二年目のクリスマスコンサート
文字数 1,659文字
~オリジナル作品のあらすじ~
純はライブハウスのスター、陽子はその一番のファンです。
ライブハウスでは人気抜群の純ですが、なかなかメジャーデビューの機会には恵まれません。
そんな折、陽子はイタリアンレストランで働く純を見かけます。
陽子「メジャーデビューの夢はあきらめちゃったの?」
純 「別の夢を見つけたんだよ、君とずっと暮らして行くと言う夢をね」
そして、自動販売機の前で陽子のためだけに引退ライブを行ったのです。
結婚し、二人で小さなイタリアンレストランを営む純と陽子。
そこにライブハウス時代の友人でライバルでもあったカッキーがやってきます。
カッキー「児童保護施設でクリスマスコンサートを開くのを手伝って欲しいんだよ」
純 「ギャラは?」
カッキー「子供たちの笑顔」
純 「乗った!」
クリスマスコンサートは大成功、そして陽子は神様からとっても素敵なプレゼントを授かります……それは……。
2017/12/23 17:18
「だって若い女性スタッフさんたちの目がハートになってたの、純ちゃんはライブハウスでスターだった頃と全然変わってないもん、純ちゃん、モテモテになっても鼻の下伸ばしたりしない?」
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「その人、子供たちを笑顔にするのが大好きでバルーンアートを趣味にしてたんだけど、会社を定年退職した後はそれを新しい仕事にしちゃったんだって、クリスマスの夜はもちろん他からお声がかかってるんだけど、施設の子供たちを笑顔にするためならばって、さっきこれをわざわざ店に届けに来てくれたんだよ、サンタさんがクッキーの袋を担ぐのもその人のアイデア」
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