ティエラ棒術

文字数 1,355文字

 以前、別のサイトでも日記を公開していたのですが、今はその時よりも少し緊張しながら文章を書いています。
 なんだか、自分の予想よりも好き放題書けてない・笑。
 原因は縦書きのせいじゃないかと思うんです。縦書き表示だと、少し襟を正してしまうんじゃないかと。
 と思って、今日は別サイトで公開していた日記の雑文を転載してみます。以前に一度、NOVEL DAYSでも公開していたことがある内容です。

 以下、転載です。

 ティエラ棒術というものを、私は「混沌譚」の中で書いています。これがどんなものか作者の私も知りません。
 主人公のエドガルドがこの棒術を披露すると、少数ながら一定数の人間が主人公に参ってしまうという、非常に都合のいいアイテムです・笑。
 素晴らしい棒術というと、どうしても李連杰(リーリンチェイ)の少林寺や黄飛鳳(ウォンフェイフォン)を思い浮かべてしまうのですが、絶対にあんな見せるための動きじゃないよなーと思います。
 しかし、じゃあどんなものだよ!? と考えてみると、全く想像がつきません。こういうのが小説の良いところだなーと思います。もしかいてるのが漫画だったら、どうなっていたことでしょう。何の説得力も持たせられないでしょうね・笑。
 そんなことを考えていると、ブラッド・ピットが主演した大作「トロイ」を思い出します。ホメロスの叙事詩イーリアスを元にした、古代ギリシアがトロイを滅ぼす物語です。有名な「トロイの木馬」のエピソードが出てくるお話ですね。古代好きの私は当然映画館まで観に行きました。この映画の中にアキレスとヘクターが一対一で戦うシーンがあります。メイキング映像でアクション監督がこのシーンについて、「脚本には、アキレス:神のように戦う、としか書かれてないんだ」と苦笑し、このシーンを撮影するのにいかに苦労したかを語っていました。結果、素晴らしく魅力的な戦闘シーンが生まれ、私はこのシーンを何度も繰り返し観ました。
 私にとってティエラ棒術は、その脚本家が書いたものに似ています。具体的には何してるのかよく分かんないんだけど、なんかすごい動きしてるらしい。
 ところでアクション監督というと、功夫(クンフー)映画では映画監督の下に武術監督がいるのではなく、この二者は対等の存在です。素晴らしい武術監督は沢山いますが、袁和平(ユエンウーピン)はやはり巨星というか、素晴らしい武術監督だと思います。「グリーンデスティニー」であまりにも綺麗に人をぴゅんぴゅん飛ばしまくってたのには閉口しましたが、でもやっぱり大好きな武術監督の一人です。子供の頃はスタンリー・トンが成龍(ジャッキーチェン)を高いところから落っことしまくってたのを観て面白がってましたが、大人になって観ると色々恐ろしくて純粋に楽しめなくなりました・笑。

 ホントどーでもいー話ですが、功夫(カンフー)映画の棒ってすごくしなって臨場感あるでしょう。あれは柔らかい棒を使ってるんですよ(言われなくても見りゃ分かるとゆーツッコミはなしでお願いします)。
 それから功夫(クンフー)映画でよく出てくる蹴りのアップシーン、あれは手に靴を履かせて撮影しているんだそうです。あと、人を殴ったり蹴ったりすると白い煙みたいなのが立ちますけど、あれもパワー(ファン)と呼ばれる小麦粉みたいな?粉を仕込んで殴ってるんだそうです。

 ・・・本当にどうでも良い豆知識でした!

二〇二〇年十一月二十日
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