第87話  みんないいひと  1

文字数 5,201文字

ももまろ。行ってくるからね。

平八さん。お願いします。

かしこまりました。

ももとまろはお任せ下さい。

おじさん。行って来ます~~!

ももまろ、いい子にしてるんだよ。



 ※


 次の日。僕はいつものようにお兄ちゃんと学校へ向かう。
 今までみたいな作り笑顔じゃなくて、心から頑張ろうって気持ちを乗せて、お兄ちゃんに手を振った。


 大丈夫。僕は僕で……頑張るから。
 お兄ちゃんも僕の事は心配しなくてもいいからね。


 これからはお兄ちゃんに頼らずに、全部自分でやるんだ。

おはよ。今日はわんちゃん来ないの?

うん! 平八叔父さんに預かって貰ってるんだ。

お姉ちゃんがずっと綾ちゃん家に任せるのも悪いって言ってて……

私とかお母さんは別にいいのにって言ってるのに。


お姉ちゃんってすんごい気を使ってくれるよね。ウチのお姉ちゃんも言ってたよ

虎にぃは? 

うん。今日は来ないって言ってた。

実はね……

 今日は虎にぃは来ない。と言うのも……
 聖奈お姉ちゃんに「学校に行け」と言われたらしく、凄い反発してたらしくて、詳しい話は聞いてないけど、今日は学校に行ってるそうだ。



 この話は今日の夜に聞けばいいや。

 だって今日は……お姉ちゃんがバイトに行った後、聖奈お姉ちゃんや平八おじさんがご飯を食べに連れて行ってくれると約束してるんだ。もちろん虎にぃや綾ちゃんだって呼ばれてる。

【魚住】

おおっ黒澤。

あっ魚住。おはよう

【魚住】

また坂田も一緒か。お前らまさか付き合ってんの?

ん~~~!

 綾ちゃんは魚住にキックすると、一目散に走り去っていった。

魚住。お願いだから綾ちゃんにそう言う風に言わないでよ。

【魚住】

だって。お前らいっつも二人だもん。


そういうんじゃないから、あんまり言わないで欲しい

【魚住】

分かったよ。

 魚住と一緒の通学路だったなんて知らなかった。


 実は……急に喋りかけられて僕はビックリしたけども、魚住はすぐに僕のお姉ちゃんの事を聞いてくる。

【魚住】

いいなぁお前。あんなねーちゃん欲しいよ。やっぱ下着姿とか見れるの?

ま、まぁそうだけど……って魚住ってねーちゃんのおっぱいばっかりじゃん!

【魚住】

だって。俺の家男ばっかりだもん! いいなぁ。マジ羨ましい。くっそ美人だしよ~

 笑いながら学校へ向かうと、校門でバッタリ名谷と赤木と会った。

 すると赤木や名谷は「昨日はごめんな」と謝ってくれるので、僕も同じように謝っていた。

【赤木】

なぁ。またねーちゃんとドッジしてーな。今度は相手チームでさ。本気でやりたい

 赤木の話題もお姉ちゃんだったけど理由が違う。
 お姉ちゃんに勝負したいんだね。

【名谷】

でもさ昨日は本当に面白かった。中学の奴らに勝てるなんて、思わなかった。

そそ。そういえば黒澤が帰った後に、野球部の人がお前のねーちゃん綺麗だなって言ってたぞ

 名谷も普通に喋ってくる。
 今までとは違う。顔も穏やかだし……それが凄く嬉しい。
また来るかもしれないよ。おねーちゃんに言っとくね

 すると三人ともうんうんと頷いてくれた。




 そして教室に一緒に入って、机に座る。

 その時、あぁもういじめられないといった安心感と、普通に喋ってくれる友達が出来たんだと、そう思った。



 授業が始まると大熊先生にも僕達が仲良くなったのが分かったらしく、仲直りの素晴らしさを一生懸命語っていた。



 僕も先生に言われて気付いたけども、仲直りと言うか、今までケンカしてた人と仲良くなるだなんて、とても難しい事だと思った。



 これは本当に大熊先生が凄いと思った。
 もし先生が居なかったら、僕達はずっとケンカしてたと思う。




 その時、ふとお兄ちゃんの昔話を思い出していた。

 もし、大熊先生みたいな人がお兄ちゃんの担任だったら……
 中学校を女の子で行こうなんて思わなかったんじゃないかなって。



 そう思うと大熊先生のやった事は凄いんだと、何度も思った。
 と同時に、お兄ちゃんが可哀想だとも思った。




 そういう意味では僕はとっても幸せ者だ。
 お兄ちゃんに助けられ、聖奈お姉ちゃんにも助けられ、虎にぃや白竹さん姉妹もいるし……




 それなのに。お兄ちゃんが六年生の時は……
 あまり帰ってこないお父さんだけだった。



 殆ど一人で……お兄ちゃんは過ごしてきた。
 そう思うとお兄ちゃんが……とても可哀想で。

おい。黒澤。どうした?
ううん。なんでもない。お姉ちゃんの事を思い出したら……
まだ何かあるなら、喋ってみるといい。
 僕は自分の事と、お姉ちゃんの六年生の頃のお話をしていた。

【魚住】

マジか……あのねーちゃんも……イジめられてたのかよ。

だから……凛くんは……

【赤木】

だから昨日……俺達の前で……

ん? 昨日、何かあったのか?

 先生がそう質問すると、赤木がこちらを向いて僕の名を呼んだ。

 それは昨日の事を喋ってもいいのか? と思った僕は「うん」と返す。

【赤木】

先生。昨日。学校から帰った後なんだけど……

 昨日何が会ったのかを説明する赤木に続き、名谷や魚住まで一緒になって答えていた。

【魚住】

その時、黒澤のねーちゃんがドッジに入ってくれて、野球部の人を倒したんだ。一人で……

【赤木】

で、俺……何だか凄く悪い事をしてしまったのだ。って……思って……

【名谷】

俺達は黒澤をイジメ……悪い事をしてきたのに。

お姉さんは俺達を……助けてくれて

もういいって。もうその話は……僕は何も思ってないから

待ってくれ黒澤。

先生に。全部喋ってくれ。

 三人は立ち上がり、ゆっくりだけどその時のお話を先生に伝えた。

 

 赤木達がスマホの件でお姉ちゃんに謝ったこと。 

 お姉ちゃんが「僕と友達になって欲しい」と言ったこと。


 そして、その瞬間、お姉ちゃんが大泣きしてしまったのを全て話すと……


 

 先生の顔が急に悲しそうな顔になっちゃって「うっ」と声を上げたかと思えば……


 

先生……

なんて素晴らしいお姉さんなんだろうか……


弟の為に……そこまで……

 先生が泣いてしまった。

 

 その場にいたクラスのみんなは唖然として、先生が落ち着くまで誰も喋らなかった。

すまんな。あまりにも素敵な話だったので、先生まで感極まって涙が出てしまった。

いいかみんな。黒澤のお姉ちゃんにとっては……

黒澤に友達ができる。それが……簡単に涙が出てしまうほど、嬉しいことなんだ。

泣くことは恥ずかしい事ではない。

とても分かりやすい表現の仕方の一つだと、先生は思うんだ。


先生はその場にいなかったけども、まるで黒澤のお姉ちゃんの気持ちが全て分かるんだよ。


赤木。魚住。名谷。よくやったぞ!

みんなの謝罪の気持ちは、ちゃんとお姉ちゃんに届いた。


あとは黒澤のお姉ちゃんの約束を守ってやって欲しい。

 すると三人は凄い大きな声で「はいっ!」って言ってくれたんだ。
うん。よかった。本当に良かった……

 先生がうんうんと頷いてる間に、赤木は手を上げて「もうひとついいですか?」と言った。


 

どうしたの?

【赤木】

いや……黒澤じゃないんだ。

 その赤木の顔は、昨日お姉ちゃんに見せたような……つらそうな顔だった。


 そして、僕に背を向けると「六角」と声を上げる。

【赤木】

今まで……ごめん。

俺はもう、お前をいじめたりしないって約束する。


赤木……

【魚住】

お前……

【赤木】

ごめん……


ごめんなさい。

【名谷】

赤木。待てよ……俺も……


六角。ごめんな。

【魚住】

待てったら! 俺も謝るよ。ごめん……六角。

もうお前をバカにしたりしない。

 赤木が謝罪してから、クラスのみんなが六角くんに謝っていたんだ。


 みんな自分が六角くんにしてきたことを、全て話して……



 そんな時、先生は机をドンと叩くと、大声を出したんだ。

うぉ~~~~~~!

 あまりにも凄い声だったので、みんなビックリして、

 女の子なんて。逆に「キャー」って叫んでしまうくらい大きかった。

いいぞ! 赤木! 名谷! 魚住ぃ!

お前達はもう……昨日までのお前達ではない!


すばらしい! 先生は感動した!

今まで教師をやってきて、これほど素晴らしいクラスは無かったぞ!


こんな素晴らしい子供達に囲まれて……先生はとても幸せだ。


六角。もうお前も大丈夫だ。

後はもう……クラスのみんなと仲良くなるだけだ。

 仲良くなる。僕もお姉ちゃんも大好きな言葉だ。

よし。今日の一時限はナシだ。

今は勉強する時じゃない! みんなでもっと話し合おう!


 ※


 先生は今日も「友達」の素晴らしさを話してくれる。

 僕のことや、六角くんの立場について話したり、赤木や魚住達の立場になっても話しだした。


 とても分かりやすくて、楽しい。

 

 だってみんなの気持ちが今……とても良く分かるから。

先生はもう少し黒澤のお姉さんのことを聞きたい。

 先生がそう言うと、隣にいる赤木まで「ちゃんと聞いてみたい」言うんだ。

 

 前の学校の話もしたし、僕から見たお姉ちゃんがどんな感じだったのかを話すと、今度は僕が泣きそうになってしまった。

 

【赤木】

黒澤。どうした?

今思ったんだけど……

お姉ちゃんも先生みたいな人が担任だったら良かったのにって思って……


そう思うととても可哀想で……

 すると先生は僕の問いに対し、少し考えてから首を振った。
だけどな。先生から言わせてもらうと、お姉ちゃんは全然可哀想じゃないぞ。むしろ幸せだと思う
ど、どうして?
だって。弟である黒澤に……これだけ慕われているんだ。だから幸せ者だよ
私もそう思います
 そう言われると恥ずかしくなってくる。

いじめられ。一人で過ごし、きっとお姉ちゃんはつらかっただろう。

だけどな……弟がこれだけ立派になったのなら……お姉ちゃんはきっと喜んでる。


あとは……黒澤がお姉ちゃんの期待を裏切らんようにしないとな

うん! 

 うん。そのつもりだよ。
 今度は僕が、お姉ちゃんの為に……力になるべきなんだ。

 
 ※


 時間は過ぎ学校が終わる。今日の一回目のサインは二時十分ごろ。かなり早い時間だった。


 今が三時五十分だから、リミットまで二十分しかない。
 赤木達にドッジボールしようかと誘われたけど、僕は断った。

【赤木】

何かあるんだろ? 行ける時遊ぼうぜ

ありがとう
 初めて赤木が笑ってくれた気がした。
 僕も嬉しくって、自然と笑顔になっていた。
帰ろうっ。凛くん
うん!

 僕は綾ちゃんと帰ろうとすると、急に赤木が溜息を吐く。

 どうしたの? って聞くと、魚住が教えてくれた。

【魚住】

なんかさー。ちょと前にドッジやってて、すっげー可愛い子が一緒にやろうって来たんだよ。赤木はそれが気になって

【赤木】

気になってねーから!


 また怒った赤木。だけどちょっと顔が赤いんだ。
 すると今度は名谷も同じ事を言うんだ。

【名谷】

あの子。可愛かったよな……この小学校に居ないような、マジ可愛かったよな

 誰のことだろうと思ったけど、魚住はこんな事を言うんだ。

【魚住】

何かさ、黒澤のねーちゃんと一緒に居た子だろ? 違う?

 えっ?
ええっ?

【赤木】

え? マジ魚住? あの子って黒澤の……何か関係あるの?

 それって……もしかして華凛? 

 ぼ、僕のこと?

【赤木】

おい魚住。何でいわねーんだよ!

【魚住】

いや。それよりもねーちゃんのおっぱいに夢中だったからな

 もう! 魚住は平八おじさんとソックリじゃないか。
 と言う訳でみんなの視線を受ける僕だったけど。
か、華凛ちゃんかな? 僕の親戚だよ
 僕の事だけど他人を装わないと。

【赤木】

マジかよ! じゃああの子にも言っててくれよ。またドッジやろう。って!

 赤木がハイテンションだ。今までになく元気なんだけど。

【名谷】

いつでもいいって言っててよね

【魚住】

ねーちゃんが一緒にくるならおっけーだからな

 はははっ……お兄ちゃんの言う通りだ。
 華凛は男の子に凄い人気だ。


 僕は適当に「言っとくね」と言い残して家に帰る。
 
 

凛くん。ど、どうするの?

華凛ちゃんが別人だと思われちゃってるよ。

どうしよう……

でも、本当のことは言えないし……

 そこで会話が途切れてしまった。


 暫く歩いて僕のマンション前まで来ると綾ちゃんに、またねって言おうとすると、

ねぇ凛くん。今日は聖奈お姉さん達とご飯行くの?

うん。本当は綾ちゃんも一緒がいいけど時間が……

いいなぁ……私も華凛ちゃんと遊んでみたい。

 綾ちゃんは夜中に出たり出来ない。まだ僕達は小学生だし……

 僕の場合は平八おじさんや聖奈お姉ちゃんがいるからいいけど……

聖奈お姉ちゃんに相談してみる。

何か良い方法があるかもしれない。

うん! お願い。

あと……華凛ちゃんと公園でちょっと遊びたいな。ちょっとだけでもいいから

え? でも……華凛だと一人で遊びに行けないかも。

お姉ちゃんが一緒に来るかもしれないよ

それならそれで、公園で偶然私と出会って、遊んだ。でもいいじゃん。

ほら、虎にぃも言ってた方法とかどう?

あっ……うんうん! それでやってみよう。

お姉ちゃんに華凛と綾ちゃんが友達になったのを見てもらえば……

じゃあ決定ね! 凛くんの近くの公園にすぐ行く~!
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登場人物紹介


 ★登場人物でも若干のネタバレを含みます。第一部からお読みいただきますようよろしくです。

 ★逆に第二部の登場人物を先に読んでから、第一部をお読み頂きますと、別の意味で楽しめます。

 

 ★読者視点は神視点。登場人物の心の声も聞こえます。(フキダシの色がこの色)

 ★ 黒澤 蓮 くろさわ れん


 本編の主人公。高校一年

 男女入れ替わり体質。
 
 弟の凛と共に、新天地で新たに生まれ変わろうと、楽しい学校生活を送ろうとする。友人作りに重きを置き、人との付き合いにはとても慎重である。


 自分自身の事よりも、仲間の為ならば凄まじく有能になる。

 ★ 白峰楓蓮 しらみね かれん


 蓮の女性の姿。類稀なる美少女だが本人にはあまり自覚がない。


 外部には黒澤家の親戚(蓮の姉)となっている。

 楓蓮では世間との関わりあいを最小限にしてきたが、徐々に一人の女性として目覚め始める。

 

 自分を理解してくれる人間が増えるたびに楓蓮は飛躍的に成長してゆく。  

 ★ 黒澤 凛 くろさわりん


 小学校六年生

 男女入れ替わり体質。

 

 兄である蓮を慕い、とっても素直で女の子のような性格。
 ことある毎に兄に甘えてしまい、いつまで経っても、子供のままなので、蓮は凛の将来をとても心配している。

 

 二部中盤で凛オンリーの章があります

★ 白峰 華凛 しらみねかりん


 凛の女性の姿。

 外部との接触が無いので、彼女の存在を知るのは黒澤家の秘密を知るものだけ。

 楓蓮と違い、おしゃまさん。

★ 黒澤 玲斗 くろさわ れいと

★ 白峰 麗華 しらみね れいか


蓮や凛のお父さん。ただいま遠方で仕事中。

麻莉奈や平八。ティナとは大親友。


後半から再び登場します

★ 美神聖奈 みかみせいな


 高校で蓮と同じクラスとなる。実は小学四年生までの幼馴染。

 容姿端麗。成績優秀。運動神経抜群。リーダーシップ抜群。お金持ち。


 高校当初から蓮と関わりを持ち、お互いに影響されてゆく。無二の親友?

 記憶喪失だったが、徐々に昔の事を思い出してゆく。


 二人目の主人公。

★ 平八 へいはち 


 聖奈専属の運転手。

 黒澤家の秘密を知っており、蓮の親である麗斗(れいと)とは旧知の仲

 おっぱい職人。ツイッタのフォロワーは10万以上の有名人。

 作中でも最強だと言われるが……

★ 白竹 美優 しらたけ みゆう

 

 男女入れ替わり体質

 蓮と同じクラスとなる。ピンクの髪が目立つ美人。とても内気で、語尾が変になる。

 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は魔優と入れ替わっている

 歌が上手く、全国でも有名な絵師でもある。(エロ同人が本業)

 

 三人目の主人公。 

★白竹 美樹 しらたけ みき


 白竹美優の男性の姿。

 外部では白竹魔樹と名乗っているので、彼を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で厨房担当したり、サイクルの都合上、学校でも魔樹として振舞う。

 男の子の身体で遊ぶのが大好き

★白竹 魔優 しらたけ まゆう


 男女入れ替わり体質。

 外部では白竹美優と名乗っているので、彼女を知るのは家族と秘密を共有する人のみ。

 主に喫茶店で接客担当。サイクルの都合上、学校でも美優として振舞う。

 心の中は女の子なので、こちらが真の姿となる。

 四人目の主人公

★白竹 魔樹 しらたけ まき


 魔優の男の姿。外部に知られているのは魔樹である。

 蓮の隣のクラスで、常にクール。成績も良く、空手や合気道を習得。

 学校内では魔樹王子と呼ばれるほどモテる。


 自分の家の喫茶店で働いている事になっているが、実は美優と入れ替わっている

 乙女ゲー大好きのツンデレ。

★白竹 麻莉奈 しらたけ まりな


美優。魔優の母。入れ替わり体質。


とてもピアノが上手く、蓮はプロの犯行だと断定。

双子の母だけあり、とても美人だが色々とヤバい人。

男の姿は、でかい上にマッチョらしい。


★ じいじ


 白竹家のおじいさん。喫茶店のオーナー。

 小太りでツルっぱげ。チョビ髭が可愛い。

 厨房担当で楽しい事があると、その場でクルクル回りだす。

★ 染谷龍一 そめやりゅういち


 男女入れ替わり体質。

 蓮と同じクラスとなり、前の席という事で付き合い始める。

 わりと積極的で、クラスでも人気がある。

 楓蓮に一目惚れし、ずっと彼女を追い求める。

 オムライサーでありポニテマニア。

 

 五人目の主人公

★山田 龍子 やまだ りゅうこ


 龍一の女性の姿。

 楓蓮を追って同じ喫茶店で働く事になる。全国でも有名な山田組の人間。

 ケンカが強く、蓮も認めるほど。

 楓蓮に近づく男を排除しようとする俺っ子。

★山田 虎子 やまだ とらこ


男女入れ替わり体質。龍一の弟(妹)

全国統一を夢見る女の子。既にチームを結成しており、チームヴァルハラと名づける。

口調はキツいが、兄弟には頭が上がらない。

デコトラならぬデコチャリで街中を暴走する。

★染谷 翔一 そめや しょういち 


男女入れ替わり体質。龍一の兄(姉)

龍一が恐れる唯一の兄貴。百人でかかっても勝てないらしい。

ただいま、新婚生活真っ最中。

★染谷 桜 (そめや さくら)


 翔一の奥さん。普通の人間。

 とても清楚で大人しそうな美人だが染谷三兄弟は彼女に対し頭が上がらない。

 翔一を女らしくする為、日々調教中。

★百済 紫苑 くだら しおん


 高校二年。軽音部。実家はソッチ系統の百済組。

 楓蓮達と一緒に喫茶店でバイトを始める。関西弁ちっくな喋り方だが、とても優しく後輩想い。

 蓮の同じクラスである、米山まゆこと、坂田沙織は小学校からの付き合い。

 マイブームはマジョリーナちゃん(ミニチュアダックス)を可愛がる事。

★坂田 沙織  さかた さおり


 高校一年。蓮と同じクラス。

 いつもニコニコ。おっとりとした口調でマイペース。

 紫苑と同じ軽音部。ベース担当。

 親が犬のブリーダーで楓蓮に二匹のダックスを譲る。

★ 西部

 蓮と同じクラス。

 事あるごとに蓮に絡んでくるが、その目的は聖奈や美優と接点が持ちたいが為である。

 ツイッター名では「モントゴメリー」。おっぱい職人を神と崇める。

★真鍋

 蓮と同じクラス。西部の友達。

 頭は良く、テストでも上位だが、彼もおっぱい職人を神と崇める。

 ツイッター名は「穴バースト」

★米山 まゆこ (だんじりバージョン)


 蓮と同じクラス。坂田とは昔からの親友で、紫苑は先輩に当たる。

 魔樹王子にベタ惚れてしまい、蓮に紹介してもらえるよう頼んだ。

 バスケ部所属。一年なのに相当の実力を持っている。

★ 三輪 加奈子 みわ かなこ

 

 蓮と同じクラス。坂田沙織の友達で幼稚園からの付き合い。

 男の子同士がホニャララするのが好き。

★ 清原 愛美 きよはら まなみ


 魔樹と同じクラス。米山まゆこと中学時代からの付き合い。

 ちなみに魔樹王子と呼び出したのはこの子。

★ 梶谷


 蓮と同じクラス。西部の友達で小学生からの付き合い。

 バスケ部所属。一年でレギュラー筆頭。

★高坂


蓮と同じクラス。梶谷の友達。

ギャルゲーのアイドルプリンセスをこよなく愛する男の子。

★ 鼻


楓蓮が命名。

その昔、蓮にケンカ売ってきたり、美優をナンパしたり、ろくでなし男であったが楓蓮や龍子にボコられる。だが楓蓮に鼻を治してもらったと勘違いしている。

楓蓮に殴られてから、とんでもなく優秀な男へ変貌する(だがケンカは弱い)

★ヴァルハラメンバー 


 只今メンバーは八人。

 虎子率いるチームヴァルハラメンバー。俗に言う不良だが、楓蓮。龍子。虎子には従順。

 実は全員イケメンレベルだが、とにかく頭も弱く、ケンカも弱い。

 NO表示されており、変なヤツが混じってます。 

 竜王 冴子 りゅうおう さえこ


 高校一年。西部曰く、彼女と美神聖奈。白竹美優を三大美女認定している。

 いつも笑顔。とても愛想が良い彼女だが……

 王二朗曰く、超危険人物。鞄にスタンガンを隠し持ち、女の子を襲うらしい

★ 播磨 王二朗 (はりま おうじろう)


 高校一年。竜王冴子と共に登場。190センチの巨漢であり極道顔。

 とてもじゃないが高校生には見えない容姿に、シルエット姿となっている。

 警官とエンカウントすると、ほぼ職務質問されてしまう。

 ゴリラのモノマネが神がかっている。

★竜王 将哉 りゅうおう しょうや


 萌ゴリと共に現れた男性。とてもイケメンだが萌にナンパーマンであると暴露されてしまう。萌は恋人だと告げるが……楓蓮は最初から将哉を警戒する。 

★稲坂 萌 いなさか もえ


 楓蓮が早朝マラソンに出かけた際に知り合った女性。

 巨漢で筋肉質なので、楓蓮は男だと勘違いするほど。

 とても気さくでしゃべりやすい印象を受けた萌ゴリ。ちなみにラッキースケベ体質。

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