prologue

文字数 111文字

 小さな町を見下ろす小高い丘の上に、一本の古い木が立っています。
 新しい屋根が次々と、緑の中を占めていくのを、初めからずっと見ていた木です。
 外灯がぽつんぽつんと連なって、夜の中に広がるのを、初めからずっと見ていた木です。

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