共幻社チャットノベル編集部通信

№1 パンダ(著者:はおり様) 終了

エピソードの総文字数=11,589文字

こちらは、チャットノベル大賞応募作

「パンダ」(著者:はおり様)作品評価座談会の会場となります。


※該当作品と関係のないコメントはお控え頂けますようお願いいたします。

※チャットノベル大賞や編集部への質問・ご意見などはこちらの掲示板をご利用ください。

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■座談会 開催スケジュール

2018年09月14日(金)編集者による作品評価

2018年09月15日(土)~16日(日)フリー解放


※フリー解放ではチャットノベル作品「パンダ」についてのコメントや感想を募集しています。

どなたでも書き込んで頂けますので、好きなキャラクター、好きなセリフ、燃えた(or 萌えた)シーンなどについて熱く語ってください!

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■作品紹介

パンダ

『チャットノベル大賞』応募用。
本編は別サイトになりますがこちらで読めます→ https://storie.jp/creator/story/11766
電子書籍版と同内容のものはPDF形式で無料頒布中です→ https://haori.booth.pm/items/936495
興味がありましたらどうぞ。
※NOVEL DAYS版と電子書籍版の内容自体は同じです


■著者 はおり様

誤って前IDを消してしまったので、新IDを取得しました。

共幻コン受賞作『ぼくの異世界転生。』がAmazonさんにて販売中です。

 → https://www.amazon.co.jp/dp/B079M566SH

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こちらの座談会は本日(9/14)から3日間の開催となります。

1日目となる本日は共幻社編集部による作品評価です。

こんばんは、共幻社の上原です。

いよいよ第1回座談会の開始です!


本日は編集者による作品評価。

パネリストの編集者が時間差で出現して作品に関するコメントを寄せさせていただきます。

今回のお題となる「パンダ」(著者・はおり様)や、短評などをお読みになってお待ち下さいませ(^^)。

おはようございます!

弊社は宵っ張り編集者が多いので、夜中に開けておいたら誰か書き込むのでは……と思ったのですが、どうやら私がトップバッターのようです。


公開した短評は私がまとめたので重複する点も多いかと思いますが、行ってみようと思います!

はおりさんの作品「パンダ」は、PDF作品としてご応募を頂きました。

・場面ごとに背景画像がある。

 (時間経過も背景画像で表現している)

・効果音を書き文字で表現

・吹き出しのサイズや形がセリフに合わせて変化

・表情差分だけでなく漫符を利用して登場人物の感情を表現

……などなど、細かなビジュアル表現をしていることが、もっとも大きな特徴です。

正直、ビックリしました。

チャットノベルの方向性はいくつもあると思うのですが、そのひとつの完成形を見せていただいたような気がしたのですね。

今回ご応募頂いた「パンダ」は第1話のみで、まだ話の方向性がはっきりしないところが残念なのですが、数話分があれば、または冒頭クライマックス的な見せ方をするタイプのストーリーだったら、即座に電子書籍化を打診させていただいたかもしれません。
あ、もちろん、「PDF作品での応募をすれば即電子書籍化」という話ではありません。念の為。

「パンダ」がビジュアル的に非常に完成度が高かった、という話です。


そしてまた「PDF作品でなければアピールしない」ということもありません。

前述したようにチャットノベルの見せ方はいろいろです。

文章を主体とした、より小説に近い見せ方もアリですし、そういう形で執筆された作品にも面白いものがいっぱいあります。


より作品にあった方法、より著者さんの得意な方法を見つけることが作品をアピールするポイントだと思います。

短評で、「なぜパンダ……?」と疑問をボヤいたタイトルについて>

短評をお送りしたあと著者のはおりさんから、白騎士、黒騎士のイメージからのネーミングであった旨をご連絡頂きました。


ヨーロッパ風ファンタジーの雰囲気だったので、ややギャップのあるタイトルという印象ではありますが、ギャップは上手く使うと強力な武器にもなると思います! いわゆるリアルなパンダをそのまま登場させるのは世界設定にも響くことなので安易にオススメはできませんが……。

作中のキャラクターたちとパンダに接点がなかったとしても、読者さんたちはみんなパンダを知っていますし、パンダ好きの方も多いと思いますので、何か活用を考えてみるのもよいのでは?

さて、ではこのへんで一旦離席します。

次はどの編集者が登場するか……?

皆様お楽しみに!

お世話になっております。須藤安寿です。

2人目の編集者として参上いたしました!


はおりさんの「パンダ」、拝見しました!

すごく凝った作りですね!

実は共幻社でもレイアウト固定でコミックのようにページを構成するチャットノベルの出版について模索していたところだったので、ご応募頂いた作品というより、お手本を見るような気持ちで読んでしまいました。他のユーザーの皆様にも、参考になること、たくさんあると思います!

ぜひお使いになったツールなどについてもお話をうかがいたいです。

会話に不自然な点はないのですが、冒頭のシーンから動きがないために、物語に入りにくく感じました。

試しに、冒頭のシーンをマンガにしてみることをイメージしてみてください。

二人のコマが交互に出てきて会話をしているだけでは、物足りなく感じてしまいますよね。

登場人物の性格や設定を紹介することは大事なのですが、事件など動きのある中でそれとなく紹介できると、うまく読者を引き込むことができると思います。


例えばですが、「立場なんてなくていいよ。余計な仕事がなくなってむしろ助かるし」

のセリフの後で団員一同を集合させて、そこへモンスターを登場させるなどして、シーンを動かしていくと良いかもしれません。

さらにモンスターと同時に猫を登場させ、レウコンがモンスターそっちのけで猫と遊んでいる一方でメランが文句を垂れながらバトルを繰り広げていたりすると、それぞれのキャラクターと関係性を読者に楽しく伝えることが出来ると思います。

いきなりの登場にビックリしました(^^;>高波さん

ストーリーの面から言うと、確かにちょっと物足りなかったですね。

キャラクターアイコンの選び方も「シリアスな長編モノ」向きという気がしますし、じっくり読めるストーリーを(この技法で)作り上げてもらいたいように思います。

チャットノベルは会話が中心となります。

そのため、キャラクターの楽しい会話を思いつくと、出来る限り採用したくなると思うのですが、そこをぐっとこらえてシーンを厳選していくことで、より漫画的な楽しさに近づけるかもしれません。

漫画的な演出や手法に積極的に挑戦している方なので、ストーリーのテンポの面でも工夫していただき、チャットノベルを牽引する作家になって欲しいなと思います!

ただ、ゲームとしてプレイしながら読むことを想像すると、まったく問題ないんですよね。

ゲームの場合はクリックすると次の文章が出てきて、するすると読み進めることができます。

一方で、ゲームのテキストを小説のようにまとめて読もうとすると、違和感を持たれるかと思います。

本作を読んで、その辺りの難しさを感じました。


チャットノベルというジャンル自体が始まったばかりですので、漫画に小説、ゲームといったジャンルの良いところ、弱いところを研究していければいいなと思います。

ふたりのキャラクターの違いがそれぞれに際立つ行動があると良いですよね!
作品とキャラクターへの愛情を強く感じますね!

それだけに、シーンや会話の厳選にも苦労されるかもしれません。

動かしていて楽しいという場面や会話が、次々と出てくるのだろうと思います。


しかし読者は作者と同じ目線(情報量)では読めませんので、ストーリーとキャラクターに興味を持ってもらえるような出来事を用意することは大切なのかなと思います。

二人の魅力を最大限に引き出せるシチュエーションとはどのようなものでしょうか!?

やっぱり冒険&バトルですよね!

(BLと答えたいのはぐっと我慢)。

いま別の仕事をしている途中だったので、また後できますね!

はい!

頑張って繋ぎます!

「チャットノベルの見せ方」のフォーマットのひとつとして、現時点では完成形に近いものと言ってもいいのかも。これは技法の話で、「パンダ」はそのプレゼン作品という位置づけでもあったように感じられます。


が、もちろんチャットノベルは「読んで面白い作品」であることも重要な要素なので、ストーリーの面はこれから……という印象を受けます。(期待してます)


PDF作品は紙書籍・電子書籍など、ネット媒体以外での展開を強く意識なさっているように見受けられます。フルカラー出版は紙書籍ではかなりハードルが高いと思いますが、電子書籍にはすごく適していると思います。全編をこのクオリティで読み進めることのできる長編作品……となれば、読者さんも俄然食いつくと思います!

私が「お!」と注目したのは、キャラクターの表情に合わせて、汗が飛んだり怒りマークがでたりする手法でした。

アイコンそのものをデコるやり方もありますが、ネットで配布されているアイコン素材などを使う場合には規約で加工を禁止されているものもあるかと思います。「パンダ」で用いられている手法であれば、そうした規約のある素材にも対応できそうですよね。

アイコン選びはチャットノベルの楽しみのひとつですし、作品の顔となる重要なポイントでもあり、映画監督が役を演じる俳優さん・女優さんを選ぶときのように「替えの効かないこだわり」が発生するポイントでもあるので、活用の幅がひろがると思います。

……というあたりで、言いたかったことを全部言ってしまいました。

これにて撤収いたします。

夜に高波さんがさらなる深い作品評価を繰り広げてくれると思いますので、皆様ご期待くださいね!

吹き出しの形を変えたり、登場人物アイコン距離が近かったり、適宜背景や効果音が入っていて、ストーリー以外でもリーダビリティを高めようと工夫を凝らされている点が良いと思いました。

会話だけで進むチャットノベルは、小説よりも文字数が少なく、漫画のように読むことができます。

漫画的なエフェクトを追加することで、尚のこと漫画のように読めるのではないでしょうか。

>さらなる深い作品評価

チャットノベルの表現方法として期待をしたいと思うのですが、内容については情報が少ないので、あまり掘り下げる余地がありませんね…そもそも、お試し版ということですし。

アドバイスをするなら、やはり繰り返しになりますが、もっと事件を起こしてシーンを動かそう! ということになります。

この作者さんの他の作品『ぼくの異世界転生。』を読んだことがある(というか電子書籍出版した)のですが、キャラクターのシュールな可愛さが魅力です。

のみならず、ストーリーの背景まで作り込んだ皮肉のある展開も作れる方なので、キャラクター作りだけに満足することなく、どんどんストーリーを転がして欲しいと思うのですよ。


ストーリーを転がして事件を起こせば、作者さんの会話センスが活かされるはずです。

どんな魅力的なキャラクターでも、何も起こらないシーンだったり平凡なシチューエーションでは、個性を引き出すことができません。

作品の続きを考えられているのであれば、そのキャラにしか出せない魅力や反応を引き出すためのシチュエーションを積極的に使って欲しいと思います。

細かいことなど。


メランのキャラクター紹介で、最終目標が「王族の護衛が主任務である親衛隊に正式に入隊すること」とありますが、なぜそれを目指しているのかはストーリーの早い段階で読者に共有してもらいたいと思います。

この作品がどこに向かい、読者として何を期待すればいいのかを示さなければ、読者は興味を維持することができません。


レウコンについては、「オレがしっかりしたらお前の立場がなくなるだろ」というセリフに、普段からサボっていることの真の理由が仄めかされていますが、このあたりも強調されるといいかなと思います。


最後にほっこりしている兵士さんですが、読者の立場だとこの中の人が非常に気になります。

上官のやり取りを見てほっこりできるということは、二人の隠れファンということですよね。

この兵士さんに隠し設定があることを期待してしまいますし、脇役としての活躍を望んでしまいます。

はおりさんのキャラはセリフ回しも自然で、とても読みやすいんですよね。

ご本人も会話シーンを得意としていらっしゃるのだと思います。メランとレウコンの会話だったら、何本でも書けてしまうのでは?

世界設定、キャラクター設定をつなぐ屋台骨となるストーリー(事件)を追加すると、さらに素敵な作品になると思います!


次作も楽しみにしています。

弊社編集メンバーの意見が出揃いました。

予定より少し早いのですが、ここからはフリー解放として、一般ユーザーの皆様のご意見をうかがいたいと思います。

著者のはおりさんもお時間がありましたら、ぜひ作品のアピールをしてください!

皆様のご意見、お待ちしています!

こんばんは。作者の はおり です。

まずは編集部の皆様に作品を褒めていただき、また、改善点のご指摘をいただけてありがとうございます。



>これは技法の話で、「パンダ」はそのプレゼン作品という位置づけでもあったように感じられます。

まさにこの通りで、『自分の思った通りのチャットノベル』の具現化としてビジュアル面を最重要視したためストーリーに関しては確かに物足りなさはあると自分でも思います。

『コンテストに応募する』という視点では力不足だと思っていましたが、技法を評価していただき佳作をいただきまして、ありがとうございます。


>メランとレウコンの会話だったら、何本でも書けてしまうのでは?

書けます!(力説)

故にシーンや台詞の厳選はすごく難しいので、今後の課題として意識して行こうと思います。ご指摘本当にありがとうございます!

>>はおりさん


作品のほうにも直接コメントさせていただきましたが。

まさに『思った通りのチャットノベル』って感じですね。

たぶん、パンダを見た全ての書き手さんが、こう思ってるんじゃないでしょうか

       ↓

『これと同じ環境で書いてみてぇええ!』


いつかノベルデイズでも同じことが出来る日が来てくれるといいな~。

はおりさん、菅野案件さん、コメントありがとうございます。


はおりさんには、作成に利用したツールなどもご紹介頂ければ嬉しいです。

菅野さんのお言葉にもあるように「これと同じ環境で書いてみたい!」と思っていらっしゃる方、たくさんいらっしゃると思います。

私も興味津々です!

>菅野案件さん

ありがとうございます!

実はNOVEL DAYSさんでコメントを初めて頂いたので、すごく嬉しかったです!(お気に入りや応援は頂いたことがあるのですが、コメントは初めて)


作成ツールについてですが、全て『CLIP STUDIO PAINT EX』を使用してます。

今は有料になっていますがPDF形式での書き出し、Kindleフォーマットでの書き出しが出来るので、電子書籍という媒体にするための変換作業は不要というメリットはあります。(私のKindleアプリに今作も入ってます)

ただし、かなり面倒臭いです!

フリーの背景はゲームを想定して作られていることが多いので、仮にKindleさんでの推奨サイズで作るとすると全面背景は拡大する手間がありますし、アイコンの配置・台詞枠の準備や配置は手動でしてます(アクションを駆使すれば楽になるかもしれませんが)


CSSやHTMLを使っての台詞枠ですとKindleさんではフキダシのしっぽの部分が上手く表示されなかったり、叫ぶ等のフキダシだとやっぱり画像が必要なのかな?と思って(調べたけど見つからなかった)すべてクリスタで作るというところに私は落ち着きました。

本当はプログラムを組んである程度自動化できるといいのですが、私には知識がないので出来ませんでした…。


クリスタさんは素材登録はできますので、『アイコンや作った台詞枠を素材化して読み込む』という形である程度の対処はできます。

また、最初から入っている素材やCLIPさんにある素材は商用可ですのでオノマトペ(擬音)や漫符もある程度揃っています。(前作になりますが、ぼくの。でも使用させていただいてます)

ツールのご紹介ありがとうございます。


なるほど、なるほど。

やはり専用ツールじゃなくて、汎用ツールを応用して作成されてる、という感じなのですね。

そうなると、執筆作業以外にも、ツールの操作で、かなーり時間かかっちゃいそうで、ハードルは高そうですねえ。

けど、はおりさんは、それでここまでやっちゃったんだから、本当にすごい。

未来のチャットノベル、見せていただきありがとうございました!

電子書籍や商業化というのにこだわりがなければ、他サイト様でも同じようなことができますので紹介させてください。(ルール違反でしたらすみません)

g.o.a.t→KDDIさんのブログ。フキダシは選べませんが背景や挿絵が入れられます。

ストリエ→今回の技法の基礎はここです。一般ユーザーさん投稿のイラストが豊富(サイト内に限り使用自由)

※今回のパンダですが、ストリエさんに投稿された72さんの許可を得て使用しています。

ストリエさんすごいですねえ。

めっちゃ参考になりました。

ありがとうございます。

はおりさん、ツールのご紹介、ありがとうございます。

作業についてはよりコミック作成にかなり近いものになっているのですね。

CLIP STUDIOはプロの漫画家さんも利用なさっているということですし、凝ったページ構成も納得ですし、はおりさんの作り上げたフォーマットだけでなく、アイデア次第でいろんなタイプのページ構成ができそうです。

菅野さんも仰るように執筆作業+αで作業にかかる時間が増えますし、ツールを使いこなすのも一筋縄ではいかない印象もありますが、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おはようございます。


クリスタさんを使用しての作業で「こうしたらもっと楽だよ!」というやり方があれば是非教えてほしいです!


ただ、NOVEL DAYSさんでも挿絵として背景を挿入できますし、全面背景にそこまでこだわりがなければ『背景を挿絵で随時出して場面変換を行う』というのが楽だと思います。拡大する必要もありませんし…。

今回の私のやり方ですと、1ページに対する背景が固定のため場面変換は必ず次のページである必要があり、そのための台詞等の調整も必要になってきます。

縦スクロール形式だと大丈夫なのですが、固定レイアウトで作成するとおそらくここがかなりのネックになるのでは? と思います。


クリスタさん以外でのツールですと、InDesignさん等の組版ソフトという手もあるのではと思ってます。

こちらも使いこなすのは大変だと思いますし、自分で試していないので具体的なことは言えないのですが…。(すみません)

ネット媒体と電子書籍の違いというのはありますよね。

ネットは長い文章を切れ目なく表示できる一方、電子書籍はレイアウト固定・リフローのどちらの形式でも、結局ページ単位で表示されることになりますから……。


チャットノベルは、レイアウト固定でページ構成をする場合は背景の有無に関わらず単に文章を流し込むだけでなく、「どこでページを区切るか」を考えなければいけません。アイコンは通常複数行にまたがるサイズになりますから、その途中で改ページが入らないように調整する必要があるのですね。

ビジュアル重視を極めようと思うなら、雑誌やムックを作るときにデザイン先行で原稿を書いたり、漫画家さんがネームを切るように事前にレイアウトを決めて、それに合わせた文字数で原稿を作成する必要が出てくると思います。

見栄えを重視するとフキダシに収めることのできるセリフの文章量もかなり短いものになってしまいます。

小説を書くのとは全く別の考え方やスキルが要求されますね。


地の文、セリフとも文字数多めの小説的寄りのチャットノベルを作っていらっしゃる方には、コミック的なビジュアル重視のページ構成は必ずしも適していないと思います。

文字数多めの作品は、MicrosoftWordなどのワープロソフトなどでもレイアウトを工夫することで見栄えのいいページを作ることができると思います。文字書きさんには馴染みの深いツールだと思いますので、まずはそこから初めてみるのも良いのではないでしょうか。

>地の文、セリフとも文字数多めの小説的寄りのチャットノベルを作っていらっしゃる方には、コミック的なビジュアル重視のページ構成は必ずしも適していないと思います。

今回の作品は地の文がまったくないので、確かに小説寄りのチャットノベルを得意とする方には私がしたやり方はオススメしにくいかと思います。

また、クリスタさんで電子書籍を作ったとしてもハイパーリンクが使えないという弱点があるので、個人的にも安易にオススメはできません。EXはそこそこお値段張りますし……。

ただ、ビジュアル重視で作成したいと考えている方がいましたら、今回何かの参考になってくだされば幸いです。

技法については、それぞれの作品にあったものを選ぶことが大切だと思います。

チャットノベルのかたちはひとつではないので、いろんなやり方で「頂点」を目指すことができそう。


さて、せっかく著者様が書き込んでくださっているので、「パンダ」というストーリーのお話などもうかがえると嬉しいですね。

例えば「イースト王国」という世界設定は、はおりさんの既刊『ぼくの異世界転生。』でも使われていましたが、今作「パンダ」との関係はどのような形になっているのか、興味あるところです。

またどんな発想からキャラクターを作るか(モデルが居る、理想の人物を投影、アイコンのイメージが先行などなど)といった、はおりさんの創作スタイルについてもぜひ教えてください!

(非常に言いにくいのですが……『ぼくの異世界転生。』(個人的に『ぼくの。』と略しています)に出てきたのはイーストではなくウェストです)


世界観的には同一のものです。

ぼくの。では『ウェスト王国』ですが、パンダでは『ウェスト公国』になっており歴史的には ぼくの。のほうが古いです。

世界観は同じですが、二つの物語自体に関係性はそれほどありません。

『ウェストではあまり排出されない勇者(ぼく)が手記的な物を残し、それが何度も改稿されつつも本という形でパンダの時代まで残っていた』くらいです。

ちなみにパンダでは現代からの転生者はおりません。(二人を現代転生させて遊んでますが……)


キャラクター作りに関しては、完全にアイコンを見ての直感です。

アイコンを見て「このイラストを使いたい!」とか、本当にざっくりですがキャラクターの性格やどう動いてくれるのか想像できたものを主に使用させていただいています。

表情差分があると性格付けはかなり楽にできるので、『キャラクターを作る作業』というのはほとんどしたことはないと思います。

Σ はっ!

慌てて電子書籍読み直しました。

大変失礼いたしました。うろ覚えでした……。

同じ世界観の中に複数の国があり、別々の時代の物語としてそれぞれの作品があるという形だったのですね。

続編やスピンオフのような密接な関係性のあるシリーズともまた少し違いますが、緩やかにつながった世界観は「著者さんや読者さんの愛着が深まる」とともに、前作を知らなくても読み始められる敷居の低さ(=新規読者さんの獲得が容易)という利点もあると思います。


アイコン先行でキャラクターを作っていらしたのですね。

ふたりの雰囲気にぴったりのビジュアルだったのも納得です。

アイコンを統一感のある絵柄で揃えることもできるので、ビジュアル重視の作品作りには向いている方法なのかもしれませんね。

(すでにストーリーやキャラクターの出来上がっている作品を「チャットノベル化しよう!」と思い立ったケースでは難しいですが)

>ふたりの雰囲気にぴったりのビジュアルだったのも納得です。

ありがとうございます!

元々はストリエさんで投稿されたイラストなのですが、二人に愛着を持ちすぎてしまったためイラストレーターの72さんに追加差分を個人的にお願いしたという経緯もあります。笑


チャットノベルはアイコンの表情差分も魅力の一つだと思いますので(もちろん差分がなくても作れますが)差分はそれこそ何枚あっても足りないという気持ちはありますが、それでも限られた差分でどうやって表現するかは難しいところでもあり楽しいところでもあると思います。

今回のメランさんでも『笑顔差分を使って怒る』というやり方もしていますので、笑顔だからといって笑っているわけではない等色々な表現ができると思います。


ビジュアル重視で作りたい方の参考になってくれれば……ということで一例を挙げると、NOVEL DAYSさんの挿絵は現在中央固定ですが、漫符等を左右のどちらかに寄せて画像を作り、大サイズで挿入すれば同じように表現できると思います。

創作スタイルについてですが、先程も言いましたがキャラ先行です。

ざっくりとしたイメージのまま書き始めて、作りながら考えてます。

『商業』という観点から見ると非常にダメな例ではあるとは思うのですが、プロットというものを作ったことはありません。

ストーリーのためにキャラがいるのではなく、キャラのためにストーリーを作るという感じなので、基本的には好きに喋らせています。

褒めていただいた台詞回しは、おそらくこのおかげかなと思います。


逆を言ってしまうと、そのためにご指摘頂いた『シーンや台詞の厳選』というのは自分としては本当に難しいことだとは思っています。できるだけがんばります……!

初めまして、原田と申します。

はおりさんのお話も編集部のみなさんのお話も、大変興味深く読ませて頂きました。チャットノベルは私が考えていた以上にまだまだ色んなことができるんだな、と思いました。


メランとレウコンのやりとり、すごく萌えました…!この二人の今後、気になります。

レウコンさんがかなり好みのキャラです。猫ちゃんに可愛い反応してたり、方向音痴だったり…。

はおりさんの『ぼくの異世界転生。』もとても好きなお話なので、『パンダ』の今後もとても楽しみにしています!

ただの「萌えたぜ!」感想になってしまって、すみません…。

harasami_hatoru

>原田はとるさん

萌えていただきありがとうございます!!

パンダを書き始めてから私自身が萌えまくっているので、すごく嬉しいです!(そして「レンメラください」と呪詛のように言い続けている腐


日付が変わってしまったのでここまでだとは思いますが、最後に編集部の皆様、書き込みをしてくださった方、見ていただいた方々に感謝いたします。

ありがとうございました!

出遅れて日付をまたいでしまいました。申し訳ありません。


はおりさん>

アイコンの追加発注、漫符の配置などの「一歩踏み込んだ努力」が作品作りに効いていると思います。

商業で仕事をしようと思ったとき、プロットはどうしても欠かせないものとなりますが、必要なのはフォーマット通りに書き込んだ書面ということではなく「どんな作品を作り上げていきたいか」という指針で、これもまた、「作品作りのために踏み込む一歩」だと思います。

次なる挑戦としてぜひあれこれ試してみてください(^^)。


原田先生>

コメントありがとうございます!

魅力的なキャラクターはストーリーの花!ですよね。


第1回の座談会ということでどうなるか不安なままの開始となりましたが、編集者のコメントだけでなく著者様からの技法の解説、ユーザー様のご意見も頂けて充実したものとなり、感謝ししております。

続く第2回以降の座談会も編集部一同頑張っていきたいと思います。より多くのユーザー様にご参加頂ければと思います。「面白かった!」の一言でも、著者さんには嬉しいエールになると思います。

作品作りのヒントを出し合うことは皆様のより良い作品作りにも繋がると信じております。


今後ともよろしくお願いいたします。

第1回の作品評価座談会は以上にて終了となります。

みなさまお疲れ様でした。


『共幻社チャットノベル大賞』では、作品評価に話題を限定しない掲示板も設置しています。

コンテストについてのご質問や、作品作りにまつわる話題などを自由に書き込んで頂けますので、こちらもぜひご利用ください。

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