主人公はなぜ不人気なのか

エピソード文字数 966文字

たぶんこの中で一番不人気なのは俺で

間違いない。

どうしたどうした急に。
俺は作者の操り人形だからな。
まあ、すなわち自分が無いって

ことだからな。

ラブライブも主人公は人気ないだろ?

あれはストーリーを進めるために、

台詞をしゃべらされてるからなんだよ。

ババを引かされてるわけだ。

ババを引かされたのは海未ちゃんだろうが。
だれがうまいこと言えと言った。
こいつセリフを無理やり言わされてるな。

と視聴者は敏感に感じとるもので、

結果、不自然なセリフをしゃべるキャラは

自然と不人気になる。

がんばルビイとかか?
お前、何気に一番毒舌かもな。
いわゆる決め台詞ってのは、

キャラの個性をデフォルメして

届けるのに便利なんだが、

諸刃の剣でもある。

アイカツはセリフを喋らされてるキャラは

一人もいない。

すごいことだよ。

いちごちゃんは主人公なのに、

大人気だよな。

いちごちゃんは天才なのに、

まったくそれを感じさせない。

だから視聴者はみんないちごちゃんになって

物語に入り込めるんだよ。

おれが、いちごちゃんだ。
違う、俺がいちごちゃんだ。
ちがいます、僕がいちごちゃんです。
そうじゃないだろう。
いちごちゃんは 俺 じゃない。

俺たちだ。

そうだ。

俺たちが、いちごちゃんなんだ!

まあ、いちごちゃんがいちごちゃんで

いられたのは、半分以上美月さんの

お陰だろうけど。

美月さんはアイドルというより

求道者だな。

ストイック過ぎる。

美月さんって、凄く業の深いキャラなんだよ。
それ、作者の思い込みじゃねえの?
アイカツ91話で美月さんは、

いちごちゃんにこう言ったんだ。

日本を元気にするのが私の使命ってね。
ふーん。それで?
ふーん、じゃねえよ。

この言葉がどれだけの重みを持つか

わかってんのか?

つまりアイカツの中の日本は

元気ではない。

日本の現実とアイカツの世界は地続きなんだよ。

このセリフはものすごい覚悟がいる

セリフなんだよ。

アイカツにリアリティーを感じる人は

少なからずいるけど、

それは当然のことなんだよ。

わかったわかった。

とりあえずオムライスでも食べて落ち着け。

話をまとめると、

主人公が人気になるには、

美月さんのポジション役が重要だって

ことだな。

鳴門霧也の登場ハードルがますます

上がりましたね。

そういうことだね。

もぐもぐ。

食いながらしゃべるな。

今日はアイカツの話しかしなかった

気がするので次回こそ忍者の話しような。

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登場人物紹介

竜 一郎(りゅう いちろう)
忍者に憧れる普通の少年。

鳴門霧也(なるときりや)
スーパー忍者であり、世界中で知名度があるスーパースターである。

氷鏡あきら(ひかがみあきら)
ちょっと毒舌で斜に構えた感じの少年。
ツッコミ気質。
怒ると関西弁になる。

祭屋紫音(まつりやしおん)
底抜けに明るく
いい意味でバカ。
ムードメーカー的存在。

クルス
忍者学校カリフォルニアロール学園の生徒。
竜たちのライバル。

カルマ
同じくカリフォルニアロール学園の生徒。
クルスの相方的存在。
100円均一ショップマニア。

ベルスタア
カリフォルニアロール学園の生徒。
真面目そうな面構えだが、本人はそう思われることを嫌がっている。

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