第19話 「星見の宮殿:最奥地」

文字数 7,631文字

 ある広場に、二人の少年と、一人の少女が遊んでいた。
 少女と、片方の少年の服装は身なりが良く、仕立てられた服を身にまとい、その動作の一つをとっても、気品が漂っていた。

 対して、もう一人の少年は、とてもみずぼらしかった。
 泥で薄汚れたズボンには穴が空き、少し大きめのブラウスの裾は擦り切れていた。
 そう、彼一人が、平民――第三階級であった。

 しかし、彼はよく笑う少年だった。
 何をしても、とにかく嬉しそうに笑った。
 少女と、もう一人の少年は、その笑顔につられていつも笑っていた。

 彼らは、いつもその三人で遊んでいた。
 追いかけっこ。お花摘み。冒険ごっこ。
 毎日会う約束をしては、決まって平民の少年を中心に遊んでいた。

 もう一人の――貴族の少年は、彼が大好きだった。
 大人たちからは、いつも口酸っぱく言われていた。
 「彼とはもう関わるな」「それよりもお勉強や、習い事に努めなさい」と。

 でも。
 それでも少年は、毎日抜け出して、彼に会いに行った。
 身分の壁なんて、そこにはなかった。
 貴族の少年も、平民の少年も、その間の溝なんて微塵も感じたことはなかった。

 彼ら三人は毎日欠かさず会っていた。
 平民の少年に率いられて遊んだ日々は、貴族の少年にとって、とても新鮮な毎日だった。
 彼の見たことのない、規則や常識に囚われない、まごう事のない自由がそこにはあった。

 ある日は川へ釣りに行き、
 ある日はパンを盗んで貧民街に配り歩き、
 ある日は平民の夜中の集会に侵入し、

 そんな日々を送っていた、ある日。

 彼は、部屋に軟禁されてしまった。
 少年との密会を快く思っていなかった少年の親代わりが、そんな不純な行為を止めようとしたのだ。
 彼と共に訪れていた少女も、これでは平民の少年と会うことができなかった。

 翌日、平民の少年が夜まで待とうとも、彼らを見ることはなかった。
 あの心地よい時間は、訪れなかった。
 そして、それからも。

 幾度も雲が流れ、太陽が沈み。
 劣化する石柱と共に待ち続け。
 来る日も、来る日も。

 ――来る日も、来る日も。





 黒い具足と皮のブーツが、暗闇の中で足音を鳴らしていた。
 深度がより深まったその場所は、もうほぼ光の存在しない薄暗い世界だった。
 閉じ込められた闇が視界を遮る中、僅かな光る結晶が与えてくれる情報は、虫やコウモリ、光を知らず色の抜けた植物の巣窟であるということだけだった。

 グリーゼとハルトマンが踏み入ってからしばらく経つも、彼らの目は未だにはっきりと周りを視認できてない。
 目が慣れた今でも、この程度が限界だった。

「悲鳴、止みましたね」
「……ああ」

 暗闇と無音の中で、彼ら二人の声はよく響く。
 呟くようなその声も、「闇の無」に慣れた彼らの耳は過大に聞き取る。

「もしかしかたら、手遅れかもしれない」
「そんなことは……」
「……あの怪物に、情なんてものはないだろう」

 その言葉に、グリーゼは口を噤んだ。
 そう、ここはベルガーデン。
 星の数ほどの危険を孕んだ、未開の地。

「手遅れならそれまでだ。あいつらは置いていく。
 僕の標的は唯一つ、あの怪物だ」

 そう呟いて、歩幅を大きくした、その時だった。
 暗闇の中から、呻き声のようなものが聞こえてきた。

「っ!」

 ハルトマンが剣の柄に手を添え、グリーゼも構えて、前を見据える。
 暗闇の向こう、白い何かが見える。

「……ロベルト?」

 それは、赤い目をした白い鳥の刺繍が入った、白いローブだった。
 血溜まりの中、床に倒れ伏している。
 それが、一つ……二つ、三つ。

「ハルトマン……様っ、ごほっ」

 そう、苦しげにうめきながら声を出したのは、満身創痍の大男だった。
 体中の深い刺し傷から、血の泡を吹いていた。

「すみま、せん……取り逃がしました……」
「いい。それより、ミカとステインは無事なのか」

 他に倒れる二人の男女、血で染まる白いローブを指して、ハルトマンが問う。
 男は咳き込みながら、うつろな目でハルトマンを見る。

「多分、既にもう……それに、私も」
「……そう、か」

 悔しそうにハルトマンが男の顔を覗き込む。
 男の顔からは既に血の気が引いて、真っ青になっていた。
 この世を去るのも時間の問題、その事実を物語っていた。

「……まだ、何人か生き残っています。
 あの怪物、俺たちが物音を立てたら……すぐ飛んできやがりました。
 気を、つけて……もしか、したら……もう……」

 そういうと、その表情のまま、男は黙り込んでしまった。
 男の中の時は止まってしまった。

 グリーゼは悲しげに、彼とハルトマンから視線を逸らした。
 すると、改めてその場所の様子が目に飛び込んできた。

 凄惨に飛び散った赤い飛沫。
 床に作られた血の湖。
 むせ返るような鉄の匂いに、グリーゼは意識を引き締めた。

 しかし、とグリーゼは思う。
 彼らは、殺されただけ。
 ――そう、捕食されたわけではない。

 いくら怪物といえど、その中身は生物にほかならない。
 つまり、他の生命を奪うという行為には、必ず食事の概念がついて回るはずである。
 にもかかわらず、彼らの死体からは、血の一滴でも(すす)られた跡が見当たらない。
 これは、一体どういうことなのか。

 ――殺めるために、殺す。

 極めて動物的ではない、その動機。
 ありえない。ありえて良いはずがない。
 これじゃあ、まるで――――。

 まるで、狂った人間みたいじゃないか。

「行こう」

 ハルトマンが、静かにそう言った。
 グリーゼが「ええ」と返し、視線を戻して――。
 彼の目を見て、少しだけ既視感を覚えた。

 どこかで、見覚えがある。
 ごく最近、すぐ近くで、その目を、見た気がする。

「……どうした」
「なにを、考えているんです」

 グリーゼは、ハルトマンに問いかけた。
 彼は、フンと鼻を鳴らし、「そんなの決まってる」と呟き、

「俺の目的は唯一つ、あの怪物を殺すことだ」

 瞳の奥に闇を湛え、青年はそう答えた。





 オーハンスは、ベッドで苦しげに眠るヨルカの側を、そわそわとせわしなく歩いていた。
 その脇には、机に座り、チェットと何事かを話し合っているアメリオがいた。

「そんな事してもヨルカが落ち着かないだけよ」

 アメリオが呆れて口をはさむと、
 「この状況がわかってるのかよ!」と、オーハンスが言った。

「帰って来てみれば、こいつは意識不明の重体だし、
 ナトとグリーゼは帰ってこないし、この医者は信用なんねーし!」

 と、ヨルカの傍らに屈んでいる医者を指してそう叫んだ。
 医者は指を刺されたことを気にもとめず、拡大鏡でヨルカの体を覗き込んでいる。服の上から。

「わからないわ。此処はベルガーデン、どんな医者がいても不思議じゃなもの」
「いやな、宗教とか伝統の(まじな)いとかだと困るんだよ。わけのわからん儀式で仲間を殺されてたまるか」

 そう言うと、オーハンスは頭を抱えた。
 アメリオは軽くため息をつくと、片手に持ったお茶を啜った。
 小さな喉仏を上下させると、木のコップを机の上において、「オルフ!」と名を呼んだ。

「なんであれ、私たちにできることはもう無いわ!
 このお医者さんだって、わざわざ無駄なことをしに来たわけないじゃない」
「まあ、それはそうだけどさ……」

 オーハンスがそう言うと、アメリオは無言で椅子を引いた。
 少年は、大人しくその席にすわり、俯いた。
 そして始まった貧乏ゆすりに、アメリオは再びため息をついた。

「っ!」

 その時。
 そんな二人のやりとりを見ていたチェットが、突然立ち上がった。

「うわっ、ど、どうしたんだよ」

 オーハンスが恐る恐るそう問うと、今まで表情を崩さなかったチェットが、顔を険しくして、「まずい」と答えた。

「ハルトが、危ない……!」

 すると、一目散にドアの外へと飛び出て、目にも留まらぬ速さでどこかへと走り去っていった。
 唖然としていた二人だったが、ふと我に返り、オーハンスが立ち上がった。

「追うぞ!」
「え? なんでよ」
「いいから!」

 オーハンスがそう言うと、アメリオの手をひっつかみ、外へと連れ出そうとドアの方へとズイズイ引っ張っていく。
 アメリオは、未だに拡大鏡を覗いている医者に、「頼んだわ!」と声をかけた。

 外に出ると、「マイク」を繋いでいたロープを外し、アメリオと二人でそれに跨った。
 そして、一気に加速して走り出す。か
 目標は少し距離の離れた場所を走るチェット。
 それを追うように、「マイク」を全速力で走らせる。

 あいつから目を離しちゃいけない――!
 険しい顔で馬を操るオーハンス。
 アメリオは、訳もわからずただ彼のことを伺っていた。





「なあ」

 知り合って、半年経ったある日。
 貴族の少年は、平民の友人に問いかけた。

「もし、もしもだ」
「なんだよ、急に」

 貴族の少年は、目を逸らしながら彼に言った。

「僕が君を裏切ったとしたら、どうする?」

 笑い声。
 平民の少年は、腹を抱えて笑っていた。

「し、真剣な話なんだ!」
「あはははっ、いや、ごめん。いつになく真剣だったから……くふっ」
「それで……どうなんだよ、僕なことを嫌うか?」

 腹を抱える平民の少年を見ながら、貴族の少年は言った。
 それに対して、ひいひい言いながら、

「そんな訳ないじゃんか。俺たち、親友だろ。
 いきなりそんな事聞くなんて、なんかあったか?」
「ああ……まあ」

 貴族の少年は口ごもる。
 平民の少年は不思議そうな顔をして彼を見る。

「最近、ほら、貴族とか協会の圧政が強まってきてるって、だから、第三身分の人たちから恨まれてないかって……」

 貴族の少年がそう言うと、キョトンとした顔をする平民の少年。
 そして、彼は突然ニッと笑った。

「俺は政治なんかよくわかんねーから大丈夫だ!」
「そういう問題じゃ……」
「いや」

 平民の少年はそ言葉を遮る。

「大人たちのいうことなんて、俺たちには関係ないだろ。
 俺は俺、お前はお前、俺達は俺達だ!」

 貴族の少年は暫く考えるように俯く。
 そして、ボソリと呟く。

「それ今考えただけだろ」
「あっはははは」

 平民の少年はそう言うと、貴族の少年から離れた。
 そして、踵を返して帰路に着いた。

「もう帰るのかよ」
「ああ。ねーちゃんが今日は早く帰ってこいって」

 そういうと、貴族の少年の方を振り返り平民の少年は手を振った。

「じゃあな! また明日、ハルト!」






 そこは、巨大な地下牢だった。
 今までの宮殿のような作りから一変し、まるで凶悪な何かを捉えるべく作られたかのような、
 丸石の廊下の左右に用意された、丸太のように太い格子の牢屋。

 ハルトマンが中を覗くと、そこには腐った木のベンチと――なんらかの死骸しか残ってなかった。
 だが。

「……人を収容していたんじゃないのか?」

 その姿は既に朽ちかけていたが、黒く爛れた広く伸びた肌に、そこから見える骨格は人間の構造とは思えない形をしていた。
 人間どころか、猿や他の動物にだって当てはまらない。

「どこか人の面影はありますけど」
「……あんなのが人などとは、あまり信じたくはないな。あの死体には悪いが」

 牢屋から離れて、再びハントマンは歩き出した。
 長い丸石の廊下を進む。

 地面には、黒い粘液が微かに残っていた。
 あの怪物がここを通ったのは間違いない。
 この先に、いる。

 廊下の先に佇む闇を睨みつけるハルトマン。
 その時だった。

 悲鳴。
 闇に閉ざされたその向こう、人間のものだ。

「っ!」
「今のは……っ!」

 ハルトマンは駆け出した。
 グリーゼもそれに追随する。

 嫌な臭いが彼らの鼻孔をついた。
 先に進むにつれ、その度合いが増していく。

 何かに踏み込んだ。
 びしゃりと液体状の何かが跳ねたような気がした。

 丸石の廊下を抜けると、淀んだ空気が二人を迎え入れた。
 そこは、広い部屋だった。
 地下墳墓のように広いその空間は、石のタイルで組み立てられた装飾がいくつも並び、審判するかのように彼らを見下ろしている。
 それらを、淡い光を放つ水晶がいくつも並び、暗闇の中で薄ぼんやりと照らし出していた。

 そして、床。
 臭気を放つ黒いぬらぬらとした粘液が、まるで泉を作るかのように一面に広がっていた。

 靴底を指一本分ほど飲み込む黒い泉を進みながら、ハルトマンとグリーゼは辺りを見回す。
 出口はない。悲鳴は、ここから聞こえたに違いない。

 臭いに顔を顰め、よく見えない視界に視線を巡らせる。
 何もない筈がない。
 どこだ、どこだ――。

「く、くるなぁ……」

 その時だった。
 震える声が、闇の向こうから聞こえた。
 ハルトマンとグリーゼは顔を見合わせ、そちらへ向かう。

「く、くるなって、言ってるだろぉ!」

 武器を構える金属音が聞こえる。
 そして、向こうから現れたのは。

「ジェフ……!」
「ひぃっ!? ……ハ、ハルトマン様!?」

 白いローブの中年男だった。
 顔を真っ青にして、武器を構えながらガタガタと震えている。
 その後ろには、怪我をした同じ白いローブの若い男女が(うずくま)っている。

「ど、どうして!? お逃げになられたはずじゃ!?」
「何を言っている。アレをここで逃す訳にはいかない。でなければ、この計画の意味はないだろう」

 そういうと、少しだけ息を吐いて、ハルトマンは男をその鋭い目で改めて射抜く。

「あの怪物はどこだ」
「そ、それは……」

 男が口を開くと、そのまま固まった。
 不自然な間が空き、ハルトマンは怪訝げに眉をひそめる。

「おい、どうなんだ」
「あ…………あっ……」

 やがて、ワナワナと目を見開いて小刻みに震えだす中年男。
 ハルトマンが詰め寄ろうとした、その時。

「避けて!!」

 グリーゼの怒声。
 同時に、風切り音。

 反射的に剣を抜き放ち、振り返る。
 その瞬間、視界が黒い爪で覆い尽くされた。

「させないっ!」

 金属を叩いたような音。
 ハルトマンの顔の前、グリーゼの籠手が、その攻撃を防いだ。

 ハルトマンが見上げる。
 そこには、怪物がいた。
 黒く光る殻を背負い、ナメクジのような尾に、そこから伸びる鋭い節足。
 その一本が、彼に向かって伸ばされていた。

 抜き放った金色の剣が閃く。
 節足を払うように横文字に剣を振るが――その柄から返ってきた感触はとても硬いものだった。

「っ!」

 ハルトマンが目を見開く。
 金色の刃が、節足の鋼のような硬さに阻まれていた。

 剣を引き、グリーゼと後ろに飛んで距離をとる。
 中年男ら三人を背後に、彼は屋敷で修行で明け暮れた日々を思い返していた。
 それなりに努力をした。鎧すら断ち切るこの剣は、勿論誰からも認められた。

 しかし。
 目の前の怪物を睨む。
 『常識が通用しない常識』くらいはあったつもりだった。
 それでも、斬れないなんて、そんなものはあり得ないと思っていた。

 この怪物は、二度もこの剣を防いだ。
 一度めは、殻で。二度めは、その脚で。
 ……いや、違う。改めて、理解した。
 『常識が通用しない常識』なんかない。

 ここは「ベルガーデン」。
 幼い頃より聞かされた、人の手の及ばぬ幻想の大自然。
 常識なんて、そもそも、そんなものはない。

「なんの、為に……」

 右手の甲の古傷が、ジクジク痛む。
 思考が麻痺したように回らない。
 なんだ、なんなんだ、一体。

「ハ、ハルトマン様!!」

 大声で呼びかけられ、ハッと気がつく。
 中年男が、ハルトマンの肩を掴んで揺さぶっていた。

「お、お気を確かに! 今は……ひぃっ!」

 気がつけば、怪物がその殻の上体を大きく起こしてこちらを見下ろしていた。
 ハルトマンを向いていた視線は、気がつけばその中年男に注がれている。

 まずい。
 まずいまずいまずい!

「逃げろ!」

 黒い塊が、落ちてくる。
 剣を構えるも――焼け石に水。
 この質量は、受けきれない!!

「ハルトマンさん!!」
「――――――っ!!」

 体を強張らせて、来るべき時を待っていた、その時だった。
 闇を切り裂くような、叫声。
 硝子を引っ掻くような、何かの鳴き声。

 突如、部屋が明るくなる。
 周りに生える水晶が、その鳴き声に呼応するように明るく輝く。

 それに反応した怪物は、その体を落とさずに四対の節足で支え、ハルトマンたちに背を向けた。
 そして、その叫びを威嚇するように、殻の奥底から深い呻き声を上げる。

 部屋の中に響いて入り混じる二つの叫び。
 やがて、先の声の主が、天井に開いた空気孔から、それは姿を現した。

 身体中に生えた金色の鱗。
 トカゲのような体は、大人三人分と信じられないほど大きく、首や、背中から断ち切られた尾にかけて、薄く虹色に輝く透明な水晶が生えている、

 トカゲにはない鋭い牙をその口内に覗かせ、怪物は叫んだ。
 それに対して黒く爛れた怪物も、呻き声で返すように叫ぶ。

 その隙に剣を急いで仕舞い、ハルトマンは三人を出口の方まで急いで連れて行った。
 出口へ着くと、彼は三人を廊下に押し出した。

「お前たちは早くここから逃げるんだ」
「で、でも!」
「二人を近くの村まで連れて行け。チェットが交渉しているはずだ」

 そういうと、中年男は暫く何かを言いたそうにしていたが、やがて意を決したように踵を返し、傷ついた男女の白ローブを庇うように、牢屋の廊下を歩いて行った。

 それを見届けたハルトマンとグリーゼは、後ろを振り返った。
 そこには、二体の怪物が、一触即発といった様子で睨み合っていた。

「あんなこと言ってましたけど、私たちの勝算はそれなりに低そうですよ?」
「やるしかないんだ。……貴方は帰っていい。どちらにせよ、僕はやる」

 ハルトマンは、鞘に収めた剣を、再び引き抜く。
 それを見たグリーゼは、何も言わずに、続いて前を睨み、構えた。

 広間のようなその空間に、混沌が渦巻き始めていた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み