プッツン少女かよ - 6-2
文字数 1,045文字
しかし、さっきから俺はこんなどっちでもいいような事をダラダラと考えているが、それがいったい何になるんだ、なんて我に返ってふと思ったりするが、まあ、どうでもいいような細かい事を気にするのは俺の昔からの癖だから仕方がないけれどな。
その時突然、俺の隠れていた岩のすぐ横で大爆発のような物凄い轟音と共に大地震のような強烈な激震が起こった。土砂が空高くまで舞い上がっている。
俺は心臓が口から飛び出るんじゃ無いかと思うくらいに驚いてその場に尻餅をついた。
土砂が上空高くから降り注いで来るのが止むのを待って、俺は出来立てホヤホヤのクレーターの深い穴に近づいてみる。