(三)‐2

文字数 219文字

 その両親が、郁雄の卒業後、事故で急死してしまった。親戚に手伝ってもらい葬儀を出しだ。そして実家の一軒家や預貯金などの遺産相続の手続きもする必要があった。
 この遺産相続については、この分野を得意とする木野鞍馬という弁護士に依頼することにした。相続税の支払いと名義変更などの手続きなどを一任した。両親の預貯金だけでは相続税を支払うのに足りず、実家の土地建物を売却する必要があるということだったが、郁雄は全てを木野に任せることにした。

(続く)
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