ゲームと現実2
文字数 1,101文字
沙織は頭を抱えると
2018/02/08 09:18
沙織は咳払いをする。
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ドットの蒼太に視線を向けられ、慎也は頷く。
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隣で騒いでいる男たちを横目に
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沙織は耳を塞ぐ。
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さすがに、姿が見えないと心配をする。海外での仕事が忙しいとはいえ、週末にはテレビ電話で会話をするのが日課だ。
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兄貴の幻影見せれるみたいだし、と沙織が続ける。
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気のせいか、画面が徐々に薄くなっている。
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そして、蒼太は重大な事実に気付く。
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沙織が最悪の事態を想像する。
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セルディックの言葉に、蒼太は手を叩く。
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その素直な言葉に、一瞬セルディックはキョトンとした表情をする。
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セルディックは沙織の方に視線を向ける。
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沙織は頬をほんのり赤く染め
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小刻みに動いているドットの蒼太を見て
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慎也が声をかける。
蒼太は目を輝かせながら
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蒼太が断ろうとすると「まあ、見返りはあるぜ」と自信たっぷりに慎也が言う。
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一体なんのことだろうか、と考えながら蒼太はアプリを終了させた。
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