僕と君の初デート ③
文字数 1,137文字
(ああ!!なんであんな平面で転んでんだよ!本当に兄貴は昔からどんくさいんだから!
でももう鈴音ちゃん兄貴のこと下の名前で呼んでんのか、、、しかももう敬語もなくなってるし
まあそうだよな、2人とも付き合ってるんだし・・・いいな、兄貴は・・・)
ドスッ!!!
(・・・、尾行するんじゃなかった・・・こんなの見るくらいなら尾行なんてするんじゃなかったっ!!俺なんでイライラしてんだ。だって兄貴の恋が成功することはいいことじゃないか、それにもう鈴音ちゃんのことはあきらめたはずじゃなかったのか・・・俺は、まだ鈴音ちゃんのことが好きなのか・・・)
午後8時 自宅
ナオヤは兄に向ける笑顔がこんなにも辛く感じたのは初めてであった
つづく・・・