第9話 車の車検と頭痛が痛い
文字数 650文字
2021/3/22
今日は北見市に車の車検を取りに行った。道東にある北見市は非常にある種ちょうど良く、都会と田舎を8で割って3掛けた後に2乗するというような街であって非常に住みやすいだろうと想像する街である。そんな街に車の車検に出かけた私であるが、ある種、ドキドキウキウキしつつ北見市に前日に乗り込み、ホテルに泊まりつつ、明日の車検のことで武者振るいが止まらないというような宮本武蔵の心境が若干分かったような分からないような心境であった。
当日は6時に起床し、ヨガ、散歩、瞑想に次ぐ迷走、朝食バイキングに読書(漫画)と予定を詰め込み、車検に遅刻しそうになりつつ、なんとか間に合った。車検にあたり、係員の指導に「ハイ!」と元気良く受け答えをするうちに係員から「自衛隊に入らないか?」と勧誘されてしまいそうな雰囲気を感じるほど、今日の私は謙虚さと従順さを併せ持ち、円滑に検査を進めて行った。
しかし、やれスペアタイヤを取れだの、長さを測れだの、ライトを付けろだのと指令を受ける内に段々と疲れが見え始め、若干チョコレートをやけ食いしたい衝動に駆られたが、なんとか検査をクリアし、いずれ訪れるであろう、車生活を目指し、着実に進みつつあるような戻りつつあるような心境である。なお、車生活は2.3年前から計画しているものの、本州での車の運転に自信がなく、未来の自分へメッセージ付きのスルーパスを送り続けている。
餅ついたら、全国の友人達に会いに行きたい。(全国に友人がいるかのような口ぶりで注目を集めたいがためのポーズ)