第1話 ロリ顔魔導士にブッカケしたら追放され
文字数 3,752文字
グランは母親の股から生まれたとき、勃起していた。
正確には母親の腹にいるときから、勃起していた。
へその緒も切っていないのに、大量に射精した。
それでも勃起し続けた。
赤ん坊らしく泣いてはいた。
だが布団は燃え、産婆を水鞭が打ち、父親は感電した上にカマイタチに引き裂かれた。
床を突き破って現れた土壁の位置がわずかに左側にずれていたら、母親の首から上は無かった。
グランは生まれた時点で、火・水・風・雷・土の魔法属性を見せた。
だが誕生のとき、サウル村を漆黒の闇が覆った。
しかし辺鄙な地にある村の夜は、暗過ぎた。
それで村民の誰も、村を覆うほどの巨大な『黒い闇』に気付かなかった。
グランが誕生時に見せた『異能』はそれだけでは無かった。
特殊スキル『イチネンボッキ』も生まれ持っていた。
性的興奮が溢れ出し、勃起は永久に続く。
しかも、精子が枯れることはない。
底無しの精力と魔力の持ち主であることも、その時点で判明していた。
ただ、精力と魔力の比例関係が魔法的・物理的に証明されるのは、ずっと後の話になる。
同じ日・同じ時。
管轄の城どころか管轄の都市からも忘れ去られたこの辺境の村・サウルで、女の子が生まれた。
誕生とともに、その体は周囲の者達の目が眩むほど、まばゆい光に包まれた。
女の子の左の尻には、深紅の龍の痣があった。
田舎者であるサウル村の住人でさえ、呆気に取られたあと……その赤子にひざまずいた。
この世界に伝わる伝説、この世界の住人なら誰もが知っている伝承――『左の尻に龍の痣がある者は勇者となりて、この世界の巨悪を打ち払う』。
その赤子は、勇者だった。
永遠に勃起する赤子は、グランと名付けられた。
勇者の資質を持つ赤子は、リーナと名付けられた。
そして二人の誕生から、二十数年が経った。
外見と違い、小屋の中は小奇麗だった。
最低限の生活品も置かれている。
今はこの小屋に、誰も住んでいないようだ。
元の住人に、グランは興味などないが。
けれど外見のロリ顔に似つかわしい白くてスベスベした肌と、外見からは想像できない豊満な乳と剛毛に覆われた秘部を持つ目の前の白魔道士には、興味深々だった。
その白魔道士・クロエはテーブルに両手をつき、尻を突き出している。
クロエは、背中に権威ある神殿・デーア、両袖に高等白魔導士の紋章が刻まれたローブを着ていた。
だが今、その神聖なローブはグランの風刀魔法で切り裂かれていた。
お陰で、ロリ顔に不釣り合いな豊満な乳も剛毛に覆われた股間も桃のような尻も露わになっている。
美人というより、パッチリした二重の目が印象的な可愛らしい女だった。
二十代前半の自分よりやや年上だったはず。
ゆえに年齢は、二十代半ばか。
だがどう見ても、外見は十代後半にしか見えない。
クロエは童顔で、背も低い。
顔つきや表情も、どこか幼い印象を受ける。
クロエは、理想的なロリータ女だった。
そんなクロエの腰をしっかり両手で抱え、秘部に人外の巨根を出し抜きしながら、
「背が低い女は性欲が強いというが、事実だな。実感してるぞ」
と、グランはクロエの耳元で卑猥に言ってやる。
「い、いや……恥ずかしい」
クロエは、恥辱で顔を真っ赤にしてしまう。
「いや」と言いつつ、思わず腰を振ってしまっているが。
クロエは、世界ランキング二位のパーティに所属している。
だからグランも、多少は彼女のことを知っていた。
グランは、世界ランキング一位のパーティメンバーなのだから。
グランが所属するパーティは先ほどまで、ゴブリンとオークの混成軍と戦っていた。
その戦場に使い魔を放ったのが、クロエだ。
他パーティへ無断で使い魔を送ることは厳しく禁じられている。
そのルールを破ったクロエを見つけ、脅した。
その脅しに対するクロエの対応は、
「私は噂というものを信用しません。そこには必ず悪意が存在するからです。
ですが、あなたに関する噂は、真実のようです。
元々、黒魔導士は評価が低いのに、あなたには品性の欠片もない。
世間はあなたを『根暗のグラン』と蔑んでいますよ」
と、世間の嫌われ者であるグランに食ってかかった。
「神殿・デーアの聖女様は、往生際が悪いな。
厳禁である無断の使い魔使用で罰を受けて地獄へ行くか、ここで俺に抱かれて天国へ行くか、だ。
簡単な二択だと思うが」
「……あなた方の戦闘に無断で使い魔を遣わしたことは、本当に遺憾です。
どうしても、世界ランキング一位パーティの白魔導士・ターリロ様の戦われるお姿を拝見したくて……。
まだまだ、私も信仰が足りません。
そしてあなたもまた、私への脅迫という蛮行を、神に向かって告白するのです。
今なら神は、お許しになるでしょう」
ロリ顔のロリ体形のくせに、口から一丁前の言葉を吐く。
だからグランはクロエの髪を乱暴に掴み、頬をビンタし、ロープ越しに乳を揉んでやった。
すると、大人しくなった。
もちろん、その程度の乱暴で大人しくなるほど、ヤワな高等白魔導士はいない。
グランは女を屈服させるのに、黒魔導士らしく黒魔術を使った。
グランにとって、クロエの動きを黒魔術で鈍麻するのは造作もない。
グランはクロエが尊敬するターリロと同じパーティ、つまり世界ランキング一位パーティの黒魔道士なのだから。
クロエは虚勢を張る余裕を無くし、本性を現し始めた。
「お、お願いです……これ以上は、許してください」
クロエは泣きながら顔の前で腕を組み、許しを乞うた。
先程のご高説が嘘のような、惨めさ。
使い魔の件がバレれば、死罪も有り得る。
だが何より圧倒的な魔力差と、グランの凶悪な性欲を思い知り、凌辱への恐怖に絡めとられた。
グランは舌なめずりした。
言動から、普段は神の教えを解く敬虔で気高い白魔道士なのだろう。
気高い女や誇り高い女はいい。
そんな女が凌辱への恐怖を覚えると、身が引き締まって美味しくいただける。
必死で許しを請うクロエのロープを、彼女が張った魔法防壁ごと風刀で引き裂いた。
ブルルンッと飛び出した白く巨大な乳に驚き、けれど外見に似合った綺麗なピンク色の乳首に大いに満足する。
「キャッ! こ、これは一体……な、何を……したのです? ウゥム……」
クロエの髪と顎を掴み、唇を強引に舐めて吸う。
舌をこじ入れる。
「ぶはぁ……何と愚かな……私は神に使えし白の魔法使い。これは私だけではなく、神への冒涜……ちょ、ちょっとイヤ!」
クロエの言葉など無視し、グランは彼女の可愛らしい顔を舐め回し、うなじに舌を這わせる。
抵抗を試みようとするクロエ。
だが、装備していた短剣と弓矢は、グランの転移魔法で小屋の外に飛ばされてしまった。
魔法攻撃に至っては、詠唱すらできない。
出会った瞬間に、グランがクロエの魔法を封じたから。
どのみち魔法防御力が極端に高いグランに、治癒が専門の白魔導士の攻撃魔法など通じないが。
ただし、クロエの視覚と聴覚は奪っていない。
グランの人外な巨根を見せつけ、自分自身の痴態を見て恥辱をあたえるため。
また、言葉責めでイジめてやるため。
さらに、クロエに自身の喘ぎを聞かせてやるため。
精神作用の魔法も使っていない。
使えば、屈服させるのは容易だ。
だがそれでは、凌辱されて堕ちていくクロエの表情が見られず、感情も分かりにくい。
性交では、女が凌辱されて、汚される瞬間が最大の見せ場だ。
それは男にとって、女という生き物が見せる最高に美しく映る瞬間でもある。
男を知らないクロエの恥部は、締め付けが強い。
クロエがすでに五回イクほど、グランは腰をピストンさせている。
なのでもう、グランも達する直前だ。
「神様に遣える巫女さんに相応しい幼な顔に、くれてやる」
クロエの耳元で告げ、ズボッと肉棒を引き抜く。
「あぐふぅっ!」
唐突に巨根を抜かれたクロエが、思わず悶絶する。
彼女の体をしゃがませる。
顔のすぐ目の前に、グランの股間があるポジションだ。
グランはクロエの髪を掴んで固定する。
そして自分の肉棒の根本を持ち、その先端を彼女の顔に向ける。
「神に祝福を」
一言、クロエを皮肉る。
そしてグランは肉棒から、白くドロドロッとした白濁液を大量にブッ放す。
それはクロエの顔を全て覆い犯すほどの量だった。
クロエの顔が、白濁液で見えない程の特濃ぶりだ。
クロエの顔に出してご満悦のグラン。
だが、人生の地雷はどこに埋まっているか分からない。
クロエの顔に、男の欲望を発射して十分後。
グランは、所属する世界ランキング一位のパーティから追放されることになる。
事の発端は、一時間前の戦闘にさかのぼる。
正確には母親の腹にいるときから、勃起していた。
へその緒も切っていないのに、大量に射精した。
それでも勃起し続けた。
赤ん坊らしく泣いてはいた。
だが布団は燃え、産婆を水鞭が打ち、父親は感電した上にカマイタチに引き裂かれた。
床を突き破って現れた土壁の位置がわずかに左側にずれていたら、母親の首から上は無かった。
グランは生まれた時点で、火・水・風・雷・土の魔法属性を見せた。
だが誕生のとき、サウル村を漆黒の闇が覆った。
しかし辺鄙な地にある村の夜は、暗過ぎた。
それで村民の誰も、村を覆うほどの巨大な『黒い闇』に気付かなかった。
グランが誕生時に見せた『異能』はそれだけでは無かった。
特殊スキル『イチネンボッキ』も生まれ持っていた。
性的興奮が溢れ出し、勃起は永久に続く。
しかも、精子が枯れることはない。
底無しの精力と魔力の持ち主であることも、その時点で判明していた。
ただ、精力と魔力の比例関係が魔法的・物理的に証明されるのは、ずっと後の話になる。
同じ日・同じ時。
管轄の城どころか管轄の都市からも忘れ去られたこの辺境の村・サウルで、女の子が生まれた。
誕生とともに、その体は周囲の者達の目が眩むほど、まばゆい光に包まれた。
女の子の左の尻には、深紅の龍の痣があった。
田舎者であるサウル村の住人でさえ、呆気に取られたあと……その赤子にひざまずいた。
この世界に伝わる伝説、この世界の住人なら誰もが知っている伝承――『左の尻に龍の痣がある者は勇者となりて、この世界の巨悪を打ち払う』。
その赤子は、勇者だった。
永遠に勃起する赤子は、グランと名付けられた。
勇者の資質を持つ赤子は、リーナと名付けられた。
そして二人の誕生から、二十数年が経った。
外見と違い、小屋の中は小奇麗だった。
最低限の生活品も置かれている。
今はこの小屋に、誰も住んでいないようだ。
元の住人に、グランは興味などないが。
けれど外見のロリ顔に似つかわしい白くてスベスベした肌と、外見からは想像できない豊満な乳と剛毛に覆われた秘部を持つ目の前の白魔道士には、興味深々だった。
その白魔道士・クロエはテーブルに両手をつき、尻を突き出している。
クロエは、背中に権威ある神殿・デーア、両袖に高等白魔導士の紋章が刻まれたローブを着ていた。
だが今、その神聖なローブはグランの風刀魔法で切り裂かれていた。
お陰で、ロリ顔に不釣り合いな豊満な乳も剛毛に覆われた股間も桃のような尻も露わになっている。
美人というより、パッチリした二重の目が印象的な可愛らしい女だった。
二十代前半の自分よりやや年上だったはず。
ゆえに年齢は、二十代半ばか。
だがどう見ても、外見は十代後半にしか見えない。
クロエは童顔で、背も低い。
顔つきや表情も、どこか幼い印象を受ける。
クロエは、理想的なロリータ女だった。
そんなクロエの腰をしっかり両手で抱え、秘部に人外の巨根を出し抜きしながら、
「背が低い女は性欲が強いというが、事実だな。実感してるぞ」
と、グランはクロエの耳元で卑猥に言ってやる。
「い、いや……恥ずかしい」
クロエは、恥辱で顔を真っ赤にしてしまう。
「いや」と言いつつ、思わず腰を振ってしまっているが。
クロエは、世界ランキング二位のパーティに所属している。
だからグランも、多少は彼女のことを知っていた。
グランは、世界ランキング一位のパーティメンバーなのだから。
グランが所属するパーティは先ほどまで、ゴブリンとオークの混成軍と戦っていた。
その戦場に使い魔を放ったのが、クロエだ。
他パーティへ無断で使い魔を送ることは厳しく禁じられている。
そのルールを破ったクロエを見つけ、脅した。
その脅しに対するクロエの対応は、
「私は噂というものを信用しません。そこには必ず悪意が存在するからです。
ですが、あなたに関する噂は、真実のようです。
元々、黒魔導士は評価が低いのに、あなたには品性の欠片もない。
世間はあなたを『根暗のグラン』と蔑んでいますよ」
と、世間の嫌われ者であるグランに食ってかかった。
「神殿・デーアの聖女様は、往生際が悪いな。
厳禁である無断の使い魔使用で罰を受けて地獄へ行くか、ここで俺に抱かれて天国へ行くか、だ。
簡単な二択だと思うが」
「……あなた方の戦闘に無断で使い魔を遣わしたことは、本当に遺憾です。
どうしても、世界ランキング一位パーティの白魔導士・ターリロ様の戦われるお姿を拝見したくて……。
まだまだ、私も信仰が足りません。
そしてあなたもまた、私への脅迫という蛮行を、神に向かって告白するのです。
今なら神は、お許しになるでしょう」
ロリ顔のロリ体形のくせに、口から一丁前の言葉を吐く。
だからグランはクロエの髪を乱暴に掴み、頬をビンタし、ロープ越しに乳を揉んでやった。
すると、大人しくなった。
もちろん、その程度の乱暴で大人しくなるほど、ヤワな高等白魔導士はいない。
グランは女を屈服させるのに、黒魔導士らしく黒魔術を使った。
グランにとって、クロエの動きを黒魔術で鈍麻するのは造作もない。
グランはクロエが尊敬するターリロと同じパーティ、つまり世界ランキング一位パーティの黒魔道士なのだから。
クロエは虚勢を張る余裕を無くし、本性を現し始めた。
「お、お願いです……これ以上は、許してください」
クロエは泣きながら顔の前で腕を組み、許しを乞うた。
先程のご高説が嘘のような、惨めさ。
使い魔の件がバレれば、死罪も有り得る。
だが何より圧倒的な魔力差と、グランの凶悪な性欲を思い知り、凌辱への恐怖に絡めとられた。
グランは舌なめずりした。
言動から、普段は神の教えを解く敬虔で気高い白魔道士なのだろう。
気高い女や誇り高い女はいい。
そんな女が凌辱への恐怖を覚えると、身が引き締まって美味しくいただける。
必死で許しを請うクロエのロープを、彼女が張った魔法防壁ごと風刀で引き裂いた。
ブルルンッと飛び出した白く巨大な乳に驚き、けれど外見に似合った綺麗なピンク色の乳首に大いに満足する。
「キャッ! こ、これは一体……な、何を……したのです? ウゥム……」
クロエの髪と顎を掴み、唇を強引に舐めて吸う。
舌をこじ入れる。
「ぶはぁ……何と愚かな……私は神に使えし白の魔法使い。これは私だけではなく、神への冒涜……ちょ、ちょっとイヤ!」
クロエの言葉など無視し、グランは彼女の可愛らしい顔を舐め回し、うなじに舌を這わせる。
抵抗を試みようとするクロエ。
だが、装備していた短剣と弓矢は、グランの転移魔法で小屋の外に飛ばされてしまった。
魔法攻撃に至っては、詠唱すらできない。
出会った瞬間に、グランがクロエの魔法を封じたから。
どのみち魔法防御力が極端に高いグランに、治癒が専門の白魔導士の攻撃魔法など通じないが。
ただし、クロエの視覚と聴覚は奪っていない。
グランの人外な巨根を見せつけ、自分自身の痴態を見て恥辱をあたえるため。
また、言葉責めでイジめてやるため。
さらに、クロエに自身の喘ぎを聞かせてやるため。
精神作用の魔法も使っていない。
使えば、屈服させるのは容易だ。
だがそれでは、凌辱されて堕ちていくクロエの表情が見られず、感情も分かりにくい。
性交では、女が凌辱されて、汚される瞬間が最大の見せ場だ。
それは男にとって、女という生き物が見せる最高に美しく映る瞬間でもある。
男を知らないクロエの恥部は、締め付けが強い。
クロエがすでに五回イクほど、グランは腰をピストンさせている。
なのでもう、グランも達する直前だ。
「神様に遣える巫女さんに相応しい幼な顔に、くれてやる」
クロエの耳元で告げ、ズボッと肉棒を引き抜く。
「あぐふぅっ!」
唐突に巨根を抜かれたクロエが、思わず悶絶する。
彼女の体をしゃがませる。
顔のすぐ目の前に、グランの股間があるポジションだ。
グランはクロエの髪を掴んで固定する。
そして自分の肉棒の根本を持ち、その先端を彼女の顔に向ける。
「神に祝福を」
一言、クロエを皮肉る。
そしてグランは肉棒から、白くドロドロッとした白濁液を大量にブッ放す。
それはクロエの顔を全て覆い犯すほどの量だった。
クロエの顔が、白濁液で見えない程の特濃ぶりだ。
クロエの顔に出してご満悦のグラン。
だが、人生の地雷はどこに埋まっているか分からない。
クロエの顔に、男の欲望を発射して十分後。
グランは、所属する世界ランキング一位のパーティから追放されることになる。
事の発端は、一時間前の戦闘にさかのぼる。