第157話 『 原発 幻魔大戦 』

文字数 1,045文字

 もちろんブクオフの100円コーナーでだが、
 見つけて思わず買って。
 それでも怖くて恐くて、とても読みだせずに何年も、
 放置していた…本。



 今回、とうとう、覚悟を決めて!
 読んでみたら… w(ーー#)w

 タイトルから想像していた、あらゆるパターンを裏切って…
『幻魔大戦』とは、まったく何の関連性もない…
 おどろおどろしくもエロくも崇高でもない…
 どっちかって言うと
『…私のカネと、時間を返せ~ッ!!★』…と、
 叫んでしまったシリーズ★(--#)★

(こんな浅薄な内容の本に、『幻魔大戦』の名を騙るんじゃねぇッ★)

 まぁ絵は上手い。というか、
 少なくとも、下手ではない。

 超ド級の社会派問題を、完全なる私小説風?に描く、という、
 手法?というか視点?? も、面白いっちゃ、まぁ面白い。

 しかし。

 まぁ、いわゆる『 にわか 放射脳 』と呼ばれた人々の…
(つまり、【311後】に、突如としてドロナワ式に
 原発や社会構造の問題を猛勉強?し始め…
 ネットと数冊の著名で安易な本のみから得た知識で、
 高踏的に【オレは真実を知ってるんだぜ!】的に、
 得々として説教をはじめ、周囲をうんざりさせた、アノ類の人々の…
 心理と行動を精確描き伝えた。という点では、
 ある意味で歴史的史料的な価値のある作品。
 とは、…まぁ、言える…。

 原発反対・放射能危険!と言いながら、
 空間放射線量を調べることすらせず。

 平然と、深刻な汚染地域と化した首都圏に居座り、住み続け…
 被曝防御をまったく考慮せずに【 脱原発パレード 】に出かけていった…
 あの、人々…

 私とは、まったく相いれない価値観と行動原理の…
 人々。

 まぁ。あの当時のそうした人たちの行動と生態を後世に語り伝える…

 貴重な史料である、とは、言える… んだってば。
 ただ。(--#)★

 作者の人間性の低さが… 私には、ガマンがならない。
 とりわけ、不快きわまりない、【女性蔑視】観まるだしの、
 コマやセリフが、何か所か、あるので…

 女性には、お薦めしない。(絶対的に読後感が悪い★)

 ===

 …ただ。あれだ。

 実在の政治家たちを実名ばりばりに丸出しのまま、
 罵り倒し、批判しまくる…

 こんなリスキーなマンガを、世に出した、
 エンターブレインという会社は、
 意外に!(失礼ながら)
 想定外に、硬派な、会社さんらしい…☆☆

 ってことで、外していた『 投稿先 候補 』リストに、
 改めて、組み入れることにしたのであった…

(その点では、収穫の大きかった数冊であった…w)





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