唯識論者の視点から見た世界
文字数 512文字
みんなが価値がある、と認めているから。
ぶっちゃけ、世の中黄金が価値を持たないところもある。
みんながそうだと認めているから。
人の道徳が通用しないところもある。
科学的な技術を追求すれば発展する、という発想はどこから来てるの?
みんながそうだと認めているから。
科学的な技術がもう限界だ、という科学者も多い。
世の中の常識ってみんながそうだと思っているからであって、結構あやふやなんだね。
どこかの宗教が神様なんてものを想定するように、現実だってあやふやなところなんでしょ?
現実世界は極めてスリリングなバランスの上に成立しているから。
世界の常識があっという間にひっくり返る時も、あるいは来るかもしれないのよ。
人の共通了解をひたすら追い求める時代、共感とかそういうのが大事な時代、事実を追求しても答えは出ない、当たり前だよね。
共感されたことと事実は違うんだから。
人の共通了解、共感という人間の頭の中にしかないものが、現実を動かすのかしら?
それでいいじゃない。
人と共有できる事柄なんて、信じているか否かの差なんだから。
それだけわかっていれば安心よ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)