学校が建つ前の土地利用方法がヤバい事件

文字数 442文字

事故物件に対して「遡れば誰も死んでいない土地などない」とも言われますが、不動高校の旧校舎は色々とアカン。
アカンからこそ、安く買い上げられたとも言えるけどにゃ。
過去の罪が暴かれない様に怪談を流し、初めて暴いた生徒は(突き落とした後、救急車を呼ぶことすらせず)壁の中に埋める。
そして、その被害者生徒の父親は高校で警備員として働き、謎が解かれた後で犯人を刺す。
金田一が謎を解かなきゃ骨も発見されず、葬式も行われないのって切ない。
骨自体は、壁が壊れて見つかってはいたけどにゃ。
それも、真壁が嫌われ過ぎて何度も見つかりかけたけどにゃ。
骨だけ見つかっても、制服から生徒だと分かっても、それ以上のことは捜査でどこまで判明するのか……いや、行方不明の生徒が居たから、そこから判明するのか。
それでも、埋めた当人は隠したくはなるだろうにゃ。
何人もの命を奪った魔術師は、壁に埋めた生徒の父親に刺されて亡くなったが、犯人を衝動的に刺す程に娘を大事に思っていたんだろうなあ……
だからって許されはしないけどにゃ。
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登場人物紹介

作者代理
気付いたら話は脱線していくが気にしない。

話し相手

ツッコミやら解説やらやる。

便利なモブ

黒タイツでは多分ない

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