第11話
文字数 437文字
朝起きたら、自分の部屋で、
今までのことは全て夢だったんじゃないかとも思ったけれど、
目が覚めると、そこは昨晩泊まったホテルだった。
朝食を食べにホテルのレストランにいくと、
そこにはカナトさんの姿があった。
ニコっとほほ笑むカナトさん。
私はレストランでカナトさんと一緒に朝食をとった。
訳の分からない現象が起きてて、心細くて……
これが現実だっていうのはすごく不安だけれど……。
それでも、
カナトさんが夢じゃなくて
現実に存在している人で、よかったって思った。