第22話 5月のコロナ禍

文字数 809文字

 こんにちは。
緊急事態宣言の延長、また出ましたね。今朝の朝日新聞1面の菅総理の顔、随分やつれた感じ。まさに、国民の気持ちを代弁する表情に見受けられましたが。いかがですか?

 IOCが選手に『自身に不利益なことが起こっても、自己責任』との文言に同意させようとしているニュースがあった。同意文書は毎回のものらしいが、今回の同意は今まで以上に重くないか?ますます参加選手が減る気がする。オリンピックなんて言っている場合じゃないことくらい、世界の人々は気付いてるはずだ。この自然現象に近いものへの抵抗は、人間の(おご)りでしか見えない。コロナは、この1年余りで随分危険なウイルスに変異した。それなのに、ここ日本においては人々の動きが当初に比べ、逆行している。まぁ、我慢の限界を超えたということか、老いも若きも。

 昨日、久しぶりに近所のママ友が、ふるさと納税のお裾分けを持ってきてくれた。北海道のほうれん草とカタラーナ(お米のデザート)。玄関先で受取り「ありがとう、それじゃ」と帰すのも気が引けたので、ご機嫌伺いをした。ママ友も始めはすぐ帰る感じだったが、結局30分ほど距離をとって世間話。

「運動不足になったらいかんで、週何回かカーブス(女性専用のジム)行っとる。あんたも行かん?タダ券あるよ」

お裾分けの上に、タダ券まで。友人の中でも、このママ友は特に気前がいい。私もそれなりに運動しているので体良(ていよ)く断る。

「最近、ジムではワクチンのことばかりでさ〜、予約取れたとか取れんかったとかの。私

まだできんけど、あんた打つ?」

そう、私

はアラ還ではあるが、まだ高齢の部類ではない。ここで、カーブス利用者の年齢層を知るとは……。お姉さま方、さすがです。ワクチン打って、体力つけて、日本の平均寿命を伸ばしてください。

 こう言う私も揶揄(やゆ)できないですかね。ウォーキングにゴルフ、太極拳……。若者から見れば、寿命を引き上げようとしている老人の一人だ(笑)
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