第45話 タイプJ

文字数 967文字



 今まで長編も大長編も短編もシリーズ作品も山ほど書いてきたわけですが、そのなかでも、Jはほんとに傑作と言える作品のなかの一つ。
 『タイプJ』『蝶とアムールの追憶』は傑作。両方SFミステリーだなぁ。この二作は男女問わず誰でも読める点が強みなんですが、ちょっと好みはわかれるけど(BL要素がねぇw)、プロットは同じくらい凝ってるのが『鈴音』と『幼形成熟BOXのララバイ』です。全部SFミステリー……w

 文字入れしたやつが、あんまり画質キレイじゃないので。ちょっと修正したやつ。



 ジェイドとエンジェルとEDですね。
 EDは僕の画力では描ききれないキャラクターですね。全身がガラス質で装飾的なガラスの翼……もしかしてデジタルのほうが表現しやすいかな?
 でも、この絵は透明水彩ですね。
 琥珀色の世界観を描きたかった。
 対になる絵が、こちら。



 これはアンバーとエメラルドですね。対の絵なので、ならべて見ると、より統一感があります。
 ほんとは、オニキスとか、エヴァンとか、けっこうこの話にはお気に入りのキャラが多いんですが。
 博物館に展示された液晶タイプのEDとか、ビスクドールタイプとか、ケンタウロスみたいなスタイルとか、描きたいけど描けないw

 Jは構想期間がすごく長くて、一時期ほぼ毎晩、寝る前にああでもないこうでもないと妄想してたので、いじくりすぎて最初の発想とはだいぶ変わってしまいました。最初はアンバーは犯人に改造されてて生きてる予定だったんですよね。


 『タイプJ』
 他者を傷つけることができないアンドロイドたちの世界で、何者かに恋人アンバーを殺されたジェイド。なんらかの秘密を知っていたと思われる友人のエヴァンまで殺され、ジェイドは犯人をつきとめることを誓う。
 恐竜が闊歩する古生代風の世界にそびえる美しいドームシティの数々。
 犯人を追うジェイドは、やがて世界そのものの秘密に肉薄する——
 ロボットに“心”はあるのか?

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