7.育成の目的は？

この章「期待してもいいけどね」のメインネタ「幸福の指標」は幅広い話題で遅々たる歩みになっておりますが、またまた関連記事が飛込んできたので道草です。勿論「組織・社会・きちっと回す・管理する・私たち・計画・ルール」の何れとも繫(つな)がり濃厚(のうこう)です。

すでにご存知かも知れませんけど、ここは私なりに語ってまいります。

佐伯夕利子氏を切り貼り意訳すれば良いの？思ったままにやってみるわね。

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スペインサッカーには（伝統的に）主従関係があって、指導者が主体　選手は従属する形で営まれてきておりました。これをどう思われますか？

ぇ？童牛(どうご)が問われているのですか？(;'∀')

思うに「信長が主(あるじ)なら木下藤吉郎は従者(家来)」でしたね？

軍隊を例えに引くと分りやすい。上官の命令に従がわなければ銃殺されるってのが基本じゃないですか？統制(とうせい)が乱れた軍は全滅するかも知れないし、自国の敗北に繋(つな)がるのね？

こんなの童牛も分りますから、あなたには常識かも知れないね。

この理屈で分るように団結は国家の盾(たて)ですよね？

これは獣や魚の社会にも通じる。天敵(てんてき)から身を守るため力を合わす動物は多い。

蟻やハイエナは協力し合って狩りをし、集団で強敵を撃ち払う。

そういった伝統をしっかり守る...まさに伝統主義・伝統思想ですね？

ん？もはや恐い物なしと言いたいけど‥この思想はなにか変じゃない？

どこか変って思わせた何かがあったのでしょうね...スペインも。

あなたはどう思われますか？協力して考えませんか？

参(サン)！

これをどう捉え・計画・実行したら良いでしょうか‥かな。

指導者は主、選手は従...であれば指導者の目標に向かって選手は突き進むのですね。

オリンピック精神を想いだします。殊(こと)に「友情、連帯感をもって平和でよりよい世界の実現に貢献する」って部分が童牛(どうご)には肝心(かんじん)に思われます。あなたはどの部分でしょう？

「私の目的は平和です」って云えば万雷の拍手を貰えるかも知れません。

ですが仲の悪い国民同士が平和平和と叫んでどんな共通の平和が得られるでしょうか？

嫌いな奴は次つぎ現われますから、その都度(つど)消えて貰いますか？

嫌いなアイツ・苦手なアイツがいない社会は平和でしょうか？

嫌いな奴を理解し・受入れるチャンス‥それがオリンピックかも？

だったら戦争中でもオリンピックを行う意味はあるかも知れませんね？

新型コロナ禍の今「オリンピックをやめろ」と云うお気持ちも分ります。

人の気持・人の目標はそれぞれに異なります。

だからどうしたら他者の気持ちを理解し受入れられるでしょうか？

魂を触れ合す機会を増やすことでないのかな...童牛にはそう思えます。

居場所の意味は人毎(ひとごと)に異なるようですがココは私の居場所および居場所づくりをネタにして考えます。居場所で悩むのは人の常かも知れませんが、この悩みは人として産れてくるズッと以前から‥つまり生物に共通する悩みだったのかも知れないと私には思える。

鰯は己の居場所を確保しようとして鰯玉(いわしだま)に潜(もぐ)りこむ。野獣も居場所を確保しようとして力を養い・同類のトップを目ざす。新型コロナ等のウィルスも動物に潜りこむことで己の居場所を得る。同じように人群(ひとむれ)のなかに己の居場所を求めるのが人の常でなかろうか？

そうであれば同類・仲間のなかに居場所を探し求める所行(しょぎょう)は私たちの長い長い歴史・伝統に則って意味があったに違いない。経験は確実に生かさなければ勿体ない。この途(みち)に通じた人の経験に学び・真似しで習熟効果(しゅうじゅくこうか)を上げたい‥となるのは不思議でない。

科学は得た知識をつかって解(かい)を求める...そう考えるとき「経験者に随(したが)うやり方は科学的」に思われる...が私はこの科学に拘(こだわ)るまい。この根拠「過去の知識は完璧(かんぺき)だ」と言い切れる科学者はいらっしゃるまい。こう導かれるとき私のなかに須梨槃特が現れる。

須梨槃特(すりはんどく)は２千数百年も昔の人！お釈迦さまのお弟子さんでとっても賢かったようです。真面目で正直で童牛が心から尊敬している人物ですが、この槃特を知っていたお陰で童牛の心に佐伯夕利子氏の近代的な講義もすっきり入ってきたと思えてなりません。

須梨槃特さんの世間的評価は気にしないのね⁉

考えかたはソレゾレですし今・他者は置いておきますが…これは私小説で、しかも未来型です。空想小説やナンセンス小説は無責任なほうが面白くて読者受けしやすいかもしれませんが、私小説が無責任になっては自分で自分の人生を詰らなくしていて厭(いや)なんです。

結局、確実性を重視して暮らしたい...あなたを知りませんし断定しませんが、大事な家族やお仲間がいらっしゃれば確実性を大切にしたくありませんか？ そのための計画やルール‥かも知れませんね？しかも確実性を追い求めるのは人間に限りませんからね？

期待してもいいけどね...不確実な計画やルールに期待するのは可能なかぎり避けて、確実な計画・ルール作りに努めるの。自動車や電車の窓外の景色みたいに‥時々刻々変化するのが時間軸から見える世界でないのかな？止まりも無くなりもしない時間かも？

須梨槃特すりはんどくは賢かったでしょう？真面目で正直だったでしょう？賢くて・真面目で・正直に生きた人だから...童牛が考える程度は疾(と)うに実践していたのです。即ち須梨槃特の居場所には「確実性」が具わっていたのね。確実性のない居場所に誰が居たいでしょうか？

あなたは私より良い場所を目指していらっしゃるかも知れませんけれど、私自身を育成する目標として私には須梨槃特の居場所しか考えられない。この目標達成が叶ったら私の最終目的も見えるかもしれないよ？だから賢い須梨槃特にゾッコンなの...分ってくれる？

その時の状況に合った計画やルールを作りますが、状況が変わらなければ計画やルールもその儘(まま)...継続して使われ続けることになります。

継続された想いに権威が具(そな)わり、伝統文化となり、法制化されたりもするよね？それで「善いものは残る」でネット検索したら次下の西洋哲学(者)が引掛ってきた。

・優れた人は、うるわしいこと・快いことの基準であり尺度...アリストテレス

・善と美とは同じもの...プラトン & ソクラテス

・(徳と､それに厳密に釣合った幸福との綜合としての)最高善の問題を扱った...カント

童牛(どうご)は難しいことを考えていたのでないから、おどろおどろしい言(げん)に只々たじろぐばかり。アリストテレスもプラトンもソクラテスも、それにカントも理(り)に適(かな)いたい哲人だよね？ソレなりの筋(すじ)を通していると思う。ともあれ善を重視する想いは伝わった。

難しい理屈は童牛のモノでないから此処(ここ)は日本の誰もが共有できそうな「評価軸(ひょうかじく)」で考えたい。いろいろな善がある。日本の哲学に寄れば善・良・佳・吉・好・可・嘉・祥・芳・美などが有る‥間違ってますか？結局「どのキーワードも評価」でしょう？

評価軸は「高得点～マイナス点」まで幅広い。そして英語系の言葉はロジックに適(かな)うよう理性的に作られて、日本語は他者の感情に寄り添おうと感性的みたい。たとえば英語系は単純明瞭で、日本語に翻訳(ほんやく)したら多くの言葉に分かれる。優劣(ゆうれつ)の話じゃないよ。

強いて言えば…私にはそれぞれの文化だと思われます。

文化を目的とする文化、現社会の存続を目的とする文化、他に抜きんでる社会を目的とする文化…他いろいろの文化形態が考えられる。だったら「自分が所属する社会はドコへ向っているか」程度は知っていなければ詰りません。文化は言葉に始まる‥童牛(どうご)の感覚！

旧約のヤハウェに阿吽(あうん)を想う。仏教の南無(なむ)に阿吽を想う。阿吽は息・言葉の初め…童牛のトンデモナイ勘ちがいかも知れませんが...。産れたばっかりの赤ちゃんも吐く息・吸う息を使って泣いたり・声を発したり。これ！赤ちゃんの文化の始まりかも知れないよ！

英語のyeah、私はヤーとしか聞き取れません。日常的にはyeahと返事するそうな。フォーマルな場で大人はYesを使うのですね。赤ちゃんにも使いやすいヤーは超便利で、改まった場でも未成年者ならヤーでOK？童牛のこじつけ？自分でも否定できません(汗)。

ヤハウェのヤー？それだとヤハウェは否定でなく肯定(こうてい)に始まっている！人間否定でなく人間肯定の思想は童牛のモノでもありますから嬉しいですよ。yeahに始まってYesに至る言葉づかいの進化…ここに見た気がする童牛ですが、あなたはいかがでしょう？

ヤ ⇒ イヤ ⇒ ダメ・ヤメテ、こんな感じに日本の幼児言葉「No(ノー)」も進化する。幼児の舌は回るようになり・言葉数も増えていく。 この幼児は自然に進化したのでなく周りに倣(なら)ったとか教わったのです。当然ですがこの環境を持てない児は学べません。

気に入らない環境下で否定の言葉を使うことが増える。否定する人が多い環境下にいて否定の言葉を多く憶える。嫌い・憎い・消えろ・死ね…どれも「ノー」を意味しますね。このての言葉を多用する人たち…本当の進化を知らず、イヤ・ダメ・ヤメテで止ってない？

なんにしても私たちは進化しなければ詰まりません。環境が真っ当に応えていないかも知れない。それでも進化しなければ詰らない。イヤじゃイヤじゃと叫ぶだけでは詰らないよ。真っ当な環境が自分になければ誰かにぶつかるしかない。いや、これは私の経験知です。

自分なりのぶつかりだから誤解されることはある。間違いはある。失敗はある。それでもぶつかるしかない。お分かりいただけます？心の時間の番組では見事(みごと)な応答を紹介・見せてくれる。だが私には役立たずのクソ喰らえ…とは申しません。今は分りますからね。

さて、それでです！評価軸と云えば法軸と返したくなりますが如何でしょうか？ 感情・感性で評価して、法・理性で考える人類…私の理屈！ 世間には感情・感性でモノゴトをお決めになる人もいらっしゃるかも。あなたはモノゴトを一緒くたになさいませんよね？

一緒くたにしてはいけない…そうであれば一緒くたにしていけない中身を子育て・教育でも共々に学んで身につけていかなければならない。「そんなの常識です」とおっしゃいますか？　まだのお人はそんな視点で、次のエピソードもご一緒してみませんか？

魅力を高めよう！ 人を惹き付けるために！ 女子力アップ！こんなフレーズが町中に溢れるのは他人の目が気になるのでしょうね。それだけ日本人は他人(ひと)に対して気が優しいと思うのですが、気の遣(つか)いすぎは自分を追いつめて苦しくなりますからね。

男性は自信タップリの人が多いし、それで次のエピソードは女性に向けて綴ってみようと思っております。もちろん自信がない男の方も何かのお役に立つかも分りませんから御一緒してください。えっ！私ですか？わたしはもう開きなおっております。(;''∀'') 汗

それにしても魅力ってドコにあるのでしょうか？男性の方なら「魅力は俺のなかにある」とおっしゃるでしょうし、それでも別に構わないと思うのですけど、別の見方も出来るのでないでしょうか。どういうことかと言うと、私の魅力は他人の評価軸で判定される。

他人に評価されなくて怒る訳にもまいりません。まったく同じようなモノを提出しても自分が評価されるとは限らない。のど自慢に出て自信があってもまったく評価されないかも知れない。評価軸を公開しろとも言えないし、法律に訴えて解決する問題でもない。

感情に法は断を下すべきでない。そういった塩梅(あんばい)で次のエピソードに取組みたいと思っております。では！