詩小説『復讐snow』3分の快進撃。人生に復讐を誓う人へ。

エピソード文字数 542文字

復讐Snow

傘も携えていない。

吹雪に足止めくらう電車。

僕へと容赦なく降り募る。

埋もれてしまいそうに、凍える身体。

水しぶきを上げて過ぎ去る過去。

笑われてさえない人生を突き抜ける。

復讐の幕は降ろされた。

華麗に口説くのさ。
街の噂になるほどに。
待ち焦がれたように、おかえりと言われるような。
見違えるほどの男になって、ただいまと誇らしく言うのさ。
運命を捻じ曲げて、あの日の僕へ復讐を果たす。

雪は土砂降りの雨へと変わる。

アスファルト弾くあの日の現実。

ビショ濡れの僕を蔑んだ。

まるで立ち往生の未来。

冷たい雨、洗い流してやくれない。

ただ惨めに過去を濡らしていくだけ。

静かに復讐を誓う。

笑い者にした女を抱くのさ。
この指ではおさまらぬほど。
去り際にお断りの言葉を吐いて、ふられるではなく、ふる方へ。
お誘いも、誘惑も、気分が乗らないように、忙しいと、断る方へ。
立場をひっくり返して、昔の自分に復讐を果たす。

華麗に口説くのさ。
街の噂になるほどに。
待ち焦がれたように、おかえりと言われるような。
見違えるほどの男になって、ただいまと誇らしく言うのさ。
運命を捻じ曲げて、あの日の僕へ復讐を果たす。

人生のショーが始まる。
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登場人物紹介

主人公はあなたです。それぞれの恋愛模様を『詩小説』で。

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