第31話:ロサンゼルスから帰国

文字数 1,340文字

 ジュラシックパークの森で恐竜に遭遇しキングコングが搭乗したりと色々と仕掛けが用意され興奮した。映画の主人公になった気分で逃げる場面がやってきてバスの中でもハラハラする場面が多い。飛行機が墜落した、とんでもないシーンや住宅街が燃えて崩壊した場面が本物そっくりに、演出された。実は、ここは本当にヘアウッド映画の撮影に使われた場所だと聞かされた。

 ヒッチコックのサイコのベイツモーテルがあったり、スピルバーグによるジョーズの撮影シーンで突然爆発するびっくり演出。本当に爆発して燃えているので、そばに行くと、熱く、本物そっくりの迫力があった。その後、ジュラシック・パークの世界を巡る、船のような乗り物で、川の中から恐竜が出て来た、水しぶきもすごかったが、それ程、濡れることもなかった。

 しかし、早口の英語で、半分位しか理解できなかった。その後、三郎が、昔からウエスタンが好きだったので西部劇映画をテーマにした「ウエスタンエリア」に行こうと話した。 そこでウアイルドウエスタンショーを見学したが、コメディみたいだった。その後、歩いているとオズの魔法使いのアトラクションが目に入り、「オズの世界」とかいてある入り口をくぐった。

 アメリカの田舎に暮らす少女ドロシーが竜巻に巻き込まれて飛ばされてきた不思議な国オズ、入口から続く黄色い煉瓦の道・イエロー・ブリックロードのは、いくつかのショップやレストランがある。ブロードウェイ・ミュージカル特別版「ウィケッド」が上演されるエメラルド・シティが見えたので入った。ミュージカルが始まると、奥さんが、オズの魔法使いねと言った。

 ミュージカル女優の歌声が素晴らしいと絶賛していた。これは素晴らしいねと、大喜びしてくれ、三郎も素晴らしい、踊りも歌もアメリカならでは、だねと言った。次に、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」に行こうと言うと、奥さんも見たことがある映画だと話した。時間を越え、タイムとラベルできる車、デロリアンに乗って、主人公の毒の気分になった。

 出発するとデロリアンの運転席の画面に相棒の博士の声のナレーションが始まった。その後、アドベンチャーは、スリル満点で、次々のドキドキ、ハラハラで、まるで映画の世界の中に入ったような錯覚を覚えた。その後、悪役のビフも出て来て、恐竜も現れ、食われそうになるし、溶岩の中を流されるというストーリでした。

 デロリアンの運転席のテレビから聞こえる博士のナレーションも迫力満点で、とても興奮できた。その後、昼食を食べに行き、ゆっくりして、時計を見ると15時過ぎていた。外に出ると、アトラクション、パレードが始まって、大勢の観客が道を埋めていた。それを見てから、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドを出た所で、ホテル行きのバスの停留所を調べて、乗って帰った。

 ホテルに着くと17時近く。疲れたので部屋でゆっくりし19時に夕食を食べた。明日、日本に帰るので帰り支度を始め、22時頃には眠りについた。翌日、朝8時にホテルを出てロサンゼルス空港の登場口へ行き、手続きを取り近くのカフェで朝食にし、11時前の飛行機に搭乗し出発。12時間の飛行で成田空港に15時半に到着。その後、車で30分足らずで自宅に帰った。
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