第32話 ローズマリーとティータイム
文字数 1,140文字
応接室のソファーに、ローズマリーを取り囲むようにみんなで座る。
コデマリ先生も入ろうとすると、
ローズマリーお抱えのメイド兼ボディ・ガード3人が、手早くアフタヌーンティーの準備をした。
サンドイッチと、クロテッドクリームをたっぷり添えたスコーン、そして香り高い紅茶。
クローブがバトンタッチして、筋道立てて話す。
ローズマリーの合図で、メイドがタブレットを差し出す。
操作するローズマリーの手元から、パーティの楽しげなざわめきと、クラシックの生演奏が漏れる。