第45話 なんか想定と違った

文字数 142文字

 話し相手が欲しかったので真夜中に王女の幽霊が映る手鏡を買った。
 早速スタンドに立て掛け、ペットボトルのミルクティーとお高めのクッキーも供えて待つ。
 やがて噂の時刻になり部屋の灯りが突然消えた。
 鏡に青白い人影が見えて私は拍手で出迎えた。
 だが人影は何も言わずそのまま消えてしまった。
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