ってしまう。

一度、連想の自動性を突破する為にも、
語源にあたって

してみよう!。

re + ”mordene”=(to bite)
噛まれるかのように、辛い、激しい痛み、刺すような、腐食性のある…。
re の方は、再び、さらに、新たに、〜しなおすでいい。


基本、これは”私”がとり行うべき作業なのだ。
感情やら肉体の記憶を呼び起こし、それらを助けに、それらの協力の下に。
でも

ので、知性に、人格に、代行させるしかない。

本質としての感情は

憶えている。居心地の悪さ、不快感、後悔、
苦、屈辱の味わいとしての感情記憶を手掛かりとして Retrieve できる。
過去のドラマにまつわる記憶を

ことが可能は可能だ。

そして、ことに関わるすべてを、総体として、
今一度、意識の光の下に取り出してきて、しっかりと吟味する。
まるで赤の他人のごとくに。

この作業の醍醐味は、その時の、渦中にて、完全に自動性に支配されている
だけの自分を、欄外から眺めることができるってこと。
だからこそ、いろいろと客観的に理解でき、是非の判断も可能となる。

その時の自分の

を思い出す。
なにが、どうなって、そうなったかを確認分析する。
嘘偽り、自己欺瞞、自己防衛の、一切なくして!。

これはバッファーとして自己に備わる構造を

の作業になる。
大変に苦しむ。見定めが広がれば広がるほどに。深くなれば、深くなるほどに…。
直感が大事、これがすべてだ…。

嫌な苦しみが間違いなく伴う。自分が卑劣で、自制心がなく、自分のことしか本当には
考えていなかったから。防ぎ様のない苦しみになる。いかに自分が嘘つきで傲慢で卑怯で
怠け者であったかが分かるから。こういうのが全開になるならば、作業は健全に行われた
ことの証でもある。

過去の過ちを猛省(もうせい)して、改心を決意するの作業…。

そんで、本稿では一足飛びに、
贖罪(罪を(つぐな)う)が作業の実態であろうとして、
良心の呵責ではなく、こっちをタイトルとしては採用しました。

ついでに言っとけば、 Remorse と Retrieve は、意味的には並列になるんだろうなと
思っています。

実は、改心してからの奮闘こそが難なのだ。
そうしたい、そうありたいの努力にブレーキをかけるものが身に備わっているから。
肉体そのもの…。

こいつはこいつで、独自の独立した自律性を秘めている。
とんでもなく強情で、強力なものをだ!。
知性、感情、本能、そのすべてを非常に発達した形で備えてやがる。

これを破壊(殺す)のではなく、支配下に収める。』



Berserk から絵を持ってこようかと思ったがやめた。


こっからがおまけ:

以下は、Gが語ったリモース関係の翻訳がネット上にまとめてありましたので、
それらを勝手に、改訳したったり〜の、更に少し文章、新たに追加したったり〜の
作文になります。だから、あくまでも、ご参考の限りの程までにでお願いしたします…。

アーメン。


自分のナイーブさに一切慮ることなくして、猛省の限りで内容が感じられたのなら、
その結果は、人に「成長したい」という本質的な渇望をもたらすこととなる。
だが、猛省と同時に自己愛が、そこに混ざり混んでしまうと、沈殿が起こる。
真の猛省は、自己の内にて潜む、それ、それらへの、憎悪、激しい反乱心を
結果として生み出す。猛省と、これら自分への憎悪が合わさって、初めて、
その作業は、真のRemorseと呼ぶにふさわしいものとなる。


幼少期の自覚を思い出し、自分がいかに悪い子供であったか、
自分が如何に両親を悲しませ、泣かせてしまっていたかについて
思いを馳させなさい。

すべてを細部に至るまで味わいしなおし、
自分がしてしまったことのすべてを思い出しなさい。
過去を探索してみなさい。そして、ことの実際の事実に苦しみなさい。
この苦しみのなか、真の愛からのみ生じるべくの、
真の幸せたるの何たるかを、あなたは”やっと”知ることができるようになる。

*最後の締めが難しい。
*内面で、初めて語り出す、本音の”主”を、久方ぶりに確認すことになるからかな?
*そこにあった環境が、そこで関係した人々が、やがて自分が自分の真の課題に
 気付けるためにと用意されていた、本意不本意取り混ぜて協力していたことが
 分かるから?。神はそのときにもおわしたのだと…。


あなたは過去において、自分がするべきだと分かっていても、そうはしなかった。
この事実を、その実態を、すべて改めて自覚するのがよい。
《正義》こそを為すべきに反して、あなたがしてきたのは実際はどうだったのか?。
あなたの、それら過ちたるの行為が、あなたの先祖が浮かばれるのを妨げている。
この事実を自覚することで、あなたが受けとる自責の念は十倍に膨らみ、
そうなっただけ、あなたの存在は、

と変わってゆく。


あなたには客観的に明確なる、絶対的な責任がある!。
あなたは血縁において、多くの、無数の人々と

いる。
これは今現在の話しだけで考えてはいけない。
過去と未来の展望を含めての話しだと考えなければならない。
あなたと血でつながりのある人々全員の幸せは、現在のあなたにかかっている。
あなたがどのように過去の過ちを修復するかにかかっている。
あなたが

これを思ってを解消することはよいことだ。
あなたがこれをしないのであれば、あなたの今生における生存に、価値はない。

*まさしく「やったったり〜」の改訳かな…。
*でもね、血筋を伝う悪い癖ってものが本当にあるにはあるんだ。憑物って言ってもいい。
どこかで誰かが、解消に

取り組むべきもんなんだ…。
*内はね〜両家ともに激情に繋がる奢り(頭)昂り(感情)慢心(腹)、プライドさ〜…。


「過去を修復し、未来を作るためのときとして現在はある」

この言葉はペルシャのとある村はずれに立つ石碑に刻まれていたものだ。

過去は過去であり、もうけっして戻ってこない。取り戻せない。
未来は間違いなく来るには来るのだが、それがどんな未来が来るかは、
現在の、今の、その存在の有り様にかかっている。
現在を、本当に存在して生きれるようになる為には修練(ワーク)が必要だ。
すべてを今日、今すぐやりなさい。
昨日と明日のことは忘れなさい。
もう囚われていてはいけない。当てにしてことを持ち越してはいけない。
君は今日、昨日の過ちを、咎を、罪を、贖い修復し、
 明日が君の望むような明日となるべくの可能性を
  現在に、まさに今、ここで、準備するのだ。


*肉体としての私、つまりは

として喩えられるものなんだが、
*これを

の支配下におくべくの戦いを絶えず行うことが散々説がれている。
*端的には、怠惰、勇気のなさ、気概のなさ、安逸安楽に浸り込むの習性だ…。
*周りからのプレッシャー、監視の恐怖に晒されていない孤独な環境であっても、
 ひとりでも淡々と出来るようになっているかがポイント。





夜中、家族が寝てからネットゲーム三昧と化すヒロヒロ。
寝るのは早朝近い。昼間寝とる。
彼は睡眠を二回に分けてする
学校から帰ってきたらすぐ寝る。
私には到底、真似のできない芸当だ…。

父たる私めは、大いに心配

いる…。

でもね、息子のことも、娘のことも、神にお頼みしておりますので、
そう本当には心配していない。
きっと、彼らには彼らなりの世界の反映が間違いなく用意されることでしょう。

考えてみれば、ボクみたいなもんでも、善導が然るべき時にあり得ましたので、
ずっとマシな彼らなれば、ことは間違いのない話しだと思っております。

『 渾身の思いもて、祈ってあげてんのー!』



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