7.想い出を生きていてはだめ

文字数 1,203文字

[時には想い出行きのガイドブックに任せ
あの頃という名の駅で降りて昔通りを歩く]
さだまさし「主人公」

僕とMは3年ぶりに会った。
どちらかが引っ越したり、
メアドを変更していたら
過去はもうつながる手段がなかったが、
いまやSNSがある。
でも僕らはその手段を使わなかった。

僕たちが別れた日から一年後に毎回会おうと話していた。

ベタですね
ベタベタなのはアソコだけ


別れて三年目の4月1日に僕はその場所へ行ってみた
にしてもなぜ4月バカの日に別れるのかね

[なくした時間を男は振り向き 女は消し去る]
近藤真彦「愚か者」

想い出のカフェにふらっと
H2O
「想い出はおっぱい」\(__)
「想い出がいっぱい」

[大人の階段上る君はまだシンデレラさ]

[冥土の階段上る僕はもうツンデレらさ]

なんとそこに彼女はいた
僕はなぜか慌てて店にコソっと入って見つからないように

なにを話そうかと考えていると
目の前に人の気配を感じたので
目の前にいたのは彼女だったので驚いて
エスプレッソという所を
セレッソ大阪と言ってしまった(イミフ)。

S:ひょっとして一年前や二年前もここに来ていたの?

M:もちろんよ、あなたも来ていたんでしょう、時間が違うだけで

S:いや来てないよ(僕は正直マン)
1年目は君の家の近くをうろついていた
2年目は君と初めていった海にいたよ


~湘南~
はいしょうなんです

一人の海は寂しいけれどシーズンオフのウィークデイはそれなりにいれるね。
昔からよくそういうことをしたいと考えていたが一人じゃ無理で
でも君の幻を見ながら一日中いた。
そんな海をみていると浮かぶ言葉がある。

[Boys on the Beach諦めばかりのつまらない大人にはなれないよ]
TUBE「Boys on the Beach」

https://youtu.be/iipL1y9rkr0

そう、こんな歳になっても恋ができるのは素晴らしいこと。
もうそれだけで[つまらない大人]ではないと言える。

海にいたとき考えた
[人はどうして悲しくなると海を見つめに来るのでしょうか?]
渡辺真知子「カモメが飛んだ日」

https://youtu.be/O4ZXFEpwHQs

海がよく歌に出て来るのは
波に洗われる=浄化だからと思う
そうかそうか(じょうかじょうか)

根拠はないけど寄せる波を見ていると、またやっていけると思うよね
そして3年の時を経て、なにかの引力でまたここにいる

[つまらない大人]という言葉を使った元祖は

[つまらない大人にはなりたくない]と歌った
佐野元春
佐野元春「ガラスのジェネレーション」

https://youtu.be/bvKH8uVhIVE
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