第24話「ゴミ袋の中身」
文字数 962文字
-PM10時50分-
ここは都内にあるアパートのゴミ捨て場···
そして私はそのアパートの管理を任されている、管理人。
このアパートの住人は夜な夜なゴミを捨てる悪い癖のある人が多く、大変迷惑しているのだ
誰が出したのか分からず、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのかも分からないため、仕方なくゴミを開封しなければならなかった
そして、開封しているその時···
暗がりの中、懐中電灯を照らしてみると、一番端のゴミ袋の下に何やら血の様なモノが溜まっている事に気付いた···
···さすがの私もそのゴミ袋を開ける勇気は無かった··
···ので、直ぐに警察に電話をかけて此処まで来てもらう事にした
そして10分後、警察官二人がこのゴミ捨て場に来てくれた··
そして問題のゴミ袋を開け、そこで私達が目にしたものは····
これは、さすがに警察官二人も悲鳴をあげた
··何故なら、ゴミ袋の中に入っていたのは、人の腕と思われるモノ、足と思われるモノ――――
それらが1つの袋に何本も入っていたのだ
···それもご丁寧に腕と足の付け根から切断し、肘と膝を折り曲げて収納しているかの様に···
その後、警察が捜査本部を設置し、殺人事件として捜査を始めた事でこの閑静な住宅街が騒然とするのは言うまでもなかった···
-AM2時45分-
カタカタカタ―――ッ カチカチッ―――
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