Part1 キミオシ御一行様

文字数 682文字

「おい……風李……」かいと
「なに?」ふうり
「お前……いいのか?」かいと
「だから…なに?!」ふうり
「風李……」かい・ふうか
「ここまで入ってきて…いいの?」かい
「いいの!」ふうり
「キャー」皆
「寒い。」かい
「早く戻ろうぜ。」かいと
「風李ちゃん……こ、これは……よくないかな……。」しょうへい

彼は夜宮ナンパこと、夜宮翔平!
私達は、今遊園地に向かい……バスに乗っているのですが!

「あー…落ちる…。」ふうか
「ここにいて怒られないかな?」かい

私達は……今、バスの後ろのちっちゃい部屋にいます。(なぜ?それは風李に連れてこられた)

「運転手に怒られるよ……。」かい
「大丈夫、山岡財閥(風李の名字は山岡で、山岡家は財閥です)の私がいるからね!」ふうり
「で、でも……。」かい
「このバスは私達山岡が作ったバス。だからこのバスは、私の願いが詰まっているの!」ふうり
「風李ちゃんのお父さん、凄いね~。」しょうへい
「でしょ?私のお父様は世界一よ!(その上を行く王国があることを風李は知らない)だからね……ジャーン!動いても落ちません!」ふうり
「おー。(棒読み)」皆
「後ろはもう、最高だよ!」ふうり
「なんで?」ふうか
「はい、ポチっとな(死語)」ふうり

ウィーン…ガチャン

「わ、机と椅子が出てきた!」ふうか
「こっちのボタンを…ポチっとな(再び死語)」ふうり

シュゥ……カラン

「わ、パンケーキだ!」かい・ふうか
「うまい……。」かいと
「それに……曲も流れるんだよ?」ふうり

~恋してる君に 恋してる僕は ちょこっと気付いてほしい I love you~

「すごい……。」ふうか
「あ、もうすぐで着くみたいだよ!」
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