リリカルラビットの冒険譚

絶対不気味な研究所

エピソードの総文字数=820文字

くっ…!く、くそ!!お、俺の武器を返せ!!絶対に許さないからな!!!!

イヤだ…と言ったらどうします?

わたしを始末するのですか? 絶対にありえない話ですね、フフフ…。この武器は預からせていただきます。

か、返せ!!!!!!絶対に取り戻してやるからな!!!

数時間後。


一匹のリリカルラビットがグライド研究所内をうろちょろとしている。

どうやら何かを探している雰囲気。

"アレ"はどこにあるのかなー。

それにしても身体が浮くなんて便利な羽根と輪っかですね。早く見つけ出さなければいつここの職員にバレるか心配です…。

決して死んではいませんよ、このリリカルラビットは。そう、この研究所のとある部屋で見つけた"羽根""輪っか"を興味本位で身に着けた結果、まるで天使のような姿になってしまっただけの事。

あっ、あそこに地下に行ける階段がありますね。フフッ☆

わたし浮いているから、歩かないで行けるのが楽だー。

******


ここはグライド研究所、地下1階。

慎重に誰にも見付からない様に向かうリリカルラビット。雰囲気的に罪人を収容する牢獄のようだ。この研究所、色々とアブない…。

えっ、想像している場所と違いますー。えっ、"アレ"は何処かなー。あの扉の向こうかな…!

おそるおそる奥の扉に近付くが、何かの気配に感じたリリカルラビットはちょっと怯えながら牢獄の方を見る。


可愛いウサギさんだな。ふん。誰か俺の武器を取り戻して来てくれる人か来たかと思ったけど見当違いか。お前さん、ここにいると危ないぞ…!

コツコツと足音を立てて誰かがやって来るのが、地下に行ける階段の方から響き渡る。それを聞いた彼は…。


早く隠れろ!!お前も捕まるぞ!!
大丈夫です、わたしはー。

突然消えていくリリカルラビット。"木漏れ日の森小屋""神秘の海""旋律の館"とは違って特殊な力が備わっている。もしかしたら彼等にも特殊な力があるのかも…。そして再び地下に続く階段から足音が!

(絶対に吐かせてやる!フッフッフ…)

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